- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784063793000
感想・レビュー・書評
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大好きな宮部みゆきとまたまた大好きな荒川さんのコラボってことで購入。双子が可愛くてお父さんが男前だった。
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おもしろかったです。
ケータイではなく公衆電話を使っているところに時代が感じられました。 -
土砂降りで、あまつさえ雷鳴が轟くなか、屋根になど登ったりするものではない。時に雷は思いがけず真上に落ち、人生を思いがけない方向へと進めるのだ。
片頬にできるエクボ以外に見分ける術がないくらいそっくりの双子、直と哲がひとりの泥棒を拾ったことで、「父と子」の物語が始まっていく。
血が繋がっていても、我が人生大事と家族を棄てる父や母がいる。これ幸いと気侭に暮らそうとする子どもたちがいる。そのことに憤慨し、やがて傷つく自分に恐れながらも、父と呼ばれ続ける泥棒がいる。
幸せとはなにか。——そんなものは、行き着く果てまでわからないものなのだ。 -
数年前にドラマ化された本です。
両親そろって違う相手と駆け落ちし、出て行ったため、中学生の双子直、哲の2人の兄弟だけで住む家に、プロの泥棒が落ちてきます。
弱みを握られ、また双子は双子でお金が必要だったため、3人は”共犯関係”という関係から、スタートし、一緒に暮らし始める…。
事件が次々と起こる7つの短編集。
どの事件も、双子と泥棒のやり取りが面白く、また謎解きも軽快にすすんでいくので、とても読みやすいシリーズ短編集でした。
また、最初は共犯関係という関係だったのに、だんだん話が進んでいくのに連れて、本当に父親代わりのようになってきていて、そのお互いの距離の関係が近くなっているのがわかり、面白かったです。
続編もほしいなぁ…と思える一冊でした。
事件が起こるものの、暗くもなく、ユーモアあり、3人の会話が軽快に楽しく進んでいきます。読んでて、ワクワクです‼︎ -
とあることから双子の兄弟の継父となることになった泥棒と双子の話しの連作短編集。
初宮部みゆきでした、宮部みゆきは長編で重たいイメージをもっていたので読んだことがなかったけれど、これは読みやすいと聞いたので読んでみた。
読みやすく面白かった、それぞれの章でおこるエピソードに絡めながら継父である「お父さん」の気持ちの変化がいい。
読み終わるといろいろと謎が残ったままだし3人の関係の続きが知りたくなると思う、が…続きの5つの章は単行本化されることはないという…なぜだー! -
双子がいい味だしてる!面白かった。
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確か小学生の時に読んだ本。
ドラマがやると聞いて再読した(*´∀`*)
双子とパパのリズムいい会話が好き(笑)
宮部みゆきさんの本を読むきっかけになった一冊✨ -
ドラマが結構おもしろかったので原作を買ってみた。
いきなり結論。
こういう軽いタッチなら読めるんだ~私~、と新しい発見。
というのも基本私は宮部作品のよさがいまいちよくわからないヒトなので^^;、
これはたまたまウマがあったというだけのことだと思う。
これで終わりって感じじゃないのに現時点で続編出てないってことはやっぱ終わり?
中途半端だよなあ~、と文句★一つ分。 -
双子と泥棒が織りなすユーモアな会話が面白い!
著者プロフィール
宮部みゆきの作品





