東京都北区赤羽以外の話 (ワイドKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 98
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063763362

作品紹介・あらすじ

局地的大ヒット作『東京都北区赤羽』の作者が、赤羽的奇人との遭遇体験を描
く、異色エッセイコミック。その他、漫画家・押切蓮介との十数年に渡る友情(を台無しにする)交際記や、能町みね子との衝撃的出会い、国民的ギャグマンガ家・漫☆画太郎の私生活に土足で入り込む禁断レポートまで完全収録。
「人間はどこから来て、どこに行くのか」という深遠な問いに全く答えてくれない、奇人ミシュランの決定版が今ここにッ!!
巻末には、単行本未収録の幻のデビュー作『アニキの季節』までお蔵出し。

月刊少年シリウス別冊「ネメシス」に連載の『人間バンザイ!!』に、大ページ数に及ぶ加筆修正と、書き下ろし新作と幻のデビュー作まで加えて単行本化。これで清野とおるの全てが分かる!! いや、分かった様な気になれるファン必読の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 漫☆画太郎先生の一端が読めただけでも良かった。

  • 古書店・星と蝙蝠にて購入。
    『東京都北区赤羽』外で出逢った奇人達や出来事について語る謂わばコミックエッセイなので、通常のコミックより絵は少なくエッセイよりも文字は少ない。
    裏表紙には
    「赤羽的奇人との遭遇体験を描く」
    とあるが、今思えば赤羽の住人達は可愛いものだ。
    こちらには数多の衝撃が詰め込まれており、胸が悪くなる様な読後感が残る。
    余りのショックに、一度やり過ごしたページをもう一度見直してしまう事も多かった。

    飄々と現場に立ち向かう作者は、相変わらず果敢と言える。

    <Impressive Sentences>
    人間、死んでバラバラになって、こうやって見ず知らずの人間にひょいひょいと回収されてしまえば、もはや「ヒト」ではなく「モノ」である。

  • 文章とイラスト(コマ漫画)により構成されており、漫画というよりはエッセイに近いつくりになっています。
    清野さんのブログや「日刊サイゾー」での連載が好きな方は、問題なく面白く読めると思います。

    漫画太郎さんとの出会いの回は明らかにフィクションだと思われ、その点少し残念でした。
    巻末に『ヤングマガジン』でのデビュー作が掲載されているのは貴重です。
    荒削りの清野さんに出会えるはずです。

    15年くらい前は、こんな感じの新人作品がまだまだ雑誌でたくさん読めるいい時代でしたね。

  • こういったブログ形式の本で800円は高かろうと・・・
    福満先生が他のマンガ家へうらみつらみを述べるのも何か分かる。

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著者プロフィール

異色ギャグ漫画家。1998年、ヤングマガジン増刊赤BUTA掲載の『アニキの季節』でデビュー。大学在学中に『青春ヒヒヒ』『ハラハラドキドキ』をヤングジャンプで連載するも、即打ち切りに。現在、奇怪な地元住民および珍スポットの異色エッセイ漫画『東京都北区赤羽』で局地的に大ブレイク中。

[HP/ブログ]
「清野のブログ」→ http://usurabaka.exblog.jp/

「2012年 『NEMESIS No.7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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