昭和元禄落語心中(1) (KCx)

著者 :
  • 講談社
4.25
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本棚登録 : 4104
レビュー : 395
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063805147

作品紹介・あらすじ

満期で出所の模範囚 与太郎がまず向かった先は、人生うずまく「寄席」。 
昭和最後の大名人・八雲がムショで演った「死神」に魅せられて、あれよあれよと噺家の世界へ。 
弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎の運命やいかに……!?
人気急上昇中の実力派漫画家・雲田はるこが心底惚れ込む落語の世界を描きます!

感想・レビュー・書評

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  • 気になりつつ我慢していたけど、落語を聞きに行くことになり解禁。古典芸能のなかでも、落語はもっとも大衆的でとっつきやすいのではなかろうか。ドラマ「タイガー&ドラゴン」もヒットしたことだし。

    時は昭和後期、模倣犯で出所したばかりの青年”与太郎”は名人芸に惚れ込んで八雲師匠に押し掛け弟子入り。しかしなかなか落語の稽古はつけてもらえず・・・

    このマンガがすごい!オンナ編第2位。絵柄は好みから少し外れますが2巻も読んでみよう。

  • 3巻まで読了済。続刊が楽しみ!ほんとうに落語が好きなんだなあ人間が好きなんだなあ!としみじみするし展開にははらはらするし。芸事ゆえの才能の有無、嫉妬や目指す場所や、若さ故に交わした約束やもう二度と会えない人への思いなんかが老いも若きもぐるぐるしていて笑って泣ける。最高。どうか小夏ちゃんが幸せになりますように。

  • この物語自体がすでに一本の落語。

  • 八雲師匠に惚れ惚れする。「なぁに じきに成仏させてやらあ」で完全に落とされた。この人の落語が聞いてみたい。
    キャラクター各々のセリフ回しもどことなく落語じみてる気がして、テンポ良い。

  • 買おうかどうか迷っていたけど、実際の寄席を見たことによって購入。買ってよかった。面白い。こういう人情の機微や所作とか雰囲気とか大好き。

  • 読後は寄席に行きたくなります。

    与太郎も八雲師匠も、まさしく落語に出てくるキャラクター。
    特に与太郎(笑)
    与太郎の与太郎さ加減がとっても滑稽で、でも愛せてしまいます。
    八雲師匠の芸のきめ細やかさ。
    それでもって、軽くて面白い。
    二人とも、他の登場人物も、落語が大好きで仕方ない。

    他の伝統的な芸と違い、落語は手軽であることが良さだと思います。
    でもでも、手軽なのに奥が深く、人をどんどんと深みにはめていく。
    この漫画はその深みにどっぷりはまった人のお話。

    落語って、こんなに面白くてわくわくする世界なんだ、と思いました。
    私は時そばくらいしか聞いたことがなくて、これからもっと聞きたいな、と思ってた矢先にこの漫画に出会いました。
    さらにもっと聞きたくなりました!
    とりあえず、今度の日曜日あたり、寄席に行けないかなー(笑)

    落語が気になってる、人間味あふれるお話が読みたい、とりあえず面白いものが読みたい、そう思ってる人に読んでほしい漫画です。

  • こりゃ良い意味でとんでもない漫画に出会ってしまった。

  • なにこれオッサン萌えなのか?
    落語の魅力がよく伝わるかと言えばそうでもなく、絵が抜群に上手いかと言えばそうでもなく、キャラ萌えするかと言えばそうでもなく、作者のツボとしては昔のライバルが忘れられない色っぽいオッサンが描きたいのはなんとなく伝わるが…。
    キモヲタのロリコン処女好きと腐女子の枯れ専オッサン好きって完全に同じところに端を発している気がするよね。現実世界での異性への忌避が反動になって性の匂いの薄い世代への偏愛につながっているよね。
    オッサンが色っぽいというのは歌舞伎でも能でも落語でも非常に難しいことですが、漫画で描くともっと難しいんだなあということがよく分かった漫画でした。BL上がりの作家は異様に高評価が多くてびっくりするわ。

    追記
    ていうかこのマン12の2位入ってんだ。なんでこんなのが…。講談社は良い作家たくさん抱えてるのに毎回推す漫画間違えすぎでしょ…。絵が小綺麗ならそれでいいってもんじゃないんだよホントに…。同じホモ臭+小綺麗な絵ならテンペストでも推しとけよ。

  • 「昭和元禄落語心中」
    NHK総合 金曜22時~
    放送開始日:2018年10月12日
    キャスト:岡田将生、竜星涼、成海璃子、大政絢、山崎育三郎
    https://www.nhk.or.jp/drama10/rakugo/

  • 全10巻読了。「昭和」時代の「落語」を取り巻く人々とそれを「心中」と言う言葉で愛した人を描く。「昭和・落語・心中」どれもがこの絵柄と相性が良くすぐ物語に没頭できる。想像以上に話の流れやオチが落語を知らずに読んでもハッキリと解るくらい高座場面に重きが置かれて描かれている。1巻の表紙が主人公じゃない!と思ったが、実際このオッサン(八雲)が主役級の存在感であり軸。「どんなにマズくても いまをキチッと生きてりゃあ スッと笑って認めてくれる」なんてイイ台詞をとばす主人公与太郎だが、結局心に残るは八雲の小夏への残酷な台詞後の小夏にだけ聞かせる助六ver.「宿屋の仇討ち」。ごめん、ヨタ。

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著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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