BECK THE GUIDEBOOK COMPLETE EDITION (KCデラックス)

ハロルド作石 月刊少年マガジン編集部

• 講談社 (2010年8月17日発売)

作品紹介・あらすじ

　

感想・レビュー・書評

[Yu-kokuさんの感想 · 2022年2月9日]

私の期待していた、「登場キャラクターのプロフィールなどのパーソナルデータ及びストーリー上での設定・主軸ストーリーには十分に組み込めなかった小話」というものはあまり収録されていませんでしたが、「『BECK』作中に登場した実在するアーティストに関する話・『BECK』を読む上で押さえておきたい予備知識」が多数収録されており、「ああ、あのときのあの舞台設定にはこういう意図があったのか」というような気づきや発見があり、とても楽しめました。

『BECK』は音楽(楽器・アーティスト・楽曲)知識があればあるだけ楽しめる漫画なのだな、と改めて感じました。

当書を読み、得た音楽知識。これを携え、漫画『BECK』を再度読み返すことで、ストーリーやその背景にあるものを、これまで以上に深く楽しめることが出来そうです。

著者プロフィール

愛知県春日井市出身。代表作に『BECK』『ＲｉＮ』『ゴリラーマン』『バカイチ』『ストッパー毒島』などがある。現在はヤングマガジンにて『７人のシェイクスピア　NON SANZ DROICT』を連載中。

「2020年 『7人のシェイクスピア　NON　SANZ　DROICT（13）』 で使われていた紹介文から引用しています。」