- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063763232
作品紹介・あらすじ
近未来、アメリカの国技は“相撲”となっていた! 全米相撲の聖地・デトロイトで“技の横綱”と賞賛される力士・五大湖は、ロボット科学者ドクター・グラマラスの甘言に乗り、その肉体を機械へと改造されてしまう。全身を最新鋭の重火器で武装し、土俵で殺戮を続ける機獣と化した五大湖を斃(たお)すため、石像となり眠っていた“角界の守護神”伝説の横綱が……甦る!!あらすじを書く側からしても、正気でそんな漫画が存在するとは思えない怪作にして大傑作。異論は認める![特別寄稿/ヤスダスズヒト(漫画家)]
近未来、アメリカの国技は“相撲”となっていた! 全米相撲の聖地・デトロイトで“技の横綱”と賞賛される力士・五大湖は、ロボット科学者ドクター・グラマラスの甘言に乗り、その肉体を機械へと改造されてしまう。全身を最新鋭の重火器で武装し、土俵で殺戮を続ける機獣と化した五大湖を斃(たお)すため、石像となり眠っていた“角界の守護神”伝説の横綱が……甦る!![特別寄稿/ヤスダスズヒト(漫画家)]
感想・レビュー・書評
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上下全2巻。
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相撲マンガ。守備範囲外。
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プロレスマニアの友人が熱く語るのだ。
「アメリカ相撲の聖地デトロイトでーー」「横綱がロボットに改造されてーー」「国技館の地下に眠る伝説の横綱が蘇ってーー」
正気とは思えない内容なれど、語る友人の熱に侵されたのか、聴いているうちに何かこみ上げるものを感じて、矢も盾もたまらず本屋のまんがコーナーへ。
ところが一軒目では見当たらず、二軒目でも上巻しかない。
ネットで上下巻まとめて注文しようかと思ったが、頭を冷やして考えてみると上記の内容で本当に面白いのか不安になってきたので、とりあえず上巻だけ買って下巻の購入は改めて考えるということにした。
ドトールでカフェオレを飲みながら本を開いて、驚いた。
まるっきり友人が語ったとおりのストーリーじゃないか。
(話半分に聞いていたのに。)
すごく真っ当な少年漫画だ。昔ながらのといってもいいかもしれない。
話の展開が速い。
絵の上手い漫画家、絵にこだわる人の漫画はあらゆることを絵で表現しようとするからどうしてもコマが増えてストーリーの展開が遅くなってしまう傾向がある。
本作の作者はあまり絵の上手い人ではないが、それがいい方向に出て、絵に注力しすぎず、結果として作者の個性がまんがにイイ感じで表現されているように思う。
どちらかというと絵の上手い人のまんがは、一般的な漫画読みの娯楽としてはつまらなくなりがちだから、これでいいんですよ。
いや、これがいいんですよ。
褒めてるのになぜ星3つなのかと訝る人もいるかと思うけど、本作は上下巻で完結で、上巻だけだとテンションが上ったところでブツッと終わってしまっているのでちょっと肩透かし的。
全体の評価は下巻を読んでからってことで。(下巻は早速ネットで注文しました。) -
熱血ロボット近未来スモウ漫画。ツッコミどころがありすぎてツッコミ切れない。ベタを地で行く話のはずなのに、設定が意味不明すぎてもう。面白かった。
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設定が面白いので期待していたが話が浅くて少々ガッカリ。深みを求めてはいけない設定と作風なんだろうが、相撲としての要素も甘かった。
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全米大相撲の聖地デトロイトで、ロボットに改造された横綱「五大湖」と永い眠りから目覚めた「伝説の横綱」がぶつかり合う。
下巻所収の短編「両国リヴァイアサン」が悲しくて良い。 -
上下巻を再読。何となく読み返したくなって。相撲SF…なのかな。奇書ではある。続編が読みたい
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相撲とSFと漫画への迸る情熱が溢れ出す1冊。
理屈じゃない、圧倒的な熱量(画圧)が凄いです。
色々な意味で、所謂「ガロでも手に負えない」作品の1つ。かとー。 -
出落ちのようなぶっ飛んだ設定から繰り出される直球ど真ん中な父と子の物語。誇張なく魂が震えた。