- Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063763393
作品紹介・あらすじ
イラスト・キャラクターデザイン・コミックとマルチな活躍を魅せるヤスダスズヒトによる幻桜奇譚……。著者にとっては初のオリジナルコミック。
妖(あやかし)たちが闊歩(うろうろ)する桜並木の町。続発する奇怪な事件に立ち向かうは女子高生町長のヒメ、言霊使いのことは、猫耳娘のアオ、そして一般人の秋名。
今回はモノガタリの核心とも言える霊桜・七郷にまつわる異変。この世界の成り立ちをも変えてしまう事態を前に4人は……、モノガタリは加速する。
妖たちが闊歩(うろうろ)する桜並木の町。続発する奇怪な事件に立ち向かうは女子高生町長のヒメ、言霊使いのことは、猫耳娘のアオ、一般人の秋名。警察編も一息ついて、いつもの町でにぎにぎしい、いつもの面々。そんな緩い空気の中、七郷の深部に唐突に迫るヒメたち!ヤスダスズヒトが放つ新感覚ハートフル×アクション、箱根編後日談収録の第12弾!!
感想・レビュー・書評
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いろんな視点から物語をうまく書いていると思った。
そのせいか、話の進みが遅い。仕方ないと思う。
次の話が楽しみです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
増えた(?)七郷を巡って動き出す事務所メンバーのそれぞれの話.同じ時系列エピソードを,各メンバーの視点から進めたり,あいだにちょいちょい過去エピソードを挟んだりしながら,次第に全貌が見えてくる構成が良い.本編は連載中にも関わらず,ちゃんとこの巻だけでキリのいいところまで進んでくれるのは単行本オンリーの読者にも助かった.
しかし次元のずれだとか融合だとか比泉家の調律の力だとか,小難しい話が多くなってきた. -
作品には関係ないからどうでも良いし、重箱の隅をつつくようなことだけれど、鉄道の次にバスが好きな人間として、これだけは言っておかないとならん。
ことはが交差点を箒で横切るシーンに登場するバスの造形がおかしい。日本の道路では車両は左側通行だから、バスも当然進行方向「左側」に乗降口があるが、よく見ると何故かこの場面に登場するバスは進行方向「右側」に乗降口がある。そこだけがちょっと気になった。 -
なんだか色々話がからまっていて面白かった。あいかわらず読者に予想させておいてそれを裏切るのがうまいというか、見せ方がうまいというか。なんとなく「ほう、そうきたか」とか思ってしまう。
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七郷について色々明らかになったし、各々の覚悟も決まったみたいだし、なんか危ない新キャラも出てきたし、物語はいよいよ佳境か。
しかし、だからといって、何か対策があるのかというと、どうなんだろう……。心配です。 -
物語は漸く佳境へ動き出す。しかし,アオ1巻で七郷の注連縄(?)から飛び降りてなかった……か?
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“「たばこばっかり吸ってると身体に毒ですよ
たまにはこういう口ふさぎも良いのでは〜?」
「…うめえ」
「出前先でもらったんです おすそわけですよ」
「ふむ お前、いいやつだな」
「な、なんですか急に でももっと言ってくれてもいいですよ〜〜」”[P.76]
七郷の正体が分かって。
ことはちゃんの過去話は色々と意外で。というか、主要メンバの深い過去回あまりないもんなー。
次巻に新キャラ来ますなーわくわく。
“『違う
半分は妖怪でも半分は元のあたし 積み上げてきた、自分
いっぱい遊んで勉強して沢山の本を読み血肉とした自分
ハッピーエンドな物語が好きで読み漁ったあたしは
ハッピーエンドに向かって、生きる
だとすればこのストーリーにもきっと
きっとなにか きっと…” -
2012/08/09
⇒まんだらけ 420円