オイレンシュピーゲル (5) (シリウスKC)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063763089

作品紹介・あらすじ

ミリオポリスに災厄の流星墜つ。そして新たな火種が流れ込む。テロ/謀略/不信/極限/混乱‥‥不自由な闘争へとその身を投じる「3頭の犬=3人の少女」たち。破滅へと突き進むミリオポリスを守り抜けるか、そして生き残れるか!? 火と血の赤いカバーが目印の[FRAGILE!!]編(4巻~)!!

核のテロを阻止すべく、それぞれ別動して任務にあたるケルベルスの3人。涼月はロシア軍人ユーリー・スタリツキー中佐に帯同。陽炎はミハエル中隊長とともにテログループを追跡。夕霧は市民の混乱を防ぐため、広報活動に従事。ばらばらになった3人は、破滅へのカウントダウンがはじまったこの街を守り抜けるか! [FRAGILE!!]編、極限展開突入!!

感想・レビュー・書評

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  • 二階堂ヒカル「オイレンシュピーゲル」5巻読了。圧巻。原作でもっとも苛烈なエピソードの一つである2巻の核兵器テロの鎮圧話。原作を読んだときの震えがまた蘇ってきた。

    原作に対して、エピソードを削らない大胆なボリューム(小説1巻に対して漫画3巻!)で応え、しかも複雑なエピソードをわかりやすく、熱を失わずに漫画化されている。これは原作ファンならずとも必読です。

    原作小説「オイレンシュピーゲル」の1巻は序章に過ぎず、本当に凄いのは2巻から。だからこそ2巻にあたるエピソードが漫画化されることを楽しみにしていたが、これは素晴らしいの一言だわ。はやく続きを読みたい!

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著者プロフィール

マガジンZで連載され大きな反響を呼んだアクション巨編『ATOMICネコカブッ』の作者。その作品で描かれた──混沌極まる世界情勢の透視図としての近未来ヨーロッパ──を舞台に展開するハードなアクションというコンセプトが今回見事に冲方原作と呼応し、まさに一期一会といえる作品へと結実している。

「2013年 『オイレンシュピーゲル(7)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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