Pumpkin Scissors(18) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 263
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063770018

作品紹介・あらすじ

停戦から3年。永きにわたる共和国との戦争は、帝国に深い傷跡を残した。飢餓・疫病・兵隊の野盗化…。それは“戦災”という名の、もう一つの戦争だった。これを憂慮した帝国陸軍は情報部内に第3課を設立し、戦災復興任務に当たらせた。その実、軍部の予算獲得のための方便であり、臣民の不満を抑制する“言い訳”でしかない彼ら。だが、社会を覆う欺瞞のブ厚い皮を切り裂き、内部の腐敗を暴くことを真に実践する彼らは、自らを『パンプキン・シザーズ』と呼び、任務達成に向けて今日も邁進する!

西方諸国連盟合同会議の期間中に勃発したテロ事変。武装集団『抗・帝国軍』に蹂躙されるがままの帝都にあって、人々は己の為しうる何事かを求め、もがいていた。陸情3課は、焼け出された避難民の救出・移送に奔走。一定の成果を収めつつあったが、抗・帝国軍の擁する高々機動戦術装甲車『蠍の類型』8輌の襲撃を受け、それぞれに対決を余儀なくされる。絶望的な状況下にありながら、それでもなお敢行する“反撃”の行方は!?

感想・レビュー・書評

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  • オーランド伍長が自我を取り戻しつつある…同時に混乱を呼び戻してもいる…

  • 本当に色んな事が、色んな固定観念が「そうではない」と思わせてくれるなぁ…。

  • ようやく主人公たちが動きだし、敵の目論見が見えてきて、話が収束へ向かう…と思わしき転換点。連載量が本シリーズ前の連載量と近づいてきて、鷲巣麻雀か蟻編みたいにならないよう祈る

  • すすまないな

  • 戦線にて第三課復興の闘いな18巻。ハーケンマイヤーがぁっ…(泣)とか、オレルドとマーチスのおっぱい(笑)とか、オーランドの戦線復帰とか、切ないフラグがやたら立ちまくり。次巻もキツそうだなぁ…。

  • ああ,あああ,ハーケンマイヤー……

  • 本当にいい意味で期待を裏切り続けてくれる。アンチ・アレスの目的、ひいては銀の車輪結社の「国家財政を条約違反によって破綻させカウプランの特許を放出させた上で帝国を崩壊させる」という目的には驚愕。思えば「財政を破綻させる」という目的を考えれば、舞踏会襲撃事件を起こさせホースト候を経済管理庁のトップに据えさせたのも頷ける。これまで張ってきた全ての伏線を一気に回収しようとしているが、ここまでの集約だともう一段階何かあるんじゃないかと勘ぐってしまう。まだまだ期待。

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著者プロフィール

兵庫県出身。2002年より『Pumpkin Scissors』(月刊少年マガジン掲載)を連載中。

「2019年 『Pumpkin Scissors(23)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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