オパパゴト(1) (シリウスKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 80
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063764536

作品紹介・あらすじ

ある日、夏川春日(なつかわ はるひ)は、ひょんなことから同じ顔を持つ少女・綾ヶ崎春日(あやがさき かすが)の替え玉として、私立薔薇ノ宮女学園に転入することに。そこで待っていたのは、生徒を父親、母親、長男、長女・・・と家族の構成員に見立てて家族生活を体験させ、協調性を育む試み「擬似家族計画」だった!?

核家族化が進み「家族」の大切さが忘れ去られつつある現代。とあるお嬢様学校では、そんな状況を打破すべく、トンデモプログラムが秘密裏に行われていた!!無作為に選ばれた生徒に父、母、子を演じさせ、家族の絆を育むというこの「疑似家族計画」に巻き込まれ、父親役を演じることとなった夏川春日(なつかわ はるひ)の運命やいかに!?

感想・レビュー・書評

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  • この作品を初めて手にした時には既に完結していて、ここからキャラの掘り下げが始まり面白くなる!と直感するのに対し打ち切りが決まり怒涛の完結。
    読後感は良いもののもっと色々やりたかったんだろうなと思ってしまい当時応援や作品へお金を落とすことが出来ず悔しいと思ってしまった一作。

  • 訳がわから無い女子校学園ドラマ。
    ひょんな事から云々でストーリーが始まるけど、何もかもが突拍子無さ過ぎるので、ついて行くのに苦労する。
    だけど、3話目ぐらいからは設定が徐々に理解出来るようになるので、それなりに楽しめる。…けど、設定が納得出来ない人にはツマラナイだろうけどね。

    絵が綺麗な点と、各キャラがハッキリしていて分かりやすいのと(極端だけど…)、キレイなオッパイが出てくる所がプラス評価。トータルで「そこそこ楽しめた」という印象。

    本作に似ている設定としては『めぞん一刻』や『陽あたり良好』だけど、ノリや内容的に『メイちゃんの執事』に近い…のかな?

  • 白梅ナズナは現在もっとも表情を描くのが上手い漫画家ではあるまいか。

    つり目、照れ顔、ドヤ顔、変顔、歪み顔etc…

    全ての表情に説得力が在る。
    そして、乳首のトーン処理が秀逸!(←ココ大事)

    ストーリーは父親の借金のカタに金持ち令嬢の影武者として超お嬢様学校の女子校に通うことになった主人公(一般人)が、社会性を育てるという名目で生徒同士で擬似家族生活をして達成度を競うという学校の特殊な制度に父親役として巻き込まれる…。

    という設定盛り盛りなストーリーだが、巧みな表現のためかシリアスからギャグまでジェットコースターのような振れ幅を快活に読むことができる。

    敵として登場するドS生徒会会長の表情も堪りません!

    主人公が男役としてロールしていることで男性読者は感情移入しやすく、自然に、違和感しか無い女子校の生活に入っていき、繰り広げられるめくるめく百合ワールドを堪能できる!

    ホンマ天才やで白梅ナズナ!

    擬似家族バトルの行方とともに白梅ナズナの描く表情から今後も目が離せない。

    個人的に金髪ツインテールがたくさん登場するのも嬉しい☆

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著者プロフィール

第17回少年シリウス新人賞にて「美学部へようこそ!」で準入選獲得。その後、読み切り「某文化系女子の日常」(2012年1月号)、ニコニコ静画での連載「月見月理解の探偵殺人」を経て、本作「オパパゴト」で本誌連載デビュー。

「2015年 『オパパゴト(3)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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