- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063805291
作品紹介・あらすじ
この世界で<男>とは、もはや幻の化物(ルビ/モンスター)。西暦2012年、太陽系に発生した磁気嵐群(ルビ/フォトンベルト)の影響で、地球上のヒト科のY染色体は絶滅。残された人類は、卵子同士での生殖に成功。地球は女だけの新たな世界に生まれ変わった。だが、運命の西暦3992年。安斎・Y・姫、誕生。<彼>は、世界にたったひとりの男性となった――。
感想・レビュー・書評
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表紙の倒錯的な雰囲気にひかれて購入。
男が絶滅した後の世界。女であることが当たり前の世界。
そこに"男"として産まれ落ちた姫の苦悩。そんな"彼女"をかつて愛し、"男"を憎む皇。
倒錯が裏返る感じが気持ちいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全巻読みました。
絵は美しいけど展開のつながりがよくわからなくなりがちだった。科学と愛のSF。 -
いろいろ深くて良い、恋と科学のバランスも良い
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地球上で「男」が亡び、人間が「女」だけになってしまった世界を描いた壮大な未来SF。そんな世界で、突然変異的に「男」が生まれてしまったらどうなるか。そんなお話し。設定が設定だけに、話の内容は重くて暗くてドロドロしている。萩尾望都クラスの作家が好んで描きそうな題材を、この作者がどのように料理するのか楽しみである。
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現在7巻。
男性が滅び、女性同士で子供が産める時代。
みなと同じように姫と皇も結ばれる約束をするが、姫は実は男で、その秘密を明かしたことによって二人は別れていたが、謎の大量死が起こり、研究者となった二人が再会し…。
人類滅亡を招きそうな危機を解決しようと研究者たちの紆余曲折と、拒絶しながらも惹かれていく二人の恋の行方を描く。
次々と明かされる事実と展開に次がどんどん読みたくなる作品。
結構エロもあり。 -
1、2巻
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阿仁谷ユイジ