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- / ISBN・EAN: 9784063766073
感想・レビュー・書評
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恋愛感情も、ほかの感情と同じように、尊敬とか友情とか色んなものが混ざり合ってできているものなんじゃないか?って登場人物が考えるシーンがあって、感情に対して一歩引いて見てるような描写がよかった。この料理どんな具材と調味料でできてるんだろうって口の中で探るような感じ。
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とても曖昧な恋愛というものの、より集め。
だれかを好きになる、ということに、それほど気にしたことのない人たちが感じる、グレーとはいうものの、失恋ばなし。そう結局は失恋ばなし。ほぼ。
あっでも三十歳の処女がピンク映画観に行くくだりの点は好みだった。なんだろうこの初々しさw -
恋物語
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ハッピーエンドではない、白でもない黒でもないそんな気持ちにさせてくれる短編集。
「エイリアンママ」がすごいと思った。
どっちかというと私にとっては、子供はエイリアンより怪獣ですが・・・。 -
チョコレートのように甘くて時々ほろ苦い。
胸に秘めた想いを繊細に描いた短編集。 -
久々に漫画でうるっと。マイベストはチョコレート。
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『それ恋』が良かったので買ってみたんだが、此方は破天荒さはなくて、普通なオムニバス。どちらかというと作家さんの感性がそのまま書かれてる、エッセイに近い作品という感じ。
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久々に、何の作品情報もないままのインスピレーション衝動買い。その勘に頼ってみて、よかったです。
「曖昧な恋心」がテーマの短編集。そういうもやっとした恋愛って、中途半端になりやすくて実は難しいと思うのだけど、ぼやけることなく6つの短編としてきちっと仕上げているなと感じた。
ありきたりじゃないのにエピソードのひとつひとつがリアルでほろ苦い。ただ苦いだけじゃなく、主人公らが自分の状況をしっかり受けとめ、前に進もうとしているのがいい。そして、どこかトホホで不器用で。ふふっと笑ってしまうようなところもあり。何でそんな方向にずれちゃうのかな~?という迷走っぷりがまた微妙にカッコ悪いのだが、だからこそ共感してしまう。
女子高生、アラサーOL、20代妊婦、同棲中の大学院生…など、ヒロインの年齢層も様々だが、それぞれの年齢、状況だからこその「グレイ」な心情がうまく描かれていて、特にプレママの不安さが伝わってくる「エイリアンママ」は、お見事であった。
あとがきの、トリックアートなイラストも個人的にツボでした。 -
絵も上手いし、言いたいことは分かるんだけど何だか伝わりにくいんだよなぁ…。
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表紙とあらすじで買って、読みおわってからことことかるてっとの作者さんと気づいた。わかりやすいなー私。。
共感できるところもあって、そうじゃないところもあって、それでいいんだなーと思えた。
別に共感できなくても面白い本もあれば共感できてもつまんない本もある。
これはうーん・・・どっちつかず・・・ってかんじか。