猫楠 他 (水木しげる漫画大全集 080)

水木しげる

• 講談社 (2014年1月4日発売)

作品紹介・あらすじ

＜「水木しげる漫画大全集」とは？＞
半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成！　『水木しげる漫画大全集』第１期３３巻刊行開始。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を完全網羅。
京極夏彦責任監修。


全裸、吐く、「フマキラー！」と叫ぶ！　水木しげるが最も興味を抱いた人物、怪人・南方熊楠を描いた作品群を完全網羅！　その生涯はまさに大河ドラマと呼べる波乱万丈の物語！　他にも世界中の歴史上の人物たちが続々登場！　　　　『水木しげる漫画大全集』080（1973-1997）、第１期・第８回配本

感想・レビュー・書評

[piron2さんの感想 · 2016年5月16日]

近所の図書館
水木先生作の南方熊楠本。面白かった。
熊楠、良くも悪くもめちゃくちゃな人。18か国語に精通、喧嘩強し、ゲロはき、昭和天皇が歌に詠んでる、孫文と交流、粘菌の研究、長男病気で晩年は淋しい感じ

[あふろざむらいさんの感想 · 2024年2月23日]

南方熊楠という人物を俯瞰するのにちょうどいい。
なにしろ博物学的な人物なので水木しげるが描くというのはベストなマッチングだ。

[smatogaさんの感想 · 2014年1月18日]

なんだかずいぶんよみごたえがあった。

それだけ熊楠という人の人生が濃厚なものだったということでしょう。
個人的にも気になっていた人物なので、水木翁のマンガが入り口というのは大変幸先がよい。

あと猫楠がかわいらしい。

[kiyosiさんの感想 · 2014年1月6日]

『怪傑くまくす』

『怪少年』

『てんぎゃん 南方熊楠の少年時代』

『猫楠』

著者プロフィール

水木 しげる（みずき・しげる）：1922年鳥取県境港市出身。太平洋戦争に従軍し、戦地で左腕を失う。戦後、魚屋、輪タク屋、アパート経営などを経て紙芝居を描き始めたのち漫画家に転じる。講談社児童まんが賞、日本漫画家協会賞文部大臣賞、仏アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞ほか受賞歴多数。91年紫綬褒章、2010年文化功労者。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』『総員玉砕せよ！』『日本妖怪大全』などがある。15年逝去。

「2024年 『水木しげる厳選集　虚』 で使われていた紹介文から引用しています。」