×××HOLiC(19) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
3.87
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感想 : 129
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063760392

作品紹介・あらすじ

不思議コメディ!
霊感体質の持ち主、四月一日君尋(ワタヌキキミヒロ)はある日、吸い寄せられるように一軒の家に…。そこは、市原侑子(イチハラユウコ)という名の妖しい女性が主人をつとめる店で、どんな願いも、見合った対価をはらえばかなえるという。そこで働かざるを得なくなった君尋は、今日もコキ使われて…!?


「店」を営み続ける四月一日を取り残したまま、百目鬼やひまわり、小羽のうえに時間は過ぎる。ある日、四月一日の夢のなかに蝶が現れ、何かを言いたそうに飛びまわる。四月一日は蝶に問いかけるが、何もわからないまま夢は覚める。蝶は四月一日が待ち続ける「あの女」の花押だ。気になった四月一日は術を使い蝶を捕らえるが‥!?

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ最終巻。

    侑子のいない店を守ってきた四月一日が、最後にようやく彼女の残した夢に触れて、それでもなお彼はこれまで通り店をつづけていくことを決意するところで、物語は締めくくりとなっています。

    本巻でこのシリーズはひとまず締めくくりとなりますが、劇的な物語の動きはありません。侑子が百目鬼に託した卵の秘密も、百目鬼のセリフのなかで示唆されてはいますが、はっきりとした答えが与えられているわけではないように思います。そのことが逆に、悠久の時のなかでそれぞれの営みをつづけているキャラクターたちの姿がくっきりと描き出されており、本作のもつ独特の雰囲気をこれまで以上に高い調べで読者に届けているように感じられました。

  • おもしろかった~!
    ツバサとリンクしてる部分は両作品読まないとわからないわけですが、両作品読んだ上でこちらの方が断然絵もシンプルで話もわかりやすく読みやすかった。
    ただ…続くなら続く…で19巻という半端な数字で終わらなくてもよかったんじゃないかな~?
    続編、戻の方も楽しみにしてます。

  • 最終巻の、第19巻。
    エピソードとしては、重陽の節句、蛇の目、百目鬼のつてからの依頼、不思議な夢と過ぎ去った時の流れ。
    百目鬼の預かった卵の役割も最終回で明らかになる。

    ひまわり、百目鬼、小羽達の時の流れと、移り変わらない四月一日の時の流れが共に描かれる。
    直接的にでなく、互いに色々な葛藤があったのだろうと感じ取らせている手法が素敵。
    半ば狂気に近いような思いで侑子の事を忘れずに待ち続ける四月一日が切ない。
    百目鬼と遙がそっくりの姿だったのはこの伏線だったのか……。

    きっぱりと「終わり」然としてはいないが、趣のある、XXXHOLiCらしい終わり方。

  • 少なからず人生観に影響を受けた。

  •  ながくながく、とおい、ゆめ。
     夢十夜。
     いきているものとしんでいるものは、ちがう。
     死は、覆すことができない。
     時を止めても、なにをしても。そのひと自身が『死んだ』という事実はかわらない。
     時は、ながれつづける。

  • 『xxxHOLiC』は全19巻なんですね。
    続きが出てもおかしくない終わり方だったので、最初はちょっと呆然としていたのですが、思えば商業デビュー作の『聖伝』でも夜叉王以外の仲間は死んだし、『東京BABYLON』でも悲しい終わり方をしたし、今は連載ストップしてる『X』が再開してもやっぱり劇場版やアニメ版のような終わり方をするだろうし、『xxxHOLiC』の作風や世界観からすると、CLAMP先生がこういう終わらせ方をしても不思議ではなかったわけですよね。

    最終回では四月一日と、あと百目鬼の子孫しか出ておらず、それ以外の主要キャラはもういなくなっていて凄く切ないですが、百目鬼静の想いを受け継いだ子孫がそばにいるということは、きっと何年たとうと子孫がずっとそばにいるのだろうから、少なくとも四月一日は独りで待ち続けることはないわけで、それが一番の救いでした。
    主要キャラが皆いなくなって、でも主人公は決して孤独ではない。
    こういうところは『聖伝』の終わり方に近いですね。

