- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063805543
作品紹介・あらすじ
満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎。
娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。
昭和最後の大名人・八雲がムショで演った「死神」が
忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。
弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!?
昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!
惚れ抜く八雲師匠の芸だが,オイラにゃできねぇ、気づき始めたこの与太郎。小夏の父ちゃん・亡き助六のすげぇ落語に取りつかれ、迎えた師匠の独演会、やっちゃいけねぇヘマをした。破門と言われた与太郎と、与太をかばう小夏の二人に、師匠が語る約束の噺たぁ……!? 与太郎放浪篇から八雲と助六篇へ。「長ぇ夜になりそうだ――」
感想・レビュー・書評
-
このコミック、私には、肌があっているようです。引き続きいい雰囲気の展開です。師匠の語りから、場面は変わり、天才肌の助六と努力家の八雲、思春期の出会いから青春期の交遊が知らされます。二人には落語界を盛り上げようという誓いがあったようです。でも、助六が夭折。師匠は与太郎に助六の才能を感じるのですね。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった
-
読み終えた直後、返し読みしながら、『次はどういう展開なんだろう…こんなかなー…あんなかなー…』なんて妄想してしまうほど、この漫画を欲してしまいました…秀逸極まりない☆
-
うーん、面白い。モデルは圓生と志ん生でしょうねえ。助六には談志も少し入ってるような。もちろんフィクションだから全然同じってわけではないけど。のめり込みます。
-
師匠の独演会で、やってはいけないヘマをして、破門を言い渡された与太郎と与太郎をかばう小夏。破門の代わりに交わした三つの約束とは?そして稀代の天才と謳われた今は亡き助六と八雲の約束の噺とは。八雲と助六の物語の、はじまりはじまり。
「できねぇ時? そん時ゃ諸共心中だよ」
落語の世界に生きるものの矜持、相変わらず八雲師匠にはシビレます。
今回は与太郎放浪篇から、八雲と助六篇に。前座・二つ目時代の八雲師匠が初々しいです。そして続きが早く読みたい! -
八雲と助六の出会い。
これは萌える。
与太と小夏に約束させた「私より先に死なないこと」が心にズシンと重いす、八雲師匠…。 -
こんな風に掘り下げてゆくのか!と、感激しまくる。絵と台詞と舞台と、どれもが絡みあって素晴らしくて。
-
若き八雲師匠、魅力的
雲田はるこ先生の描く体の線がいいんだよなー
著者プロフィール
雲田はるこの作品





