昭和史(3) (水木しげる漫画大全集)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (548ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063775679

作品紹介・あらすじ

半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成! 『水木しげる漫画大全集』第2期は超ボリュームの全35巻。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を完全網羅。
京極夏彦責任監修。

水木しげるの貴重な体験が激動の時代と交差する。「昭和史」第三弾は「太平洋戦争後半」から「終戦から朝鮮戦争」を収録。日本軍は敗戦を重ね、絶望的な状況へと追い詰められていく。水木も幾度となく生死をさまようが、現地住民との邂逅により命を救われる。水木が体験した戦後の日本の生活とは!? ★解説「べとべとさんは、本当にいたのかも」松下奈緒(女優、音楽家)

感想・レビュー・書評

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  • [墨田区図書館]

    少しでも歴史の流れを知ってもらおうと歴史マンガを探していて見つけた本。言わずと知れた、ゲゲゲの鬼太郎の著者の本なので面白いかなと、とりあえず4巻取り寄せてみたら、、、ぶ・分厚い!!

    でもその分内容が濃いのかな、面白く読めるかなと期待していて、借りてきてすぐ、息子に見せる前に読み始めてみたら、、、、失敗した、これ、多分息子には読めない(泣)

    水木しげる、もしくは歴史自体に興味があれば面白い箇所も多々あるんだけれど、彼の半自叙伝と紹介されているように、歴史の流れに沿ってというよりも、彼の人生の節目と、その頃の周囲の説明(解説?)といった感じで歴史が時に遡って説明されたりするので、ある程度歴史の流れや言葉、当時の背景を知っていないと言葉や話、慣習がわからなさそう。

    ただ、当時の民衆の生活を知るには面白いかも。その辺りのページだったらまだまだコロコロで喜ぶ息子も楽しく読みたがるんだろうな。

    それに個人的には水木しげるのトンでもない幼少期?いや、一巻で青年期まで突入しているけど、その頃までも全くといっていいけど使い物にならない

  • 太平洋戦争後半
    『インパール作戦』

    『絶望の敗走』

    『ぬり壁にあう』

    『中部太平洋の戦い』

    『中国戦線とマリアナ海戦』

    『敵上陸前の日々』

    『マッカーサーは帰ってきた』

    『追い詰められた国民生活』

    『レイテ海戦』

    『敵上陸、中隊長自決』

    『最後の死闘』

    『幽霊部隊ね出現』

    『銃殺』

    終戦から朝鮮戦争
    『東条の強がり』

    『森の人』

    『ポツダム宣言』

    『終戦』

    『わが終戦前夜』

    『人間天皇と復員』

    『新憲法と戦後改革』

    『飢えと混乱と活力と』

    『空腹とのたたかい』

    『米ソ冷戦構造はじまる』

    『魚屋をやめて学生となる』

    『あいつぐ謎の事件』

    『紙芝居屋になる』

    『復興のきざし』

    『朝鮮半島火を吹く』

    『紙芝居のかいめつ』

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著者プロフィール

水木 しげる(みずき・しげる):1922年鳥取県境港市出身。太平洋戦争に従軍し、戦地で左腕を失う。戦後、魚屋、輪タク屋、アパート経営などを経て紙芝居を描き始めたのち漫画家に転じる。講談社児童まんが賞、日本漫画家協会賞文部大臣賞、仏アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞ほか受賞歴多数。91年紫綬褒章、2010年文化功労者。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』『総員玉砕せよ!』『日本妖怪大全』などがある。15年逝去。

「2024年 『水木しげる厳選集 虚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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