    CLAMP先生が出してきたこれまでの作品からすると、死んだ者は絶対に生き返らないので、侑子さんが生き返ることも絶対に無いわけですよね。
    四月一日がいつか侑子さんに会えるとしたら、百目鬼静の祖父・遙と同じように、夢の中でしょうか。
    どういう形にせよ、いつか四月一日が侑子さんと会えることを祈っています。

    あと、いつか別の作品で、また四月一日や侑子さん達の姿を見られたらいいなー。
    もちろん一番見たいのは「xxxHOLiC世界の四月一日たち」だけど、「異世界の同一人物」でもいいから、また四月一日たちを見たいなぁ。
    『ツバサ』で阿修羅を見られた時はすっごい感動したもん。

    そういや単行本を読み返してから気づいたんですが(超遅)、ひまわりちゃん事件の後に「右の小指は二度と動かない」といっていた侑子の言葉通り、四月一日の右の小指は、ひまわりちゃん事件から最終回までずっと曲がりっぱなしなんですね。
    読んでるこっちはすっかり忘れてたのに、ちゃんと徹底して描いてたんですねCLAMP先生。

  • どんどん変化していた四月一日がここに来てまた別人のような性格になった。あまりに落ち着きすぎて当初の面影はもう無い。店とともに侑子さんのキャラクター性の一部も引き継いだかのように…

    さて、『籠』に入ってからは一話完結のいつまででも続けられるスタイルに戻っていたので、この巻でどう完結するのかと思っていたがまさか…こんなあっけない終わり方とは。
    いつまでも続けられる=いつでも終わらせられる…か。
    その辺のなんとも釈然としない部分で評価を低くした。

    確かに HOLiC らしい雰囲気の幽玄で余韻のある終わり方ではあったが、百目鬼(最終話の静の曾孫の言動に静に慣れ親しんでいる読者には微妙に違和感を感じる程度の差異をもたせているのは見事)や小羽ちゃんのその後以外にも心残りや気になることが多く残されたまま。
    そう、『籠』というシリーズの本質を描いた衝撃の最終話はテーマだけじゃなく、描写的にもどこか寂しい感じがしていたのだけれども、その原因はこの話にマルモロやモコナの存在を感じられないから…そしてそれはきっと意図的なものだろう。


    幣串かわいい…

  • ”完結”という言葉が信じられないくらい、酷い終わり方。

    作者さん・・CLAMPの場合は大川さんか、
    頭の中で解釈があってこそ、ああいった終わり方なんだろうと思う。

    『ここで終わろう!』
    そんな線引きが例えばあったとしても、やむを得ない事情により引き延ばされた部分とかもあったかもしれない。
    しかしこの終わり方はちょっと・・・酷い。

    何気ない日常のシーンで物語を終える、私はそれも良いと思う。
    が、この話には多くの謎が残っているから、
    『いや、名前変えて新しくHOLICの続き書きます』とか
    『いやいや、HOLICはもう終わりました』とも言え、
    別な漫画で、”次元の魔法使い”みたいな形で四月一日を出せるため、守りに走った。
    どれも酷い意見だが、この終わり方では、私にはそう見える。


    CLAMPは休載している作品が非常に多い、終わった作品の方が珍しい気さえする。
    現に私は『X』と『合法ドラッグ』の続きがめちゃくちゃ気になる!
    しかし『ツバサ』と『HOLIC』の終わり方だけを見ると、
    『CLAMPさん・・・もしかして話を最後に纏めるの下手?!』
    とか好きだけど思ってしまう。
    『犬夜叉』だって非常に長い話&巻数で、中弛みを何回もしたけど、それでも最後はちゃんと見れる、
    『よし!次の作品も頑張ってください高橋先生!!』
    と思える終わり方をしていた。

