獣の奏者(4) (シリウスKC)

  • 講談社
4.24
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本棚登録 : 259
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063762617

作品紹介・あらすじ

上橋菜穂子×武本糸会が贈る珠玉の本格ファンタジー!!!闘蛇(とうだ)‥‥それは戦闘用の偉大なる獣。王獣(おうじゅう)‥‥それは王の威光を示す神聖な獣。エリンの母は、戦闘用の獣(けもの)である「闘蛇(とうだ)」の世話をする有能な医術師。だが、ある日その闘蛇が全て死んでしまった!母はその責任を問われ、裁きにかけられることになるが‥‥!人を恐怖させ、また、魅了する、神秘的で獰猛な「獣」。その存在に魅せられた少女・エリンの運命がここに廻(まわ)り出す!

カザルム学舎での生活に慣れてきたエリン。そんな頃、餌を食べない死にかけの幼獣・リランに出会う。親から引き離され、けがを負った王獣ーー。その姿に胸をつかれ、エリンは野生の王獣を見た経験からリランの世話係に志願する。なんとか救いたいというエリンの願いは届くのか?

感想・レビュー・書評

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  • 4巻まで読み終えた感想。王道だけど好きな展開で読みやすい。
    登場人物が意外と多くて、顔と名前が覚えられない私(^^;)
    キャラクターの顔がさっぱりしていて(ちょっとのっぺりしてる感)、覚えにくいのもあるかな?

    ネタバレが巻末についているけど、いかがなものか… 完結したあとに読みたいな~(でも読んでしまう)

  • マァ、敢えて言うならば、「全巻唯一のカラーページがここか?本当にここしかなかったのか?」と……。

  • ※感想は第6巻のレビューに。

  • カルザム学舎での生活に慣れてきたエリン。
    そんな頃、餌を食べない死にかけの幼獣・リランに出会う。
    親から引き離され、けがを負った王獣…。
    その姿に胸をつかれ、エリンは野生の王獣を見た経験からリランの世話役に志願する。
    何とか救いたいというエリンの願いは届くのか?


    リランとの運命的な出会い来ました。
    エリンの情熱はすごいなぁと感心もの。
    先生がまた厳しいながらも理解ある人で良かった。
    あとトムラさんが地味にいい人。出来た上級生で一安心。
    それにしても、王獣ってイメージしてたのよりずっと不思議生物でした。
    この功績でエリンがどうなっちゃうのか気になります。
    次巻予告が不穏だったし。

  • 獣の奏者・コミック版。今年発刊のまだ新しい本ですが、原作ではもうエリンの少女時代は過ぎてしまっているため、アルバムをめくり返すようななつかしい気持ちで読みました。
    もはやわかっているストーリーながら、原作の挿絵も手掛けるこの人の絵で作品世界を想像しながら読んでいるため、実際にコミックになったものを目にすると、また一層たちのぼる世界観にひたることができます。

    エリン達の努力が実を結んで、衰弱する一方のリランがようやく警戒を解き、初めて餌を食べるシーンには、感動して目の奥がじんわり熱くなりました。
    この巻のエリンは、ほがらかで笑顔も多くなり、親友ユーヤンとの息の合ったコンビ仲を見せてくれています。
    年相応の子供らしさが見えて、なんだかほっとします。
    初めてギャグシーンが合ったことに、驚きました。

    リランの飼育役のトムラも、原作ではもっと鬱々としてとげとげしい印象ですが、絵で見るとさわやかです。
    コミックになると、内面の吐露が少なくなる分、絵で読んだ方が、文章よりも暗くはなりすぎないのでしょう。

    巻末に、彼女と原作者とのQ&Aコーナーが掲載されていました。
    たっぷり10問ほどもあり、読者と重なる疑問も多かったため、興味深く読みました。

    イアルは、エリンと出会ってから、生活に色がつき始めた、という原作者の表現に、なるほどと思います。
    彼の顔が一番決めにくかったというのが意外でしたが、隠し持つ武器のように、何の外見的特徴も見せなくも鋭く鍛え上げられている王のボディーガードという設定は、たしかに絵にしにくいものでしょう。

    この作品は「月刊少年シリウス」で掲載されているそうです。
    少年誌なのね、と多少驚きました。外伝はともかく、本編ではほとんど愛や恋の話が出ないので、少女マンガ向きではないのでしょうか。
    読んでいる男性の感想も聞きたいところです。

  • 餌を食べて満足げなリラン、気持ち良さそうに泳ぐリラン、お日様の光を浴びながら眠るリラン...リラン可愛い♪

  •  もふりたいリランすごいもふりたいってぐらい可愛らしかったですね。3巻の感想でもかいたけど、武本さんの描くキャラクターは目ですごい語りかけてくる。それは人間だけではなく王獣や闘蛇でもそうだと思います。セリフや顔の表情よりもまず目でこれほどそのときの心情が伝わってくるこの作品は素晴らしい。やっぱりより世界観楽しみたいなら小説買うべきかなぁ・・・

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著者プロフィール

漫画家。「少年シリウス」にて『獣の奏者』(原作・上橋菜穂子)、『ぼくと未来屋の夏』(原作・はやみねかおる)などを連載。挿絵作品に『少年名探偵WHO-透明人間事件-』(原作・はやみねかおる)など。

「2023年 『大雪海のカイナ(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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