サエズリ図書館のワルツさん

  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784063769272

感想・レビュー・書評

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  • 戦争で世界は荒廃し、紙の本が絶滅しそうな時代。そんな中、貴重な本を集めた小さな図書館があった。そこの館長は、若い女性のワルツさんーー

    小説のコミカライズだそうだが、コミカライズが成功してるとは言いがたい。正直絵があまり上手でない。

    ならばストーリーはいいかと問われると、これも微妙な感じ…何らかの問題を抱えた人たちが、図書館を訪れて変化していくという短編集なので、あるあるという既視感が強い。ワルツさんの正体も、けっこうすぐにネタバレしてしまったし。

    そもそも、紙の本はもちろん大好きだけど、電子書籍でも価値はそれほど劣らないと思っているので、サエズリ図書館のこだわりに全面的に共感できなかったのが、問題なのかも^ ^;

  • あちらもこちらもアンバランスな感じ。とくに人物の描き形が。最後の方でさえずり町へ誘っているけど、はたしてそれで解決される問題なのかしら?

  • サエズリ図書館のコミック版。四編入っていて目次を見る限り「サエズリ図書館のワルツさん1」と同じ話が収録されている。先の作品が未読なため読み次第書き足す予定。
    素朴なイラストで人に勧めやすい一冊。物語も近未来の中に残された「図書館」という形のため親しみやすい。登場人物は罰則に該当するんじゃないかという罪を犯しているにもかかわらず皆いい人だというのが少しだけ納得いかなかったが、絵本感覚で読むことができると考えると、年が幼くても安心して読める漫画だと思われる。

  • 小説のコミカライズ。

    今度小説を読んでみよう…。

  • 原作は、後日図書館で借ります。
    原作を読んでからのほうが楽しめるコミカライズではないかと感じました。
    一冊で終わらせるには、世界観が大きいのかな。
    近未来的な雰囲気はあるけれど、なんとなく押しきられちゃった感じ。
    どうしても駆け足な印象が否めなくて、もったいないなぁって思います。
    原作のほうがきっと面白い。
    コミカライズって、難しいのね。

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