- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784063759242
感想・レビュー・書評
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なまなましさ
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ほんと映画化とかするんじゃないかと思うくらいよくできたストーリー。バトルシーンもびっくりするくらいかっこいい。
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「僕の小規模な失敗」及び「僕の小規模な生活」でエッセイマンガ家としての地位を確立した、福満しげゆきによる長編マンガ。
ガロなどに掲載されていた短編などから、シュールでアングラなストーリーが展開されるのかと思いきや、良い意味で期待を裏切られました。
「僕の小規模な生活」で連載を続けているせいか、描写力やコマ割りが良い意味で「メジャーっぽく」読みやすくなり、またストーリーも作者独特の「社会的弱者」をメインに据えた視点でシリアスなギャグを小気味良く展開します。内容も荒唐無稽とリアリズムのバランスを上手くとりながら、テンポ良くかつワクワクドキドキしながら進んでいきます。
1巻完結ながらも、良質の映画を観た後のような心地よい読後感があり、何か面白くてサクっと読める作品を探している方にはお勧めの1冊です。
なんかそのうち映画化しそうな内容だなー、とも思いますが、それはそれで楽しみです。
http://okz-web.com/blog/201008/book_seikatsu.php -
僕とオレ、ふたり登場するのがとんでもなく熱い。倫理的にアウトなひとばかりが自然と溶け込む街、たまらないものがある。
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福満先生初の長編ストーリー漫画は、エッセイ漫画と同様に読み応え抜群。常にギャグが盛り込まれている語り口と、妙な緊迫感のある独特な格闘シーンが小気味いい。
すべてが福満先生独特の文法で描かれているので、突拍子もない展開(怪力おばさんなど)になっても、読者をしらけさせずに緊張感を保てるというのが凄い。他の漫画家が普通に描いたらリアリティも何もなくなってぶち壊しになってしまうんじゃないかと思う。福満漫画だからこそ、どんな展開になるかを予測できず、ハラハラドキドキしてまう。
「国家転覆」のスケールまでエスカレートさせる構想もあったようなので、そちらの線でのストーリーを膨らませて妄想してみるのも楽しい。
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カナヅチ父ちゃんかっこいい
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福満しげゆきさんはストーリーやキャラクターの描写などのテクニックではなく作家性が命の作家だと思うので、やはりエッセイの方が面白いなと思いました。(ちゃんと読んだことないですけど…)
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おじさん無双。 チェーン居酒屋行って、周りのウェーイに飲み込まれていたたまれずに外に出るシーン好き。
著者プロフィール
福満しげゆきの作品