    もっと『カードキャプターさくら』や『魔法剣士レイアース』の様に読んでいる人に優しい最終回の研鑽をお願いしたい。

  • 第19巻 最終巻
    今回は最後の一気に年月が経過するというところに
    少し急に終わらされる感があるなと思うにとどめ、
    面白かったので評価は5ですが、
    今回は、語れることは特にないですね。

    ちょっとだけ、もの悲しいという感じもありますが、
    19巻で一応は最終巻ですが、
    今(2022年5月)読んでるということを察してください。
    涙と書いてレイが4巻控えているので、
    まだ、完全な終わりではないのです。
    続きを描く、ってのはちょっと無理があるような気もしまので、
    19巻の中のどこら辺を描いているのかな、
    なんてのを想像しつつ、近いうちに読もうと思います。

  • 【あらすじ】
    「店」を営み続ける四月一日(ワタヌキ)を取り残したまま、百目鬼(ドウメキ)やひまわり、小羽(コハネ)のうえに時間は過ぎる。ある日、四月一日の夢のなかに蝶が現れ、何かを言いたそうに飛びまわる。四月一日は蝶に問いかけるが、何もわからないまま夢は覚める。蝶は四月一日が待ち続ける「あの女」の花押だ。気になった四月一日は術を使い蝶を捕らえるが……!?オカルティック不思議コメディ第十九弾!!

    【感想】

  • ひまわり、百目鬼共に月日が経過し過ぎていて、四月一日が切ない…
    そんなに長い月日が経過しても、逢いたい人に逢えないなんて…
    四月一日はいつ侑子に逢えるのでしょうか?
    逢わせて欲しい、逢わせてあげたい、切にそう思います。
    百目鬼の卵はいつ使うのか?使うとどうなるのか?謎が解明される日は来るのか?

  • 2部最終巻。

  • 雨童女や座敷童、遥さんとも交流が続いてるのが嬉しいけれど少し吃驚。

    正体当ての問答も面白かった。

    ヒトは色々な物事を決め、朽ちさせていく。振り回された挙げ句、忘れられてしまうモノ達は哀しいし寂しいだろうな。
    “ヒトのつけはヒトが払う”それは何時、どんな形で訪れるのだろう。

    最後の話のオチには愕然とした。
    卵が何の為にあるのかなんとなくわかったかも?
    これからも四月一日はずっと待ち続けるんだろうな。“彼”が傍に居るのが救い。
    願わくばこれからも独りきりになりませんように。

  • wowowでドラマ見てて何となく読んでみたら、ドラマ何だったの?っていう面白さでした。
    普段マンガはあまり読まない、活字派の方にオススメのシリーズです。
    (ツバサはそういう点ではちょっと違いますが。)
    内容深いです、好きなやつです。
    おかげさまでその後CLAMP作品結構読みました。
    恐ろしい子……っ!!
    入院中にレンタルで読んだんですが、引っ越したら購入したいです。

    友人曰わく、ツバサ読んだらホリックが絡んでくるところ(ハイパーリンク)が意味不明で、
    イライラしてホリック読まなかったそうな(笑)なんでやねん!
    私はホリック→ツバサの順で読みましたが、むしろスッキリしたぐらいなのでこの順番正解だったかもしれません。

  • 妖怪のようなこの世の物ではない物が見えてしまう四月一日と、どんな願いでも、その願いに見合った対価さえ払えるなら叶えてくれる侑子さんが主な人物となっていく物語。

    この話の序盤の、奇跡のような「願い」も相応の「対価」が払えさえすれば叶える事ができる、そんな願いがある人々を題材にした1話完結の短編、というのが人間の業をわかりやすく表現しているようで好きでした。

    中盤で他の同作者の作品とリンク?しているような人物やら話が出てきてしまい、その作品を知らないので、ちょっとついていけなくなり13巻くらいで読むのをやめていたのですが、最後が気になりまとめて読みました。

