- 講談社 (2012年6月8日発売)
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感想 : 8件
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Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ) / ISBN・EAN: 9784063763409
作品紹介・あらすじ
上橋菜穂子×武本糸会が贈る珠玉の本格ファンタジー!!!闘蛇(とうだ)‥‥それは戦闘用の偉大なる獣。王獣(おうじゅう)‥‥それは王の威光を示す神聖な獣。エリンの母は、戦闘用の獣(けもの)である「闘蛇(とうだ)」の世話をする有能な医術師。だが、ある日その闘蛇が全て死んでしまった!母はその責任を問われ、裁きにかけられることになるが‥‥!人を恐怖させ、また、魅了する、神秘的で獰猛な「獣」。その存在に魅せられた少女・エリンの運命がここに廻(まわ)り出す!
怪我をした野生の王獣・エクとも竪琴で会話を成功させたエリン。だが、それが驚くべき出来事を生み出した!そして喜びもつかの間、卒舎の時期を迎え…。真王、イアル、ユーヤン…出会いと別れの交錯する第六巻!
感想・レビュー・書評
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※1~6巻までの感想をまとめてこちらに。
本作品はアニメを時々見る程度だったのですが(終盤は結構マジメに見てたけど)、やっぱり最初からちゃんと知りたくなって読み始めました(^_^)ゝ
エリンは礼儀正しい子で、お母さんが大好きで‥だけど母の生き方には納得できてない部分があって…てな感じでしょうかね、現時点では。
まあ、その立場になってみないと見えてこないものってあるでしょうからね、色々と(´ω`)
イアル×エリン好きさんが多いみたいだけど、私はシュナン×セィミヤさまのが好きかもですv
セィミヤさまはアニメや小説のレビューなんかで、わりと批判されることが多い人ですけど…いやいや、守られてきた経験しかない人なんてこんなもんだよなあ~と思い、個人的にそんなに悪いイメージは持ってないんです(´∇`)
尊敬するキャラはユーヤンですね。この子はもう、ホントにすごいなぁと。
こんな小さいうちから、偏見や好奇の目を一切持たずに、自分と違う存在(=〝霧の民〟であるエリン)を受け入れて違いも認めて‥って、なかなか出来ることじゃあない!
エリンの人柄によるところもあるだろうけど、それでもユーヤンは良い子ね(*^-^*)
エリンをはじめ、それぞれのキャラクターの持つ志や信念って、どれもまっすぐな気持ちなんだなって思います。
極端な話、無知で理想家なセィミヤさまも、美しい男の生き方に憧れる一方で兄への愛執を断てないヌガンでさえも、その揺るぎない想いはまっすぐに見えるんです。(その道が正しいかどうか、じゃなくてね。)
ダミヤさまはアニメの影響が強いせいか、どうにも悪の塊にしか見えんのですがねぇw
物語も核心に近づいてきて、ここからの展開が楽しみです。
早く続きが読みたい☆ -
次巻が不穏。イアルが好き。エリンとの絡みが増えてほしいなぁ。それはイコール、政治的な意図にエリンがどんどん巻き込まれていくことを意味するんだけど。原作読んでないが、この先が波乱に満ちてるんだろうということはわかる。
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イアルーーー!!!
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ただ純粋に知りたいだけなのに周りが許さない、そんな状況に追い込まれてしまうもどかしさがキャラから伝わってきてよかったです。
教導師になったエリンに知識を「教える」ということを説いたエサルの言葉はとてもいいとおもいました。
あと、自分の操者ノ技を自分一人だけのものにして自分の意志を貫くことを誓ったときのエリンの表情と、子供たちに自分が王獣と話せることを外部に漏らさないよ子供たちに誓って欲しいと言ったエリンの表情がとても正反対だけど誓う先が同じということがかかっていてすごいなぁとおもいました。 -
素晴らしいの一言に尽きる。
こんな物語があるのかと。
求婚かなと思ったらまさしくその通りだった。
本当に凄い。
せっかく良い感じに進んでいた物語が、多種多様な登場人物が介入することによって波乱を、不安を来している。
あぁ……どうなってしまうのでしょうか。
どうか平穏無事でいられますように……。
著者プロフィール
武本糸会の作品
