- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063770926
作品紹介・あらすじ
月刊マガジン連載、珠玉の音楽コミック「四月は君の嘘」が、小説に! 母の死がきっかけで演奏中に自分の弾くピアノの音が聞こえなくなってしまった、有馬公生。華やかなその経歴と、孤独に苦悩する姿を、漫画とは違う目線で描く。主要登場人物5人が語る、公生への思い。さらにくっきり浮かび上がる、公生像。漫画では描かれなかったエピソードも掲載。KC11巻限定版OVAのストーリーは、このスピンオフから広がった!
感想・レビュー・書評
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説版君嘘。サブキャラから見た有馬公生くんとのエピソードの短編集でした。大好きなお話をほかの作家さんが描くスピンオフとか大好きです。さらに世界が広がって、キャラの違う一面とかもっと掘り下げた内面とか見れてとても素敵でした。どの章も素晴らしく、涙が溢れました。みんなが有馬くんのことが、大好きで嬉しい!あえて、どれが一番かと問われれば、椿ちゃんの章かな? 幼馴染の椿ちゃん。一番近くにいて、一番見ていた。そんな椿ちゃんが、切なくて、健気でね・・・涙がとまりません。
あーーーー! でも 渡くんの話の、いろいろわかったうえで、それを押し付けることなくおちゃらけ男をしてるとこも、ぐっときたし、相座くんと絵美ちゃんの話も、有馬くんに打ち抜かれたことで、さらにピアノの世界が輝きだすのに、うるうるだったし、プロローグとエピローグのかをりちゃんの話は、もうほんとに有馬くんへの、恋文だしで、すべて、すべてのお話が、愛があふれていました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本編の最終話を読んだのが先なので、ちょっとバイアスがかかってしまっているかも。
主要登場人物の各自の視点で物語られているので、なぜ(物語上の)現在の関係になっているかが保管されて、とても楽しめました。
本編最終話を読む前に読んでいると、最終話を読んだ後にもう一回読めば印象の変わる話もあるので、ちょっともったいなかったかなぁと思いました。 -
読んだあと感傷に浸りたくなるような内容だった