    途中でタイトルに「籠」がついて改名され流れが変わったのでしょうか?
    ここからまた面白くなりますが、主人公四月一日がいきなり冷静沈着になってしまい寂しくもなりました。

    一気読みしていたらうっかり18巻をとばして最終巻を読んでしまいあああああ、となりましたがそれでも面白かったです。
    最終和、最後の話の主人公のセリフにゾッとしました。
    ものすごく悲しい話では無いけど、昔読んだ自分に声をかけてくれるまでずっとそこに体育座りをして代替わりを待たなければならない座敷童子の話を思い出しました。

    ジャンルはファンタジーになるのでしょうか?
    ファンタジーが苦手な人以外にはオススメです。ちょっと長いし絵にクセもありますが読んで損は無いです。

  • 関連書籍にあまり関連のない、この中で帰結するエピソードが好き。絵の美しさははさすがです。

  • 全巻読了。
    絵も世界観も良い。漫画のお約束を逆手にとった展開もハッとさせられた(歳をとらないで幾つもの季節が廻る、メインキャラ以外出て来ない、など)他のCLAMP作品を読まないとわからない点もいくつもあるようなので、読んでみます。

  • \新刊はよ/

  • 四月一日の侑子さんへの想いは深くて、だからこそ哀しい。とにかく哀しい。自分の周りの人がどんどん逝ってしまっても、四月一日はずっとずっと侑子さんのことを待ち続けるのね。

  • 願いを叶える店を舞台にした物語。
    和の文化を題材にしたものが多く、引き込まれる感じがして面白かった。
    一方で、気軽に読める感じ得がないのでいささかつかれる。
    最後の終わり方もキレイに終わったとも言えるけど、打ち切り感もある。
    ストレートに好きな作品とは言えないが、じっくり楽しむには良いと思います。

  • ミセを継いだ、四月一日君の「篭(ロウ)」編最終巻。
    ラストまで衝撃展開。

    すごくモヤモヤ終幕で、伏線残ったままで、結末ではない。
    誰もが、20巻はないの!?と思うはず。

    もし誰かにHolic勧める時は、先に「篭(ロウ)」編から読み始めてもらって、
    で、その後に、なぜ四月一日がこのミセを継いで不老の姿になったのかを知るために、Holic本編を読んでもらったほうが収まりがいいと思う。

    まず篭編自体が、Holic本編の長い後日談にあたるんじゃないかなあ。
    Holic本編と篭編に、もっと間隔があったらよかったのになと思った。
    Holic本編があれで終わっていて、もしも篭編が何年後かに思い出したように「後日談ですよー」って雰囲気でポツポツ発表される形式だったら、もっと納得というか受け入れやすかったかもしれない。
    コミックスでイッキ読みしたので、四月一日君らに流れる時間の展開についてけなくて、えー!?と思ったけど、これがもし、ガラスの仮面くらいの数年ごしペースで読んでたなら、もっと情緒が生まれてしっくりきたと思う。

    ストーリーの終わり方に、すごくやるせなくなったけど。
    ただ、OVA「春夢記」観てちょっと救われた感じがある。
    以下ネタバレ。

    CLAMP世界のルールとして「死者は蘇らない」が、四月一日君は死者である侑子さんをあのミセで待ち続けてる。一つの所に留まり続けるという契約(決意)をした四月一日はあのミセからは出られない。ただ、コミックス最終巻のセリフからするに、ミセを継いで人々の願いを叶えた対価も溜まっているし、魔力が強くなったので出る事ができる。
    でも四月一日君は、あのミセを続ける。

    四月一日の願いは、『侑子さんに再会する事』で、そのためにミセを継いだんだと思ってた。でも「春夢記」みて違うなーと。
    四月一日の願いは、『侑子さんの願いを叶える事』なんじゃないかな。

