ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社 明日へ (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 16
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063774320

作品紹介・あらすじ

岩手チャグチャグ新聞社の記者・坂東さきるは生まれも育ちも岩手県。東日本大震災から5年がたった今、さきるは甚大な被害を受けた沿岸部の三陸へと取材に向かう。陸前高田・思い出の品、大船渡・恋し浜ホタテデッキ、遠野・畑わさび栽培、釜石・FM岩手釜石支局。かつて取材で訪れたことのある地を目の当たりにし、一人の人間として深い悲しみを味わいながらも、人々の心の強さ、明るさに出会い、今また新聞で岩手を元気にしようと誓う!!

岩手チャグチャグ新聞社の記者・坂東さきるは生まれも育ちも岩手県。東日本大震災から5年がたった今、さきるは甚大な被害を受けた沿岸部の三陸へ取材に。陸前高田・思い出の品、大船渡・恋し浜ホタテデッキ、遠野・畑わさび栽培、釜石・FM岩手釜石支局。かつて取材で訪れたことのある地を目の当たりにし、一人の人間として深い悲しみを味わいながらも、人々の心の強さ、明るさに出会い、今また新聞で岩手を元気にしようと誓う!

感想・レビュー・書評

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  • 岩手の地方紙記者が主人公のマンガ。
    当初は岩手の観光地や文化の紹介がメインだったけど、震災後は被災地の様子も出てくるようになった。
    この巻は、震災から5年後に発行され、復興の様子が丁寧に描かれている。

  • 何だかんだでいきる人々の強さにうるっときてしまった。
    現実はあんなにきれいにはいかないとしても、取材に基づいた話は地に足がついている。

    いつか10年も出るのだろうか。
    震災だけでなく、さきるたちの日常やライフを続けてほしいものだ。
    それが今の岩手を映すことになるだろうから。

  • 購入

    久しぶりの「ゴーガイ」新刊。
    震災から5年経った岩手、という設定。
    相変わらず岩手への想いに溢れ、ちょっとウルっとしながらも暖かい気持ちになれる。

    恋し浜の話が続いているのが嬉しい。
    ラジオの話も好き。

  • 東日本大震災から5年。岩手を舞台にした「ゴーガイ!」が、帰ってきた!熱血記者のさきるが、岩手のよさを熱く伝えてくれる本作、今回は震災の被災地を中心に陸前高田・大船渡・遠野・釜石を舞台に描いている。被災地に近い遠野の後方支援のエピソードは今回初めて知ることばかりで、沿岸地域を傍から支えてくれていることが心よりありがたかった。
    故郷がまさに岩手の被災地のため、今回の舞台も帰省のたびに目の当たりにしているので、復興がなかなか思うようには進まないなということを実感している。順調なところもあれば、歯がゆいまでにうまくいかないこともあるのも事実。
    そして、この5年で私が常に感じている、忘れたいという思い、忘れられたくないという思い。矛盾しているようだが、相反する感情のせめぎ合いはどんどん強くなっていくように感じるのだ。それはきっと自分だけではないだろう…そんなことを本作を読んで思った。
    今回も、丁寧に誠実に取材をしていたことが隅々まで窺える構成。感情の揺れ動きの一つ一つがリアルで、特に最終話の釜石篇は何度読んでも涙が止まらない。常に前を向き続けることの難しさを感じながらも、一方で新たな絆が生まれたり、様々な喜怒哀楽を感じた5年間。岩手に縁遠い方にも、是非読んで、岩手の今を感じてほしい。

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著者プロフィール

岩手県出身。
代表作に、地元岩手を題材にした『ゴーガイ!岩手チャグチャグ新聞社』(講談社)などがある。

「2020年 『講談社 学習まんが 日本の歴史(9) 応仁の乱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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