昭和元禄落語心中(2) (KCx)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 2672
レビュー : 168
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063805543

作品紹介・あらすじ

満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎。 
娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。 
昭和最後の大名人・八雲がムショで演った「死神」が
忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。 
弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!?
昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!

惚れ抜く八雲師匠の芸だが,オイラにゃできねぇ、気づき始めたこの与太郎。小夏の父ちゃん・亡き助六のすげぇ落語に取りつかれ、迎えた師匠の独演会、やっちゃいけねぇヘマをした。破門と言われた与太郎と、与太をかばう小夏の二人に、師匠が語る約束の噺たぁ……!? 与太郎放浪篇から八雲と助六篇へ。「長ぇ夜になりそうだ――」

感想・レビュー・書評

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  • 全10巻読了。与太郎やらかしの巻。と思ったらすぐさま八雲と助六の入門当時が始まり昭和16年落語どころではない空気とともに二人の青年期まで描かれる。「こんな時代だからこそ 絶対に落語を残しといて やらなきゃならねぇぞ」と啖呵を切る助六ノッテマス期。「ねこっけ」でも思ったけれど一人の人間の様々な年代を自在に描く人だと思う、とくに子ども時代が可愛い。

  • このコミック、私には、肌があっているようです。引き続きいい雰囲気の展開です。師匠の語りから、場面は変わり、天才肌の助六と努力家の八雲、思春期の出会いから青春期の交遊が知らされます。二人には落語界を盛り上げようという誓いがあったようです。でも、助六が夭折。師匠は与太郎に助六の才能を感じるのですね。

  • 読み終えた直後、返し読みしながら、『次はどういう展開なんだろう…こんなかなー…あんなかなー…』なんて妄想してしまうほど、この漫画を欲してしまいました…秀逸極まりない☆

  • うーん、面白い。モデルは圓生と志ん生でしょうねえ。助六には談志も少し入ってるような。もちろんフィクションだから全然同じってわけではないけど。のめり込みます。

  • 与太、自分の落語について考え始めるの段。

    されどメインは、師匠と助六昔語り。

    足が悪いし、菊の母さんに顔向けできねえからおめえは東京に…のところが、ぐぐっときます。
    きゅうっとなるけど、ちょっぴりうれしいような気持ちもあって。
    出会いの最初と比べると、菊も(先代の)八雲やまわりの人々にきちんと言えるようになったのだなあ、とじんわりします。



    坊と初太いちゃつきすぎじゃね? という疑問は隅においておく。うん。

  • 師匠の独演会で、やってはいけないヘマをして、破門を言い渡された与太郎と与太郎をかばう小夏。破門の代わりに交わした三つの約束とは?そして稀代の天才と謳われた今は亡き助六と八雲の約束の噺とは。八雲と助六の物語の、はじまりはじまり。

    「できねぇ時? そん時ゃ諸共心中だよ」
    落語の世界に生きるものの矜持、相変わらず八雲師匠にはシビレます。

    今回は与太郎放浪篇から、八雲と助六篇に。前座・二つ目時代の八雲師匠が初々しいです。そして続きが早く読みたい!

  • 八雲と助六の出会い。
    これは萌える。

    与太と小夏に約束させた「私より先に死なないこと」が心にズシンと重いす、八雲師匠…。

  • こんな風に掘り下げてゆくのか!と、感激しまくる。絵と台詞と舞台と、どれもが絡みあって素晴らしくて。

  • ギュインと回想録へ
    2巻目にしてグングンおもしろくなってきました。

  • 2018.12.15市立図書館
    テレビドラマが最終回を迎えたタイミングでようやく2巻が回ってきたけれど、未読のままでもテレビドラマは十分以上に楽しんだし、コミックの方は実写10回ではこぼれてしまうようなセリフな心の声をゆっくり追えるので物語の展開がわかりやすい。与太郎が八雲の高座中にやらかしてすわ破門→小夏のとりなしで八雲の昔語りとして青春編へ。子ども時代から戦後復興期、みよ吉登場まで。
    キャラ造形が実写ドラマ版のイメージとはまたちょっと違って、実写ドラマ番感想組としてはちょっと不思議な感じもあるが、それはそれ、これはこれで楽しい。

    おまけマンガ「創作漫画噺 鹿芝居らくごしんじゅう 貧乏神の巻」もかわいくてよかった。

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著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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