山風短(1) くノ一紅騎兵 (KCデラックス)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063759495

作品紹介・あらすじ

山田風太郎は、短編にも多くの傑作があった!
『Y十M~柳生忍法帖~』以降、お待たせしました。せがわまさきの待望の新連載は、風太郎の短編!
第一幕は『くノ一紅騎兵』。天下分け目の「関ヶ原の戦い」の前年、不穏な空気に満ちた京の遊郭に、ひとりの美少女がいた。名は、陽炎(かげろう)。この美しき者が、天下の形勢を、大きく動かしていく!

美しき者には、人智を超えた忍法があった!快楽極まる、超絶の秘術を見よ!天下分け目の「関ヶ原の戦い」の前年、不穏な空気に満ちた京の遊郭にいた、ひとりの美しき者。名は、陽炎(かげろう)。この者が、天下の形勢を、大きく動かしていく!山田風太郎には、短編にも多くの傑作あり。せがわまさきによる、極上の漫画化、それこそが『山風短』(やまふうたん)!

感想・レビュー・書評

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  • 山田風太郎は、短編にも多くの傑作があった!
    『Y十M~柳生忍法帖~』以降、お待たせしました。せがわまさきの待望の新連載は、風太郎の短編!
    第一幕は『くノ一紅騎兵』。天下分け目の「関ヶ原の戦い」の前年、不穏な空気に満ちた京の遊郭に、ひとりの美少女がいた。名は、陽炎(かげろう)。この美しき者が、天下の形勢を、大きく動かしていく!
    美しき者には、人智を超えた忍法があった!
    快楽極まる、超絶の秘術を見よ!
    天下分け目の「関ヶ原の戦い」の前年、不穏な空気に満ちた京の遊郭にいた、ひとりの美しき者。名は、陽炎(かげろう)。この者が、天下の形勢を、大きく動かしていく!山田風太郎には、短編にも多くの傑作あり。せがわまさきによる、極上の漫画化、それこそが『山風短』(やまふうたん)!
    今回は、上杉景勝と直江兼続と関ヶ原の乱秘話。
    忍法帖ものは、とんでも忍法が多いけどこれはかなりトンデモ。
    すべての黒幕である直江兼続の真意と陽炎が男か女か、真相をぼかしているのが、また余韻が深い。

  • 大島山十郎…男の娘ェ…と思ったら…

  • 美し過ぎる少年小姓、山十郎。
    男しか愛せない上杉景勝の子を孕むため
    直江と真田が共謀して企てた多いなる秘術。
    忍がすごいです。
    山十郎があまりに妖精ちっくでかわいくて、うっとりします。

    男同士の××と言うより、戦国の男達な話です。
    オチは、なるほどと思いつつ、ここまで荒唐無稽なら、
    そのままでも良かったんじゃ?
    と、思った次第。

    でも、ちょっと、山十郎くんの心が本当は誰にあったのか
    もやっとします。
    景勝と、言うよりは謙信ラブっぽいので・・・。

    男ばっかり出て来る中、作中唯一の女性
    菊姫がこわいです(;´▽`A`` 
    ほんのちらっとだけの登場なのに・・・

    山風短て、山田風太郎短編集の略だったったのね!
    次巻もなんか面白そうですよ!

  • 妖艶。かつ潔し。(そういえば奥方だけは女性の本能で真相を嗅ぎつけていたのだな。)
    背景に文字があって普通の漫画のように流れるような読む視線をぶった切られるので、終盤まで読みづらかった。

  • 「快美恍惚の涅槃境においては男子(おとこ)でも孕むことがござりまする!」
    ∑(゚Д゚)

  • トンデモ時代劇を至極真面目に振り切ってやりきり、泣かせ処まで作ってしまうというこの力技。
    「無いだろっ」と思う驚愕の展開。
    ツッコミ処を指摘するのは野暮というものです。
    山田風太郎の短編をせがわまさきが漫画化。
    愉しめました。

  • もっとえろくてもよかったんだぜ!!

  • せがわ まさき×山田 風太郎の第3弾は、「魔界転生」ではなかったです。
    残念。

    で、「山田風太郎短篇集」で、「山風短」……。そのままや。「Y十M」と同じノリや。題名は、「バジリスク」がかっこよかったなぁ。
    なんて思いながら読み始めましたが……。おもしろいコレ。

    ちょうど大河ドラマで、直江 兼続をやっていて、ちょっと知っているので、おぉ、直江ってそうなんだ……というおもしろさがありますねぇ。
    短編だとけど、マンガにすると丁度1巻。
    絵は素敵です。

    話も、かなりおもしろいと思います。わたしは、好きです。アホだけれど(笑)
    短編なので、次は、まったく別の話になるのだと思われます。予告によると、宮本 武蔵みたいです。

  • 題材がそもそも焼き直ししようがない。風太郎だから許されるんだろうなぁ…

  • 原作は読んだことないけど、コミックだけ見てもとてもパワフルな作品だなあ…と。

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著者プロフィール

デジタルでの漫画制作の先駆者の一人。伝奇小説的な作風が特徴。近年では山田風太郎作品のコミカライズを多く手がけている。
1997年に『コミックモーニングオープン増刊』に掲載の『千魔物語り』でデビュー。以来、『ヤングマガジンアッパーズ』や『週刊ヤングマガジン』などの雑誌で作品を掲載している。『バジリスク ~甲賀忍法帖~』で第28回講談社漫画賞(一般部門)を受賞。
代表作:『Y十M ~柳生忍法帖~』(原作:山田風太郎)『山風短』(原作:山田風太郎)他。
現在『月刊ヤングマガジン』『十~忍法魔界転生~』(原作:山田風太郎)を連載中。

「2015年 『新装版 鬼斬り十蔵(4)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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