- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063764208
作品紹介・あらすじ
光永康則(怪物王女)、最新作登場!!
日本古来の神々は「荒神」と化し、天変地異を引き起こしていた。
高校生・神田太郎は、神族・南久阿の眷属として、
「荒神」を鎮め、正体不明の侵略者を斃すことに……。
その戦いの果てに待つものとは、いったい何か!?
救国×鎮守ミッション、スタート!!
南久阿といふ蜘蛛神ありけり。かの神、渡来神なる侵略者と対峙するものなり。渡来神、いと邪なりて、土地神を荒ぶらせ、あまたの神事を穢す。かくて、世も乱れ、悪しくなりにけり。南久阿、神田太郎なる眷属らを従へ、渡来神を斃し、日の本を救わんとす。
感想・レビュー・書評
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コミック
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読書録「南Q阿伝3」4
著者 光永康則
出版 講談社
p155より引用
“いつか死んであの世に行った時
そこで必ず海の事が話題になる
だから生前に必ず一度は海を直に見て
そして肌で感じておくものだ”
目次から抜粋引用
“南久阿、御神渡りを輔けんとす
南久阿、異形と邂逅す
南久阿、山車を曳かせる
南久阿、海岸に赴く”
蜘蛛の神様と、その下僕を身に宿した少年
を主人公とした、日本を侵略しようとする存
在との戦いを描いた物語。
とある湖、神様が水面を走ると氷が隆起す
る御神渡り。しかしこの年は、もう何度も失
敗しており、その原因を排除するために、
南久阿たちは湖へ向かう…。
上記の引用は、海を知らない仲間に対して
言った、南久阿の台詞。
映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」は、
しみる良い映画でした。日本版は見てません
が。この引用の原典が、この映画以前の何ら
かの作品かもしれませんが、この台詞の意味
をしっかりと深く噛みしめる、そんな映画で
す。
御神渡りや山傘等、地名などが少しずつ変
えられていますが、実在のお祭りなどをモデ
ルにした話が多く、その地域に思い入れのあ
るひとだと、より面白い巻となるのではない
でしょうか。ちょっと変えてあるだけなので、
多分すぐわかります。
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怪物王女の世界観なんだなってことを思い出しました。
太郎三巻で表紙なんだ……二巻は銀子さんだったものね…… -
つい、この間、同先生の『棺探偵 D&W』をベタ褒めしまくった手前、アレなんですが、「どっちが面白いか?」は脇に置いとくとしても、個人的に肌に合っている感が強いのは、やはり、『南Q阿伝』かな、と読んで、しみじみと感じてしまいました
蜘蛛とJCの神・南久阿、ちょっと詰めが甘いけど誇り高い狼・銀子、そして、ラッキースケベに愛されている、戦闘力が人外の人間・太郎が、調子に乗って侵略してる渡来神(宇宙人?)を駆除して、日本の伝統を守っていくっつー、読んでいて理解しやすいストーリーだからかな?
けど、やっぱり、この漫画の一番の推しポイントは、主人公と言ってもいい太郎が、渡来神に、本家に負けないほどの速度と手数、威力の“オラオララッシュ”をかますトコでしょ、何と言っても!!
もう、スカッとしますよ、このシーンは
また、女性キャラの谷間にも、光永先生は無限の夢を籠めてくれてますねwww
この巻では、化け物の代表格と言ってもいい吸血鬼が登場しており、話に更なる深みと重さを加えてくれています
今後、南久阿陣と、グレタ嬢を筆頭とした化け物勢がぶつかるのか、はたまた、共同戦線を張り巡らせるのか、その辺りにも注目したい・・・・・・もっとも、私としては、太郎がグレタ嬢ともエロスなハプニングを起こす事を期待しているわけだが
個人的に、第3巻で推す話は、第十二和の『南久阿、山車を曳かせる』ですね
半被は・・・・・・貧乳っ娘の方が似合うと思うんですよ!! -
先生がせくはらされてるだけで満足うじゅじゅ