    侑子さんは、四月一日に『存在してほしい』と願った。
    クロウが、侑子さんに『もう一度目を開けて欲しい』と願ったのと同じように。で、四月一日も結果的にああなっちゃってる。
    侑子さんが最後の力を振り絞って、マルモロとミセを四月一日に遺した。
    本来、存在しないはずの四月一日の居場所を遺した。
    だから四月一日もその想いを受け取って、ミセを継いでいる。
    千切れた鎖である四月一日は、すべての次元に属さない魔女と、似た存在になった。そういう事かなーと。

    いまのこと侑子さんの言ってた『存在してほしい』という願いを、ミセを対価に叶えて、四月一日は存在し続けてる。侑子さんに会うことを目的に。

    百目鬼に託された卵は、侑子さんにまつわる記憶を四月一日から削除するものかもしれないけど、「体の記憶」「心の記憶」どっちも存在する世界だから、記憶消して終わりではないような。転生系アイテム、リセットボタン、
    侑子さんの記憶と四月一日君の能力を亡くす、色々あるけど、
    百目鬼が使わずにいたのは、使うべきじゃないと思ったからで。
    鳥に導かれて(あれって小狼君の肩にいた鳥?)現状から出る時に、
    あの卵を使うことになるけど、ツバサのその後の旅のように、それはまた別のお話なんだろうなー。

  • 「店」を営み続ける四月一日を取り残したまま、百目鬼やひまわり、小羽のうえに時間は過ぎる。
    ある日、四月一日の夢のなかに蝶が現れ、何かを言いたそうに飛びまわる。
    四月一日は蝶に問いかけるが、何もわからないまま夢は覚める。
    蝶は四月一日が待ち続ける「あの女」の花押だ。
    気になった四月一日は術を使い蝶を捕らえるが‥!?

  • ちょっと残念な終わり方でしたが、面白かったです。つゆりちゃんや静の人生はどんなのだったのか、気になります。

  • 最終巻と知らず読んで、後からあれ?あれもしかして最終話だったのかな?とか思って調べたらほんとにそうだったのでとてもショックを受けているところ。
    うううそっか、もう続きはないのか…。上手な終わり方だけど、すごく名残惜しくて寂しい終わり方ねー(ノ_;)
    終わり方だけじゃなくて、全体的に寂しい巻だったなあ。新しいヒトは登場せず、ひまわりちゃんは姿さえ出てこないし。それと綺麗になった小羽ちゃんにも寂しさを覚えてまるで親のような心境になった。笑

  • あまりのおもしろさに一気に通読。
    テーマがしっかりしていてよかった。最後に驚きました。
    一時完結が残念・・・今後の復活に期待しています。

  • まずは、重陽の節句から。気のせいかもしれないが、『籠』になってから、日本の四季や伝統に関する話が多くなった気がする。菊酒というものも初めて知った。ひとつロマンチックな話を挟んで、次は幣串編。

    そして、ラストは、侑子さんの夢。夢であっても、一目会えてよかった。四月一日くんが一途に思い続けていることを知らしめる一話だった。

  • もとは週刊少年マガジンでのツバサが発端で買いました

  • ひまわりとの関係が個人的にはとてもよかったです。電話での会話のみという、淡々とした場面の裏にあるだろう四月一日とひまわりの葛藤や悲哀や諦念を、場面の間から「読ませる」感がなんとも。

    どうしても風呂敷広げたままな感じが捨てきれないので星は3つです……が、卵を使って侑子さんを忘れる段階に結局行けなくて、まだ、もう少し、という綺麗に片付けられない思いはリアルな感情だし、すっきり解決!な物事なんて実際にはそうそうないからなぁ……とも思います。あれはあれでアリなのかもしれない。

    私がもっと大人になって読み返したら評価が変わるかもしれないです。

  • 2012/04/17
    【やや好き】ん?あれ?いつの間にか時間がスンゴイ経っちゃったという設定になっているのかな? 当然のようにまだ続くと思っていたが、他の人のレビューを見てこの巻で完結なのを知った…( ̄▽ ̄)

  • これでおしまいなのか…
    なんだろうこの虚無感

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