ITAN　3号 (KCデラックス)

びっけ 阿仁谷ユイジ イシノ・アヤ 冴凪亮 鈴木有布子 雲田はるこ 会田薫 田中相 吟鳥子

• 講談社 (2010年12月24日発売)

感想・レビュー・書評

[きりゅさんの感想 · 2011年3月20日]

2010/12/26購入・2011/03/20読了

「超常能力」
無理やり共通点を引き出した結果
こうなったのではなかろうかと勘ぐっている
私の性格の悪さを改めて思い知りました。
イラストの上手さに惹かれるものの、
結局はお話の上手さで漫画家を
すきになる傾向にあるようです。
そろそろ次巻が出るのが楽しみです。

■naked ape「Lily」
「Magnolia」読者にはたまらないのではないでしょうか。

■阿仁谷ユイジ「テンペスト」
皇にやる気が出てくれて良かった。自分のわがままで判断しなくて良かった。

■アサミジョー「２まいめ」
妙にツボる。

■吟鳥子「nagi」
嵐と歌留多が掟を破ってしまったから、黒船来航になってしまったのか・・・
悲しい物語。

■安堂維子里「StarDrop―神様のルールブック―」
面白いお話だった。感動。

■群青「まつるかみ」
わんこになったつる子がかわいい。

■冴凪亮「ロックウェル＋ギャングスター」
ロックウェルとギャングスターの間にある記号は「＋」なのか・・・？
ロゴで見ると「×」に見える。
さておき、L=ハイネ若い。

■鈴木有布子「星河万山霊草紙」
一歩を応援したくなる。

■ツナミノユウ「隠慎一郎の電気的青春」
先生には、彼の心を開くように頑張ってもらいたいもんだ・・・

■タカハシマコ「それは私と少女は言った」
自殺した特別な少女は、霊として4人と一緒に居た？

■南国ばなな「福耳美ブラザーズ」
生霊怖い。

■雲田はるこ「昭和元禄落語心中」
ようやく落語のコツを掴んできた与太郎。がんばれ与太郎！

■イシノアヤ「伊坂家男子s」
イチイにもいいところあるね。

■びっけ「掌の花」
最初はどうなることかと思ったけど、ハッピーエンドでよかった。

■会田薫「梅鴬撩乱」
幕末好きにはたまらんのではないでしょうか。

■田中相「地上はポケットの中の庭」
死を恐れていたら生きる楽しみを失ってしまう。

■大石フジコ「吸血鬼シグマくん」
ページ数に「あちこち」と書いてあったことに初めて気づいて笑いました。
何気に好きです。

[うめみーさんの感想 · 2011年2月11日]

大体全部面白かったのだけど、また買おうかなとは思わないという微妙なライン。というめっちゃ上からな感想。。。

私は漫画雑誌ってあわないのかな。あれぐらいじゃその話や作者に興味持たない。あるいはほんの一話で引きつけられるほどの話に出会ってないのか。

まぁどっちにしろ、私はこれから興味を持った単行本を買うのでしょう。

著者プロフィール

上質感漂う世界観と画風が人気の、注目作家。
代表作は「真空融接」「獏～BAKU～」「あめのちはれ」など。
現在は「ITAN」（講談社）で「王国の子」を、「ウィングス」（新書館）で「極彩の家」を連載中。
「ARIA」では2015年より「ヤギくんとメイさん」を好評連載中。

「2018年 『ヤギくんとメイさん（3）』 で使われていた紹介文から引用しています。」