将国のアルタイル(13) (シリウスKC)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063764246

作品紹介・あらすじ

かねてより対抗してきたトルキエ将国とバルトライン帝国。ある夜、帝国の大臣が暗殺され、二つの国は一触即発状態に! 開戦を望む将軍たちの中、マフムートは暗殺の裏に潜む事実に気付く!! 国を守り、人を信じ、動乱を平和に導くため、若き少年将軍マフムートの戦いが、今、ここに始まる!!

ルメリアナ大戦の舞台は海へーー!! 央海を分断するポイニキア・サロス間に展開された海上封鎖を破るため、ルチオ率いる海の都の新造艦隊が必勝の策を携え、いま帆を揚げる!! 挑むは海神トリトーネに愛されし男、アマデオが率いる島の都・帝国連合艦隊。央海の覇者の座を賭け誇りと才能が、「央海の女王」と「海神の子」が激突するとき、大海戦の幕が上がる!!

感想・レビュー・書評

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  • 前半は、海神に愛された島の都の天才 VS 商業と情報で栄えてきた海の都の女王様。
    後半は、遊牧民 VS 農耕民族、天上の都(チェロ)でのカリル将軍の弔い合戦。

    12巻にあった筏を使った戦法なんかは史実でいえばオスマン帝国のミマール・シナンぽくて農耕民族の帝国のやり方じゃない感じがしたけど、13巻はその辺の差がしっかり描かれてた気がするなぁ。製鉄技術と巨大東弓の伏線は次の巻かな。ザガノス将軍は今巻では1コマも出なかったけど裏で暗躍してるだろうから次の手が楽しみ。

  • キタキタキタ!トルキエの反撃だ!!
    久々にドキドキワクワクしましたわ。

  • トルキエならでは、の戦法で鮮やかに。
    気付いたら盤面は全てマフ君の術中に……。

    どんちゃんしている時のマフ君、とっても格好良い!!
    今回はきりっとしている表情や冷たい瞳のシーンが多めです。

    引用部の、タイトルを思わせる台詞も非常に印象的。

  • 歴史物のよう。なんかだんだん難しくなってきて、新刊が出るたびに前の巻から読み直し。
    それにしても、ここまできっちりした架空世界を創り上げるなんてすごいなぁ。

  • ラストのマフムートがかっこいいですな……!

    しかし、だいぶ話が入り組んできてわかりにくくなったので、もう一度読み直さないとならぬ。

  • 全巻しっかり揃えてうちにある数少ない作品の一つ。

  • 海戦に燃えたり、陸戦に燃えたり、マフくんの無力な子供じゃない発言にじんわり来たり、次は春なんて遠いなあ……

  • 海戦特盛からの陸戦2種盛。
    オビの謳い文句が面白い。食べ過ぎ注意!の斜め貼りも良い味だしてる。

    海神の仔 vs 央海の女王。
    海を制するのは?!
    果たして結末は?!

    海を読み、戦略を練り、策謀をはかる。

    戦いの果てに、とても満足。
    こういう決着はかなり好みだ。

    オビにある通り、そのあとは陸戦。
    形勢はどちらに傾くのか。
    ぶつかり合う勢力と勢力。

    戦術と奇策。

    さあ次巻も、とても楽しみだ!

  • 海戦に陸戦と、盛りだくさんで圧巻の読み応え!

    まずはヴェネディックの一筋縄ではいかない外交術に脱帽。
    リゾラーニとしては、央海での影響力を失わないためには最善の策をとったとは思うけれど、これでヴェネディックの圧倒的優位が確定してしまった。対抗したくても、対抗できるだけの能力がある人間はもういないもんね。政治巧者だなあ。

    そしてマフムートの活躍。成長&活躍は嬉しいけれど・・・マフムート一人がキーになっている状況はあまりよろしくないと思う。軍のあり方としてもそうだし、央海を押さえたことで海と陸という多重性がなくなったから、物語としての厚みもね。

    まあ、このままトルキエ有利のままで終結するとも思えないので、今後の展開が楽しみです。ザガノスさんもそろそろ活躍しなくてはね!

  • 帝国対戦第二幕、海の交戦は反帝国同盟軍ヴェネディックに軍配が上がり、陸戦ではマフムート・バシャの反撃が始まる。次々と決まるマフムートの快進撃が爽快。そして、なんかマフムートが格好良く成長してるっぽいのがぐっとくるわー。巻末の台詞、なんか泣けたし。次巻も早く読みたいであります。

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著者プロフィール

カトウ コトノ
6月15日生まれ。双子座。O型。新潟県在住。
月刊少年シリウス2007年4月号に掲載された、第5回シリウス新人賞入選作「アナスタシアの親衛隊長」でデビュー。
月刊少年シリウス2007年9月号より「将国のアルタイル」を連載中。
2017年に第41回講談社漫画賞<少年部門>受賞。


「2022年 『将国のアルタイル(25)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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