- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063763263
作品紹介・あらすじ
かねてより対抗してきたトルキエ将国とバルトライン帝国。ある夜、帝国の大臣が暗殺され、二つの国は一触即発状態に! 開戦を望む将軍たちの中、マフムートは暗殺の裏に潜む事実に気付く!! 国を守り、人を信じ、動乱を平和に導くため、若き少年将軍マフムートの戦いが、今、ここに始まる!!
マフムートの交渉により、ウラド王国との同盟がついに締結!だがその矢先、帝国はスコグリオ公国に進軍を開始! ついにルメリアナ大戦が開戦した!! これに対抗するべく、大トルキエ五将国と海の都(ヴェネディック)、ウラド王国は対帝国同盟を結成!! 一刻の猶予もない中、マフムートはさらなる協力国を求めて“ルメリアナの心臓”地方へ向かうーー。激動の覇権を握れ、マフムート!!
感想・レビュー・書評
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ウラドと事が成り、そしてとうとう海の都とも手を携えよう…とした矢先の帝国の計略。
危機感を募らせる三国の結論。
加速する帝国。
次なるポイントの地域で、再び問題が。事を成せるのか、マフムート!?
せめぎ合う両陣営の裏で、見えない睨み合いと争いを繰り広げるマフムートとルイ。
楽しみは失速知らず、次巻も絶対読む!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スレイマンがイケメン。
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ルイ大臣の描いた絵は思いのほか巨大のようです。
帝国が伸ばした手は、長く大きい。さらに、その速度が速い。
これでは、対抗する側は後手に回らざるを得ませんね。
平和ボケしていた時間が長すぎたのでしょうね。
周りより少しばかり早く帝国側に叩き起こされた軍事同盟国は、その危機の察知も対応も素早いものですが、それでも帝国の後手に回る。
この様子では先はあまり明るいとは思えませんが、それでも一筋の光を求めるしかない。
侵略なんてどこもされたくはありませんからね。
帝国側には無理やりにでも取り込んだ侵略の為の大義名分もあり、これは正義なのだと嘯いておりますが。
しかし、マフムートも損な役回りというか重要すぎる役回りというか。
陸路確保の為に、各国を回らなければならないというの危険すぎますよね。
これが確実になされないと同盟側は、更に後手に回るどころか、敵を増やして帝国に蹂躙されるのを待つだけの状態になりかねません。
マフムート達の成功如何がこの戦争の鍵を握る…というのは少しばかり言いすぎでしょうが、重要な鍵であるのは間違いありません。
それはさておき。
花の都・フローレンス共和国の大統領の美しい事。
そして、マフムートの為体。これは致し方ないでしょうね。マフムートくんだし。うん。
それに引き換え、あの暗殺者たちの無様なこと。
たった一人を暗殺するためにあの大人数ですか。情けない。あれはいただけませんね。
後は、騎馬民族のスタイルの良さの一端が見えましたね。
馬に乗るだけでもスタイル保持に役立つのだろうけども、あのサラシがキモなのでしょうね。
ぎゅうぎゅうに締めるから、スタイルがいいのか。特に若い人たち。
ルチオにさらし巻いてる時のオルハンの顔がすごく好きです。力入れてるせいなのか、自分まで息を止めてる感が…。この人、本当にいい人だなぁ。愛されるスルタンになってほしいです。本当に。
さて、帝国が冬期に進軍を進めるということがどういうことか。
簡単に考えると、蓄え的な問題ですかね。
今攻め込んでいかないと、春まで国の蓄えが持たないんでしょうね。
進軍により更に蓄えは減るわけですが、それは進軍した先でまかなえばいいという。相変わらずの帝国の考えですね。
ザガノスの言うとおりかなり進退極まっているのでしょうね。
イスマルの考え方もわりと好きです。
相手の足元を見つつ自分の懐を温める。それによって、長期的にみると自軍有利という。イスマル側はいつだって供給を止めることが出来ますしね。
自軍側が不利になるような武器は売り付けないでしょう。流石に。
さて、今回帝国側には新たなる女性軍人が出てきたわけですが。
帝国側って女性の登用は結構あるんですかね。他の国では、あまり見かけないような…特に軍人として登用しているところはあまりない様な気がします。
政治家や外交官的な立場ではいらっしゃいましたが、職業軍人として、となると帝国だけのような気がします。
帝国側は能力主義なのかな。 -
表紙が某革命の象徴的な少女のようだ…。
と、それは措いといて。
いよいよ帝国のルイの謀略がトルキエに牙を剥きはじめましたな。
なかなかに話の展開が早くなってきて、人物の相関関係や背後関係がかなり怪しくなってきたけど(汗)
しかしマフ君、純情にも程があるだろ!?
それに対してスレイマン先輩、エロ過ぎだろ…。 -
ダラダラとせず小気味よく話が進んでいって実によい。このままで行くと陸上でバルトラインと当たることになるがどうなることやら。
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スレイマン先輩が格好よ過ぎて。チート。
将国のアルタイルは女性が強くておじいちゃんが可愛いらしい漫画だなぁと改めて。 -
権謀術数の戦争漫画になってきた。。。登場人物が増えてきて、国々も大きく動き出す。バルトライン帝国とトルキア連合と、そして。。。まさに三国志のようになってきた。
登場人物が増えてくると、どうしてもエピソードが散漫になってきてしまうので、今後に期待。 -
スレイマンさん超カッコイイ巻。
が、一番、ほあぁぁぁ!となったのは、イスマイルの「(バルトラインへの武器の輸出を)どうしてやめる必要がある? 搾り取れるだけ取ってやれ」でした。確かに、戦争中に敵に武器を売るのは(短期的視点では)どうよと思うけど、ぼったくり価格でご購入いただくことで、こっちの戦費を相手が負担してくれてることになるんだなぁ、と。
このマンガのそういうところがとても好き。正論と熱血と努力と友情だけではどうにもならん世界があるのだ。 -
スレイマン大活躍な巻。
今まで薄らボンヤリしてた彼の人物像に厚みが出たぞー。よしよし。
物語としては、ちょっと停滞気味?
次巻も楽しみなー。
著者プロフィール
カトウ・コトノの作品
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