みかこさん(1) (KCデラックス モーニング)

著者 :
  • 講談社
4.15
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本棚登録 : 696
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063758160

感想・レビュー・書評

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  • 素晴らしい。絵から滲み出る文才をこれでもかと感じるジュブナイルだった。モノローグとイラストがひとつになって思春期を繊細に描いている、この文脈の見せ方はすごいなぁとただただ感服するばかり。ほつれた糸をひっぱるシーンが、特に気に入った。それと、ナオのうさぎの目の演出が良い。とても心くすぐる作品だ。

  • みかこさん 1巻 (モーニングKCDX)

  • 何も(決まって)ないってことはなんにでもなれるってね。
    まだまだ周りを気にしてしまうなー
    自分と向き合わないと。特別になるとかじゃないにしても。

  • 沁みる傑作。
    青春は、うつろいやすく、どこかにおきわすれるものらしい。痛くて痛くてたくさん泣いた、そんな記憶だけを呼び起こす、あの日の傷あとみたいだ。

  • 女子高生だからっていつも騒がしくしてる訳じゃない。
    女子高生だってこんな風に色々と考えたりするものだ。
    こんなに上手く言葉にはできないけれど。

  • 【レンタル】20140404

    好きなバンドが一緒だった。

  • ちょっと人より感情を出さず、ウサギのようにかわいらしいともだちを愛しみ、髪が長くて少し意地悪でやんちゃな隣の席の男子が気になり、悲しみには慣れた?と聞いてくれる新しい母親に少しずつ馴染んでゆく高校生みかこさん。オールカラーの柔らかいタッチで描かれる日常生活にゆったりした気持ちと微笑ましさがこみ上げてくる。

  • 今日マチ子さんの透明な青に包まれた
    みかこさんの高校生活。

    あまりおしゃべりじゃないみかこさんと
    たくさんの言葉が砂時計の砂のように
    こぼれ落ちてくる仲良しのナオちゃん。

    絶妙に微妙な空気の緑川くん。
    少しの緊張も持ちながらも、深いところで
    繋がり始めている2人目のママ。

    温度計の心臓。
    水溜りと絵の具。
    ヘッドフォンからこぼれる音で知る繋がる世界。

    うさぎのリンゴとケチャップの赤から見えてくる
    あったかく積み上げられてきた日々がいいなぁ。

    パネルの水張りが得意な緑川くんと
    みかこさんのこれからの距離も楽しみ♡

  • そういえば、これが青春だった。

  • webで連載されている物を手元に置いておきたいと購入。
    こんな高校生活だったらなーと思いながら読みました。
    色彩が凄く綺麗で好きです。

    全編カラーだからなので仕方ないのでしょうがこの厚みで900円程というのは少しお財布に痛かったかなぁ。
    少しずつ集めていきたいと思います。

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著者プロフィール

東京都出身。東京藝術大学、セツ・モードセミナー卒。自身のブログで、ほぼ毎日更新している1ページのショートマンガ『センネン画報』が単行本化され注目を集める。2005年に第1回「ほぼ日マンガ大賞」入選。2006年と2007年に『センネン画報』が文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に2年連続で選出。2010年に『cocoon 』、2013年に『アノネ、』がそれぞれ、文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に選出。2014年に『みつあみの神様』で手塚治虫文化賞新生賞、2015年に『いちご戦争』で 日本漫画家協会賞大賞(カーツーン部門)を受賞。その他の作品に『みかこさん』『かことみらい』『U』『5つ数えれば君の夢』など多数。

「2023年 『From Tokyo わたしの#stayhome日記2022-2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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