イシュタルの娘~小野於通伝~(3) (Be・Loveコミックス)

著者 :
  • 講談社
4.09
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本棚登録 : 188
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063803167

作品紹介・あらすじ

「あさきゆめみし」で平安王朝を、「はいからさんが通る」で大正ロマンを描いた大和和紀の、待望の大河戦国コミックです。
信長に見出され、秀吉に重用され、家康に信頼された才女、小野於通。その知られざる生涯を、斬新な解釈で描きます。かずかずの歴史小説に謎の美女として登場する小野於通とは、何者だったのか。その目で確かめてください!

志摩守とのまっくらな結婚生活を、忍び・ぬばたまの力を借りて終わらせた於通。帰るところは懐かしい京の町! しかし関白を秀吉に横取りされた摂関家の信輔は、別人のように荒れていた! 一方、一心に取り組んだ書が評判を呼び、於通は、秀吉正室・於ねの祐筆に抜擢される。大坂城にあがった於通は、そこで秀吉の側室となった茶々と出会う・・・!!

感想・レビュー・書評

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  • 於通さん離縁となってしまいました。
    しかし、夫の志摩守殿とは、なんとか円満に別れることができて、短い結婚生活に終止符を打つことに。
    もとの穏やかな生活に戻れることが出来てよかった。

    その後は、女御さまの書の教授となったり、秀吉の正室の北政所 於ねさまの祐筆(礼状や見舞いの文の代筆)を頼まれる。
    側室の茶々さまや松の丸さまには、書を指導したり、女官たちには、「源氏物語」の講義をしたりと、京と大阪城を行き来する生活へと充実している。

    自身のポリシーを持ち、師匠の九条種道から独り立ちして、おのれの書流を築き上げ、引っ張りだこに。

    『書は人、それ自体が生きもの。ひと文字ひと文字に書き手の品格の高さや低さ、人柄や体調まで表れる』と、師匠の御言葉。

    文字を連ねるとき、気配りを致したいものです。

  • 於通はねねの祐筆として大坂城へ上がり、茶々に書を教え、社交界の中心へ入っていく。秀吉をあしらう様子が痛快。お江与、出雲の阿国も登場して物語が盛り上がる。

  • 2018.4.7市立図書館
    許嫁を名乗る男と一度は結婚したものの、いろいろあって円満(?)に離縁、すでにその書で注目を集める存在となっていて、御所の女御さま(といっても信輔の妹だけれど)や門院さま、大阪城などで引く手あまたとなる於通、芸は身を助くを地でいく。出雲の阿国や信輔、北政所や茶々、それに真田幸村との再会、利休との出会いなど。

  • 書で成り上がる於通は逞しいなぁ。
    それにしても信輔さまの今後が気になる。

  • 安定の高クオリティ。難易度も自分にちょうどいい。
    続きも大事に大事に読み進めたいです。

  • 小野於通伝。
    この方について、ほとんど存じ上げません。
    調べてみよう、知ってみよう、というスタンス。

    それにしても、江戸時代前後はかなり不案内です。
    そのうえで、スター的な人物、この巻ならば、茶々などの浅井三姉妹、真田幸村などなどと絡めてあるのは、とっつきやすい。

  • 望まぬ結婚に終わりを告げ、於通は於ねの祐筆として大阪城にあがる。秀吉の側室にされそうになるが、からくも逃げおおせるいっぽう、再会を果たした信輔は別人のように荒れていた。
    次々と話しが進み、気持ちが良い。さすが大和和紀。この人だけは、歳を重ねても、良い作品を描いてくれる。

  • 志摩守の元で名ばかりの妻となっていた於通ですが、その清廉な生き方に使用人達とはよい関係が築けていけているなって思いましたが、志摩守が私怨で人を殺め、於通が書きためていた書を破ったことから、志摩守からの離縁を獲得しました。1年余りの結婚生活だったそうですけど、その間、ぬばたまの薬で難を逃れてたんでしょうか。

    久しぶりに京に戻った於通ですが、すぐに公家の女御さんたちや女官たちの先生になったり、大坂城の於ねの祐筆や茶々の書の先生になったりと、書ができるということは、この時代スゴイんですねって感心しました。

    秀吉からのラブコールは機転で切り抜けたし、あと心配なのは、左大臣の信輔ですね。なんだ身を落としたかぶき者になっちゃってるし、最後は信長の遺品を秀吉の前で割っちゃったし、秀吉との関係がすごく気になる終わり方になっちゃってます。

    絶対秀吉が怒りそうで、彼の今後がすごく気になります。

  • 待望の第3巻。主人公於通がいよいよ天下人秀吉と顔を合わせる。書道ひとすじに身を立てる潔い生き方に、物語中の女君たちが心を寄せるさまがいじらしい(しかし豪華メンバー!!)。信輔の変わりようには驚きましたが、落ちぶれても書の気高さは変わりないということを於通が確かめた場面はこの巻で一番のハイライト。芸で心を通い合わせるふたりが素敵です。武家のみならず公家社会をも描いた戦国漫画として今までになかった作品では。

  • ちょうどNHK「江」と時代やお話が重なってて楽しい☆

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著者プロフィール

3月13日生まれ、札幌市出身の魚座。O型。1966年、「週刊少女フレンド」より『どろぼう天使』でデビュー。『はいからさんが通る』で第1回講談社漫画賞を受賞。「源氏物語」を基に描いた『あさきゆめみし』は、少女漫画の枠を超えて高い評価を得ている。他に『ヨコハマ物語』『N.Y.小町』『ベビーシッター・ギン!』『紅匂ふ』など人気作多数。

「2001年 『漫画文庫あさきゆめみし全7冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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