- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784063787139
感想・レビュー・書評
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これも図書館から。
なでしこジャパンがW杯で優勝したシーンは、
自分もテレビで見て応援していました。
まさか決勝戦でアメリカに勝つとは…って感じで、
とても感動したことを今日のように思い出します。
そんな感動を日本にもたらしてくれた佐々木監督の本。
この本を書いたのはW杯直前なようです。
にも関わらず、W杯優勝を目指していると書かれており、
事実上目標を有言実行してしまった本。
佐々木監督の人柄と戦略性が現れている本で、
W杯優勝の答え合わせができる本になっています。
(それゆえ、W杯優勝直後は良く売れたはず…。)
ちょっと時期は過ぎてはしまいましたが、
改めて監督側の考えを知ることができて、
自分的にも満足度の高い本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本、なでしこが優勝したW杯の前に書かれた本なんですよね。有言実行なのがすごい。。そして、高校時代の佐々木監督がイケメンで驚き。
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オリンピック前のモチベーションから急に読みたくなった一冊。
なでしこジャパンがワールドカップで優勝する前までの軌跡と、佐々木則夫監督のマネジメント理論。
女性中心の組織をまとめるための苦労と気遣いが参考になる。
監督になったからといって、僕という人間が偉くなったわけではない。
同じ目線で、同じ目標を目指すことの大切さ。
佐々木さんのマネジメント姿勢、とっても共感! -
佐々木監督は、特別なマネジメント手法でなでしこジャパンを世界一に導いたのではなく、1:戦略・戦術を立てる、2:適材適所、3:フィードバックを与える、4:継続学習させる・・・というマネジメントの基本を忠実に実践された結果だと知ることができた。基本の大切さを再認識した本だった。
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ホームページに感想を書きました。
「常に「横から目線」のノリオ監督です」
http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage091.htm -
ワールドカップの前に書かれたこの本。いや、すごい。ヒントになるキーワードがいくつも出てくる。長谷部の本と重なるところが多いのもびっくり
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なでしこのW杯優勝の予言書ですね。W杯優勝後に読んでビックリしました。巻頭のなでしこの11箇条で度肝を抜かれました。こんな凄い本だったのだと...なでしこのW杯優勝の予言書ですね。W杯優勝後に読んでビックリしました。巻頭のなでしこの11箇条で度肝を抜かれました。こんな凄い本だったのだと。2011/10/11
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図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」
クラブ・サークル名 女子サッカー部
請求記号:783.47/Sa
所蔵館 2号館図書館 -
■書名
書名:なでしこ力 さあ、一緒に世界一になろう!
著者:佐々木 則夫
■概要
「日本女性の長所が百パーセント発揮されたら、女子ワールドカッ
プ・ドイツ大会で世界の頂点に立てる」。大会の約半年前に書き下
ろした本書で宣言したとおり、著者は選手の能力を最大限に引き出し、
“なでしこジャパン”を世界一に導いた。世界最優秀監督賞に輝い
た指揮官による、必読の組織マネジメント論。
(From amazon)
■感想
少し前ですが、女子サッカーがワールドカップで優勝しましたね。
あれは、凄かったです。
女子サッカー自体は、スピードが遅いのであまり観る事はありません
が、あの優勝が凄い事は分かります。
この本は、その女子サッカー日本代表の監督が書いた本です。
一時期のブームは残念ながら去ってしまったと思いますが、この本自体
はブームで終わらせるのはもったいない本だと思います。
女子サッカーの一時代を気づいた人間の著書で、事実と考えを分か
りやすく記載しています。
結構事実を列挙していると思われる部分も多いので、サッカーを知
らない人には読むのが苦痛かもしれませんが、サッカーが好きな
ビジネスマンであれば、一読の価値ありかな?と思います。
マネジメント論は、恐らく現在最も適しいていると思われるマネジ
メント論です。
難しい事を読者に出来るだけ分かりやすく伝えようと記載されている
と思います。
「ブレない軸を持って、長所を伸ばしていく」というマネジメント論
が基礎にあり、そこに女性に接するにあたり大事な事、女性の特色を
交えて監督しています。
何より、自分が偉い!という目線でなく、選手、スタッフと同じ目線
にたち、同じように成長しようという姿勢が素晴らしいです。
一度、頂点という結果を出してしまっているので、その後が大変かも
しれませんが、選手は変わっていくので、また新しいモチベーション
で頂点を目指していくのだろうな~と思います。
楽しく読めました。
ありがとうございます。
■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)
女子サッカー日本代表監督のマネジメント論とサッカーワールドカップ
までの道筋を記載した一冊。
ビジネス書で言われているマネジメントを実践している一冊になってい
ます。
サッカー好きの社会人に、オススメです。
■気になった点
・攻撃したいから相手のボールを奪う。だから守備をする。
・試合終了のホイッスルは、次の準備への始まりの合図。
・女性は限界までトレーニングしても、別の事をする余力を残しておく
ものなのだ。
・「見られている」と「見てくれている」は大違いなのだ。
・コーチが馬車なら選手は乗客だ。馬では無い。
・指導者としての情熱は、目の前の選手の力を引き出す事を目的と
して誠実に注がれなくてはならない。
・本当のリスクは「失敗すること」ではない。「やらないこと」だ。
・普段通りの力を出すには、普段通りのコミュニケーションが必要
なのだ。
・肩書は部下を守るためにある。
・僕の成長が一日止まれば、なでしこジャパンは世界の中で一日
遅れをとってしまう。
・女性は男性以上に細かい事を気にする。 -
今注目のなでしこジャパン。
女性チームというのは難しい面があるのかとも思ったが、そうではないらしい。
大きなことを成し遂げた人たちの発言には説得力がある。
才能のある集団なのか、凡人の努力の結果なのか。
いずれにしても世界一というのは並大抵のことではないのだろうなと思う。 -
先輩から勧められて手に取った本。
指導者がどうあるべきかを知りたくて読んだので、
読むべき本がちょっと違ったとは思うが、
なでしこジャパンの軌跡を知ることができて、
とても楽しい本だった。