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- / ISBN・EAN: 9784063766998
感想・レビュー・書評
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優しい彼と彼の織りなす、優しかったり悲しかったり少し寂しい話。好き。
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霊が見える少年と他人の心の声が聞こえてしまう少年。この二人がお互いの能力にやっと気がついて、付かず離れず親交を深める。ただ単に傷をなめあうのではないところはいいなと感じる。
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一言で、面白かったです!
表紙から見て癖のあるタッチの絵ですが、違和感はない。幽霊や血糊が苦手な方には×かと思います。
ネガティヴなのかポジティヴなのか分からない主人公(霊感持ち初心)が幽霊と関わったり、テレパスな同級生に構われて少しずつ関わったり。
何故だかほのぼのしてしまいました -
フェローズ系かと思ったら違った!ピエロの話は普通に良かった
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ギャグなのかシリアスなのか、の微妙なラインをついてくるステキ作品。
実はどちらでもなく、切ないほのぼの系、なのかもしれない。
主人公が「実はイケメン」な表記をしておきながら最後まで伏せてるあたりも好き。 -
続編希望。2人の男子高校生が絆を深めていく様子をもっと読みたいです。
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霊が見える怖がりの男の子と、こころの声が聞こえる一見普通の男の子。ひねたり拗ねたり、重く暗い話に簡単に転がり落ちそうな設定ですが、明るくさらっとした空気と爽やかな雰囲気が良かったです。雨が上がった直後の新緑のような読後感でした。
この雰囲気は、多分あまり詳しく背景やこれまでが語られてないからだろうなと思います。2人の。疎まれて1人暮らししてるとかさらっと出てくる程度。がっつり掘り下げてしまったら雰囲気が違っただろうなと。霊も出てくる時は怖いけど恨みだとか、悪い霊の話はなかったし。それは大きいかも。
灰田仁はこころの声が聞こえる割に普通の男子高生で、アホな会話で普通に友達付き合いしてて、主人公を放っておけなくて、良いやつでした。主人公も根暗とされてるけど、どうせ僕なんてとかいう根暗ではなくて、お肉食べたいーでも我慢!とか、普通の男の子だったので良かったです。2人とも自分そんなに嫌いとは思わなかったな。「不幸なんて悔しい」ときっぱり前向きだったし。2人とも優しい男の子。こころが聞こえてたのに苦しんでる子を助けられなかった事を何年も悔やみ続けてたり、霊に寂しいから一緒に死んでと言われて頷いたり。
この組み合わせはうまかったのかもと今思いました。こころが読めるから霊が見えるというのを嘘と思わないし、口にしてないのに霊が見えるのがバレてるからこころが読めるのを嘘と思わない。絶妙な組み合わせですね。
女の子も良かったです。ハードボイルドいい味出してた。女の子が言う、父の蒸発した理由について、その理由にしたい真意を読み取ったところがすごいなと思いました。優しいからかな。
表紙で小さい男の子かと思ってたらのっぽな感じだったのが意外でした(笑)
KCDXは最近好みなの多いなー。て事で迷わず買ったのでした。続きそうな気もしますね。 -
チェリーさんの作風が好きなのですが
不純とも、ノラとも違うジャンルで。
私はやっぱり「愛」を描いてほしいと思いました。
絵は好きです。
男性キャラの目元がときどき紡木たくの漫画に出てくる男の子みたい。
・・・って思った人は間違いなく昭和生まれですね(笑)