誘爆発作(1) (シリウスKC)

  • 講談社
3.75
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本棚登録 : 197
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063762785

作品紹介・あらすじ

頭の中に響いてくる、見知らぬ男の声に耳を貸した時、私の心臓は「彼」の発作と繋がれた!! 不可解な現象をきっかけに、武藤と名乗る老人と「知り合った」平凡な女性会社員・久我真咲。頼まれるまま武藤を手助けしたことで真咲は……身も凍る事件へと巻き込まれてゆく!! 思考と心臓が同調(シンクロ)してしまったことで、命を“共有するしかない”男女の運命的な関係を、奇抜なる発想で描く本格サスペンス、遂に解禁。本作でデビューとなる新人・岡村星が、圧倒的“緊迫感(テンション) ”で……読み手の鼓動を“誘爆”する!!

頭の中に響いてくる、見知らぬ男の声に耳を貸した時、私の心臓は「彼」の発作と繋がれた!! 平凡な女性会社員・久我真咲は、夜ごとの幻聴が、実在する老人・武藤勘二の思考であると知る。同時に2人の心臓は不可解な同調(シンクロ)を始めるが、危険なことに武藤は、心臓病患者であった――――!! ある晩、ふとしたきっかけで真咲の同僚・立花に“ある疑惑”を抱いた武藤老人は、真咲に「ある計画」を持ちかけるが……!?

感想・レビュー・書評

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  • 設定は面白いけど配役が地味、続き読むか悩まし

  • ハードボイルドなサスペンス漫画。
    設定は突拍子もないのだけど、
    そこから展開するストーリーに
    あっという間に心を持って行かれた。
    ドラマ・映画になりそうな作品だと思う。
    とにかくストーリーのスピード感と
    ジジイとそして半裸の女性と
    時折見せる脇役たちの
    気の抜けた掛け合いが魅力。

  • 4〜5

  • やべえ、面白い。

  • わああ、とてもスリル満点だった・・・!
    おじいさま夫婦がとても素敵。
    おばあさまの元に無事に帰れますように・・・!

  • おじいさんと若い女性の心臓が共有されてしまうサスペンス。おじいさんは心臓病なので、発作が起こると女性の心臓にも負担がかかる。二人で協力しつつ、おじいさんの娘を殺した犯人を追う。

  • 新人とは思えない

  • そのままドラマ化映画化できる出来の本格サスペンス
    ジジイと若い女がテレパシーで繋がっちゃうってのが妙にくすぐられる設定。これが若い男と女だったら面白さが半減してた

  • ドラマ化とかにいいかも。1巻の段階から、読者をひっぱる謎と、果たしてどうなるかというスリルとをうまく提供できている。
    タイトルは、主人公が別に心臓が悪いわけでもないのに心臓発作のような症状になる・・・・のは、見知らぬオッサンの心臓発作に誘発されているところから。うまいタイトルだと思う。誘発されてるだけじゃなくて、その発作の間だけ会話ができる。と、そのうえで物語が始まる。主人公がオッサンの発作に誘発されるようになってから、「殺人現場」の幻視をするようになったのだ。これはオッサンに関係ありか?そして殺人犯は自分の知ってるあの人?まさか?!・・・・というサスペンス。スリルとサスペンスで、ほら、ちょうどドラマ化にいい(笑)

  • 良質なサスペンスホラー。
    設定のアイデア一発勝負、に加えて‥
    絵も展開も強引で荒いけど、その分スピード感があってグイグイと引き込まれる。
    狙ってやってるんでしょうね。

    この勢いで一気にラストまで駆け抜けてほしい。

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著者プロフィール

漫画家。福岡県出身。獅子座のO型。2002年、伝統と実績を誇る「某名門漫画誌」の新人賞で3回連続「準入選」を受賞。その後、掲載歴のないまま2008年、今はなき講談社のデジタル配信レーベル「MiChao!(ミチャオ)」にて携帯サイトおよびPC配信を通じたデビューを果たす。2010年『誘爆発作』が少年シリウス別冊「ネメシス」の1号に掲載され、遂に紙媒体デビュー。翌年発売された単行本の1~2巻が、目利き早耳の漫画読みから注目を受け、静かな評判を呼ぶ。その後も情報誌などで「注目作」として取り上げられるなど、徐々に評価の高まりゆく昨今である。好きな異性のタイプは「関取」。好きな作家/アーティストはジャック・ケッチャム、古井由吉、クリス・カニンガムなど。他の作品に『ラブラブエイリアン』1~2(日本文芸社/刊)がある。

「2015年 『誘爆発作(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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