天才柳沢教授孫・華子との生活A New Selection (モーニングKCDX)

  • 講談社
4.13
  • (6)
  • (6)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 61
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063759549

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 柳沢教授のイメージそのままの、チョコレート色の重厚ながらもおいしそうな表紙に
    白抜きの元気な華子の勇姿が飛び交う、お話にぴったりの意匠にひとめ惚れ♪
    この白抜き華子ちゃん、切り抜いてオーナメントにして飾りたい可愛らしさです。
    (もちろん切り抜いたりはできないけど。。。あっ、カラーコピーすればいいんだ!)

    おじいちゃんが好きで好きで、
    おじいちゃんを真似ることにとにかく一生懸命で
    ぱっちりおめめをわざと細めて、眉間に皺を寄せている華子が微笑ましい♪

    そして、けっして大人の都合のいいように誘導することなく
    華子の突飛な振る舞いをおおらかに見守り、
    折に触れて「死」や「生きるよろこび」や「お金」や「労働」を
    華子の目線に降りてレクチャーする
    柳沢教授が、惚れ惚れするくらい素敵です!

    華子たちに滅茶苦茶にされた書斎の様子を見ても怒りもせず
    カムフラージュの粘土製のヘッドフォンや
    キャラメルやガムで作ったPCのキーボードに
    子どもの創造性を見出して感動し
    他に「作品」はないかとわくわくしながら捜しまわる教授に
    胸がきゅん♪とする、素敵な1冊です。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「そうそう、買いです♪買いなのです!」
      はい、カートに入れました、他の本を決めたら購入です。とりあえず本編「天才柳沢教授の生活」(のベスト版...
      「そうそう、買いです♪買いなのです!」
      はい、カートに入れました、他の本を決めたら購入です。とりあえず本編「天才柳沢教授の生活」(のベスト版等)は、図書館に予約して借りるコトにしました。
      「フォローさせてください(=^・・^=)」
      ありがとうございます。
      2012/07/25
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      何でこんなに胸に響くんだろう、、、「親」と呼ばれる人、これから「親」と呼ばれるであろう人、全てに捧げたい。
      何でこんなに胸に響くんだろう、、、「親」と呼ばれる人、これから「親」と呼ばれるであろう人、全てに捧げたい。
      2012/08/08
    • まろんさん
      おお!nyancomaruさん、読んでくださったんですね♪

      大好きな本を、「胸に響く」と言ってくださって
      とてもとてもうれしいです!
      おお!nyancomaruさん、読んでくださったんですね♪

      大好きな本を、「胸に響く」と言ってくださって
      とてもとてもうれしいです!
      2012/08/08
  • 『天才 柳沢教授の生活』がずっと気になっていて、買おうかどうしようか迷っていた。
    そんな時にこの本をみかけて、可愛い表紙にふらふらと吸い寄せられ、これが面白かったらちゃんと全部読むんだからと自分に言い訳しながら購入。

    華子ちゃん、めっっっさ可愛い!
    柳沢教授が大好きで「おじいちゃんみたいになりたい」と頑張る華子ちゃんは、とっても元気でとってもいい子。
    そして柳沢教授はすごく素敵な大人。
    華子ちゃんは人を見る目があるなぁ、素晴らしい!と思いながら読んだ。

    単行本を探しに本屋さんに行こうと思う。

    • takanatsuさん
      「図書館で調べたら、あったので」
      なるほど!図書館という手がありますね!
      漫画を図書館で借りる習慣がないので思いつきませんでした。
      調...
      「図書館で調べたら、あったので」
      なるほど!図書館という手がありますね!
      漫画を図書館で借りる習慣がないので思いつきませんでした。
      調べてみよう…。
      2012/07/25
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      もうボロボロです。
      「他にないか?何か作品は(P127)」「私が決して教えられなかった(P161)」「これから受け取るであろう(P213)」...
      もうボロボロです。
      「他にないか?何か作品は(P127)」「私が決して教えられなかった(P161)」「これから受け取るであろう(P213)」
      教えてくださって有難うございます。
      2012/08/08
    • takanatsuさん
      nyancomaruさん
      いえ、私はお礼を言われるようなことは何もしてません…。
      気に入っていただけたようで何よりです。私もとても嬉しい...
      nyancomaruさん
      いえ、私はお礼を言われるようなことは何もしてません…。
      気に入っていただけたようで何よりです。私もとても嬉しいです!
      2012/08/08
  • おじいちゃんに憧れて経済学書を持ち歩く華子。華子のために買った絵本を真剣に読む教授。どちらも人間として、愛らしい。

  • 華子が成長して、教授夫妻が老いて、そうしていつか死んで行くという、当たり前で、でもフィクションの中では忘れていたい事に、静かに悲しくなった。

  • 華子の話を集めたもの。
    華子と「死」との出会い。じんとくる。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1980年「週刊マーガレット」からデビュー。主に少女マンガ誌を中心に活躍していたが、『天才 柳沢教授の生活』で「モーニング」に不定期連載を開始。以降、『不思議な少年』など話題作を発表し、女性、男性問わず幅広い人気を得る。現在、「モーニング」にて『ランド』を月イチ連載中。

「2018年 『杉原千畝 命のビザ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山下和美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×