スティーブ・ジョブズ(1) (KCデラックス)

制作 : ウォルター・アイザックソン 
  • 講談社
3.64
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本棚登録 : 801
レビュー : 87
  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063768756

作品紹介・あらすじ

ウォルター・アイザックソンが著した世界的なベストセラー『スティーブ・ジョブズ』を、『テルマエ・ロマエ』で一躍脚光を浴びたヤマザキマリ氏が漫画化!! 第1話の試し読みは1週間で5万人以上が読み、第1話の掲載『Kiss』発売日には英・ガーディアン紙も取り上げた、超話題作登場!!

ウォルター・アイザックソンが著した世界的なベストセラー『スティーブ・ジョブズ』を、『テルマエ・ロマエ』で一躍脚光を浴びたヤマザキマリ氏が漫画化!! 第1話の試し読みは1週間で5万人以上が読み、第1話の掲載『Kiss』発売日には英・ガーディアン紙も取り上げた、超話題作登場!!

感想・レビュー・書評

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  • 今までに記事などで見ていたジョブズの人物像から、
    その人となりを掘り下げて知りたいとは思っていなかったけれど、
    ヤマザキマリさんが描かれるということで
    読んでみようと思ったスティーブ・ジョブズ伝記。

    子供時代は文系だと自分で思っていたジョブズが
    エレクトロニクスに興味を持ち、アートやテクノロジー、
    サブカルチャー、禅、様々な興味の融合と昇華の産物として
    ipodたちを生み出していく軌跡を感じて、すごく面白かった。

    父の車いじりを通じてエレクトロニクスと出会い
    興味を持ち、近所には多様なエンジニアが住み、
    導かれるように開花していった、類まれなる
    天才的なスティーブの才能。

    才能があることは素晴らしいけれど
    自分は特別で自由な人間だと思い、ドラッグに傾倒し、
    度の超えたイタズラを仕掛け、周りを圧倒していく。

    賢く、ナイーブで残酷。それでいて人を惹きつけ、
    類まれなる才能で文系と理系の交差点に立ったジョブズ。

    「禅」への傾倒がその後大きく反映され、
    余分なものを削ぎ落とし、集中し、美への厳しい追求をしていく
    ジョブズの仕事のスタイルを確立させていったとは、
    私も禅の精神がとても好きでよく本を読むので興味深く面白かった。

    そして、インド!
    最近偶然なのかなんなのか、インドに関する本や話に
    接点が多く、ジョブズもインド!とびっくりしつつ。

    気の向くまま自由に放浪しようという境地に
    導かれるのか、その圧倒的な場所インド。
    空から地上を眺めた時に感じるような、人生や自分という
    存在がいかに自分よがりな小さな枠と尺度で
    たくさんのことを捉えていたかに思い当たるのか。
    インドという国は深く、底知れない。

    インドを経て、ジョブズが次に向かった先が
    とても楽しみ。2巻が待ち遠しい!

  • まだ本で読んでなく、
    本屋さんで、マンガ本で見かけたため、
    こちらが先になってしまいました。
    けど、第1巻読んでみて、
    それも有りかと、思います。

  • 稀代の変人、スティーブ・ジョブズの伝記のコミカライズ。
    ジョブズ本人は嫌な奴なわけですが、エキセントリックな彼の行動にただ困惑するか、なにかしらの可能性を感じるか、周りの人々の度量を問われているような気がします。彼の才能を殺すも生かすも彼ら次第。ジョブズは天才だけど、彼一人だけで製品が造られるわけじゃない。そんな偉人ではない苦労しただろう人々に凄いと言いたいです。

  • 圧倒的な画力で描かれています。登場する人たちと実際にあったことがないのに「そう、そう、こんな顔の人だった」て思ってしまうほどです。原作の内容が漫画ならではのアレンジがされていて、その世界観に時間を忘れてのめり込んでしまいます。
    スティーブ・ジョブズさんが好きな人は「このエピソードも載せて欲しかったな」て感じるかもしれません。

  • 元々の伝記にほぼ忠実で、漫画でもウォルター・アイザックソンが淡々と語る形式。コミックとしての個性は極力控えめにしているようだが、時々テルマエ・ロマエでも見せたような著者の感性が見え隠れするのが面白い。ジョブズの父がちょっとだけルシウスに似ているw。

  •  リアルな変人を描かせれば世界一なヤマザキ先生によるスティーブ・ジョブズの自伝漫画。やはり普段変人に取り囲まれているヤマザキ先生はこういう人を描くのがうまいです。

     あぁこいつは天才だ。スティーブ・ジョブズという男の印象は自分にとっては天才としか思っていませんでしたが、やはりこの作品を通しても天才ですね。自分のすべてが正しく、自分を疑わず、千の成功を掴んでいく。子供時代からそんなんだからそりゃすごいっすわ。他人からみれば偏屈、だけどそれで成功しているんだから天才なんですよねぇ。そして、この天才思考をうまく絵に反映しているところがヤマザキ先生のすごいところ。スティーブの「こいつ何言ってんだ、バカかよ」のときの真顔がなんとも雰囲気でていて良い。やっぱりリアルな変人を描けるヤマザキ先生もまた天才なのだ。

     さすがの変人っぷりでしたがこの先もどんなことしていくのか楽しみではありますね。これ読み終わったら原作の自伝も読むかな~。

  • ジョブズの若い頃が描かれているのだが、絵がつくことで彼の憎たらしい基地外振りが更に良く伝わるようになっていて、彼に振り回された人の気持ちを追体験できる。うれしくないけど。
    要は彼は「きれいなサイコパス」だったのだなー、と得心した。

  • なかなか原著に忠実にコミック化しているなぁ。抑制がとれた筆致がいい。ただ、若いころのウォズニアックの顔が、自分のイメージと違いすぎて。。。
    それにしてもこの漫画家、テルマエ・ロマエといいこの本といい、おっさん好きだことw

  • めんどくさいろくでなし! それでも魅力的な猊下であられる。原作の広いエピソード群から捨て、拾い、膨らませる取捨選択が絶妙で、淡々とした中にもはっとする表現がある。作者の職人的な面に驚いた。

  • ジョブズの漫画の中で一番よい。

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著者プロフィール

【著者紹介】 ヤマザキ マリ(やまざき まり)
漫画家。1967年、東京生まれ。17歳でイタリアに渡り、フィレンツェにて油絵を学ぶ。その後、エジプト、シリア、ポルトガル、アメリカを経て現在イタリア在住。『テルマエ・ロマエ』(KADOKAWAエンターブレイン)で漫画大賞2010、および第14回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。900万部のベストセラーに。他に『モーレツ!イタリア家族』、『ルミとマヤとその周辺』、『スティーブ・ジョブズ』(いずれも講談社)、『プリニウス』、『パスタぎらい』(新潮社)、『ヴィオラ母さん』(文藝春秋)、『望遠ニッポン見聞録』(幻冬舎)など。

「2019年 『地球生まれで旅育ち ヤマザキマリ流人生論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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