- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063794120
作品紹介・あらすじ
すべてがヤバイ!破壊神!榎木津礼二郎!!
読まず嫌い厳禁!一気読み小説
「ワハハハ!馬鹿かお前は!」
戦後の混乱止まぬ頃に異能の超探偵 榎木津礼二郎、襲来!推理無用、すべての謎を見通して、解決せずに混乱させる……。
京極夏彦×小畑健 超豪華な組み合わせがここに実現!!
感想・レビュー・書評
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本編未読ですが、この話の中で綺麗に完結してました。各キャラクターの理解まではボリューム的にも描かれていないので、そこは本編で補完して楽しんだ方が良さそうです。
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表紙に「破壊神!榎木津礼次郎!!」って書いちゃダメだよ!!!!!破壊するんだろうなあってすぐ分かるじゃん!!!!!
でも破壊するんだろうなあって思ったし本当に破壊しててにっこり…としてしまった。いやあ…元気だなあエノさん……。
京極夏彦、読みづらい印象があったんですが、読みふけっていた頃から私が年齢を重ねたからか、この本が読み易く書かれているからか、サクッと読めました。思うに、二段組をやめたらいいんじゃないか?ロードオブザリングみたいに一段組で文庫で出してくれ。旅のはじまり ① 上 と同じ感じでよお……
奇妙なことに広い庭の端から端まで、屋敷の部屋という部屋を埋め尽くすまで、壺壺壺が並んだ壺屋敷。偏執狂が買い集めた壺と、壺となんか違いがあるのか分からん甕と、亀と、カメが……ばんばん出てくる。どっちだっけ?と読んでる方も思わされる。けれど最後には、絡み合った糸を無理やり掴んで引きちぎるみたいに綺麗さっぱり解決する。面白かったです。京極堂が解決すると拍子木を打たれたような迫力がありますが、榎木津が解決するとバズーカ砲で吹っ飛ばされたみたいな気持ちになるな。 -
「百器徒然袋-雨」に収録されている「瓶長」の榎木津バージョン。
本編は未読です。
前作は釜とカマで、今回は亀と瓶(カメ)(○ ̄m ̄)
榎さんが、変人親父から命令された探し物。
とりあえず瓶を探せ!とのことらしい。
その瓶は泰日(たいにち)通商協定を左右するかもしれない?
今回の肝になるのは、古物商。
狐と狸の化かし合いを期待してソワソワします!
そして期待を裏切らず京極堂始動!
榎木津発射!木場さんも発射!
後半の悪ノリとドタバタはお約束ですよね?
京極堂だけでなく、木場さんまでノリノリで面白すぎ。
今回も楽しかったです(●≧艸≦) -
図書館で、こんなのあったのか?とまさにジャケ借りしたんですけど、「雨」にはいってるやつなんですね。
でもひさびさに読む京極堂もの、やっぱり面白くて再読にはなりますがさくっと読めちゃいました。
榎さん大好きすぎるし、京極堂もやっぱり榎さん大好きなんだなぁと再認識(笑)