レッド(6) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
3.63
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本棚登録 : 192
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063761740

作品紹介・あらすじ

この物語の舞台は1969年から1972年にかけての日本。ベトナム戦争や公害問題など高度成長の歪みを背景に、当たり前のように学生運動に参加していった普通の若者たちが、やがて矛盾に満ちた国家体制を打倒するという革命運動に身を投じていく様と、その行き着く先をクールに描き出す、若き革命家たちの青春群像劇である。

感想・レビュー・書評

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  • 大破局に終わると分かっている話が静かに静かに進展していくカウントダウンの恐ろしさ。

  • 舞台はついに両派が共に山岳ベースへ。
    粛正の内部崩壊が始まる。

  • なんだこの溢れんばかりの狂気は

  • 赤城さんが限界になりつつあるのか、ちょっとだけ台詞回しがおかしくて、同じフレーズを何度も繰り返したり、いつもの理路整然とした物言いや反論も弱く、今後の展開に不安がよぎる。

  • この物語の舞台は1969年から1972年にかけての日本。ベトナム戦争や公害問題など高度成長の歪みを背景に、当たり前のように学生運動に参加していった普通の若者たちが、やがて矛盾に満ちた国家体制を打倒するという革命運動に身を投じていく様と、その行き着く先をクールに描き出す、若き革命家たちの青春群像劇である。

  • 1969年の安田講堂が陥落し、全共闘運動は衰退していく。
    そんな中、活動を過激化させていく革命者連盟は、赤色軍と協力関係を築き武装闘争を続けていこうとするが……。

    連合赤軍の事件を山本直樹が漫画化。
    登場人物の姓は日本の山の名前に変えられ、死亡する人物の頭には何番目に死ぬかがナンバリングさらている。

    (当時の)普通に学生運動をしていた学生達が、山に篭もり仲間を殺害、あさま山荘事件を起こす過程が丁寧に描かれていく。
    新興宗教(オウム?)を描いたビリーバーズも読んでみたいな。

  • 2013/9/13購入
    2013/9/16読了

  • いよいよ、場面は山岳へ移って緊張感が増しています。また、メンバーたちのリアルな生活が描かれています。

    (この巻を買い忘れたので7巻と続けて読んだのですがいいかんじです)

  • 淡々と事実のみを漫画で描写し直すことに意味があるのかと思いつつも、読みつづけてしまう筆力。巻末のキム氏との対談も充実。

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著者プロフィール

カルフォルニア大学サンタバーバラ校助教授 
専攻=映画理論・日本映画
Dialectics without Synthesis: Realism and Japanese Film Theory in a Global Frame, University of California Press, 2020, “Eye of the Machine: Itagaki Takao and Debates on New Realism in 1920s Japan,” Framework 56, no. 2 (Fall 2015).

「2019年 『転形期のメディオロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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