南Q阿伝(1) (シリウスKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 170
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063763737

作品紹介・あらすじ

光永康則(怪物王女)、最新作登場!!

日本古来の神々は「荒神」と化し、天変地異を引き起こしていた。
高校生・神田太郎は、神族・南久阿の眷属として、
「荒神」を鎮め、正体不明の侵略者を斃すことに……。
その戦いの果てに待つものとは、いったい何か!?

救国×鎮守ミッション、スタート!!

南久阿といふ蜘蛛神ありけり。大蜘蛛と八咫烏を従へ、侵略者と対峙するものなり。南久阿、野に下りて、神田太郎を配下とす。その者、年齢十六ばかりの童子にてありける。南久阿、神田太郎と連れ立ちて、荒ぶる神を鎮めんとす。

感想・レビュー・書評

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  • コミック

  • 著者の名著、怪物王女内に登場する蜘蛛の神、南久阿を主人公としたスピンオフ作品。
    怪物王女内に登場したキャラがこの作品に出てくることもあるので
    怪物王女が好きでも南久阿が嫌い。という稀有な人がいたとしても要チェックだ。
    雰囲気的に大胆にクロスオーバーしそうだし。

    内容はほとんど怪物王女。
    南久阿と行動を共にする人狼の銀子さんが素敵、リザより素敵な人狼かもしれない。

    一番特筆すべき点は、怪物王女最終巻で告知されたように
    巻末付録のケルベロッテちゃんが怪物王女の終了に伴い、こちらに移った事だね。
    第3巻から掲載されているけど、新規対策としてやたらに説明口調。それがまたいい。

  • 怪物王女を読み終わったのでこちらを読み始め。
    太郎丸がこの姿という事は、時系列的には王女に出会う前なのか?
    洋物より和物の方が好きなので読むのが楽しみだ。
    太郎くんがメガネってとこもポイント高い!

  • 読書録「南Q阿伝1」4

    著者 光永康則
    出版 講談社

    p41より引用
    “この土地の神は荒れている
    天変地異や災害が続いているのは
    神が荒れているせいだ”

    目次から抜粋引用
    “南久阿、家来を得る
     南久阿、恵方を巻く
     南久阿、洋上に赴く
     南久阿、海を凪ぐ
     南久阿、防衛線を張る”

     蜘蛛の神様とその下僕を身に宿した少年を
    主人公とした、日本を侵略しようとする存在
    との戦いを描いた物語。
     幼い頃、大きな蜘蛛の亡骸を埋葬した少
    年・神田太郎。彼の特技は、三階から飛び降
    りること、しかし、その飛び降りた姿を見て
    も、平然と彼を呼び止める少女に出会った…。

     上記の引用は、とある地域の神主に対して
    かけた、主人公・南久阿の言葉。
    古くから続く伝統は、もともと災害などを沈
    めるために行われていたりしたものが、多く
    あるようです。この話では恵方巻きが神事と
    して行われますが、これってそんなに昔から
    あった行事でも無い気がしますが。
    全国的に広まったのが最近なだけで、特定の
    地域では古くから続いていたのかもしれませ
    んね。
     神様と伝統行事を身近に思うことが出来る
    ようになりそうな、楽しい一作ではないで
    しょうか。

    ーーーーー

  • 方向性はわからんけど、キャラがとにかくイイね

  • 怪物王女でも好きなキャラだったのでスピンオフうれしい!!と思ってたらそれどころじゃないシリーズになってますね。なくあかわいい

  • シリウス

  • よーこ先生が好きなのでついつい3巻までいっきに買ってしまったw

  • 主人公は作者に珍しく沈着冷静で、いつも通りに流されやすくラッキースケベに多く遭遇する。散りばめられた攘夷ワードが愉快。渡来神はノーモチーフなんだろうか、この作者なら何か仕掛けてきそうだけども。

  • 本家で理不尽な理由で倒されてから、後の巻で復活。そして今度は単独スピンオフ。南久阿って意外に人気だったのか?最初にもったいない使い捨てキャラっぷりを見せてたせいかな。しかし、キャラだけの外伝と違ってちゃんと面白い。基本的なキャラ配置はおんなじなのに怪物王女より面白いってどういうことなの……。怪物王女の時は思わなかったが、結構背景に力いれてるね。あちらみたく無駄に主従がSMみたいな関係してないので割と健全な感じがする。よく考えたら姫の方は見た目以外大して好きじゃなかったな。

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著者プロフィール

静岡県浜松市出身。
「ビッグコミックスピリッツ」増刊号(小学館)でデビューし、上京。
主に中原裕氏のアシスタントを務めたのちに、「月刊サンデーGX」(小学館)にて『トラフィッカー』を連載開始。
代表作は、『怪物王女』、『南Q阿伝』、『アヴァルト』、『カコとニセ探偵』など多数。

「2023年 『時間停止勇者(12)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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