- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063763874
作品紹介・あらすじ
静かな湖畔に、にぎわう街角に、そして緑の中に佇む遺跡にも妖精たちは息づいているーー。北欧の国・サンバベッジの碧眼の妖精発見人、エイネの金色の髪が揺れるとき人と妖精の間に、悠久に巡る絆が紡がれる。だからボクはここに書き留めよう、”大いなる精霊”の物語をーー。北欧を舞台に紡がれる人と人、人と妖精が織りなすノルディック・ヒーリングファンタジー。
感想・レビュー・書評
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妖精と人の交わりはいかがですか?
妖精発見人が紡ぐ不思議な妖精と人とのお話です。
架空だけど架空じゃない感じがする一冊です。
私は思いっきり表紙買いしましたけど、お勧めですよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
北欧、妖精ってキーワードにも惹かれたが、それ以前に表紙のエイネに目を奪われた
私にしては珍しく(・・・もないかな)、購入流の一位が表紙で買ったとも言える
読み終わって改めて感じたが、優しい画で構成された、温かみのある漫画だな、と
悪魔でなく、妖精を相手にしているので、自然と荒っぽいシーンが出てこなくなるのだろうが、それを引いても、エイネと晴明の大らかな性格が活き活きとする内容になっている
丁寧に描く、そこに重きを置いているからなのか、少し物足りなさがあり、勢いある疾走感を出して欲しいものだ、と思ってもしまうが、丁寧なのは悪いことじゃない
また、人間と妖精の間を取り持つべく、熱心に仕事をしているエイネのスタンスにも、大いに惹かれた。そんな彼女を自分に出来る全力でサポートする晴明もカッコいい
今後、二人の前にどんな妖精が、その稀有な姿を見せるのか、楽しみ
あと、人間と妖精の関係性だけじゃなく、エイネと晴明の距離も変わっていくのか、そこも注目すべきだろう