- Amazon.co.jp ・マンガ (170ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063806427
作品紹介・あらすじ
人類の叡智を集めた未来都市《NO.6》。そこで未来を約束された超エリートとして育った紫苑は、12歳の誕生日の嵐の夜、「ネズミ」と名乗る傷付いた少年を匿ってから、運命が急旋回。壁の向こうの町・西ブロックに追われ、ネズミとともに命を懸けて生きることに……。どうしてあの夜、ぼくは窓を開けてしまったんだろう? あさのあつこの大ヒット近未来SF小説を、新鋭・木乃ひのきが完全コミカライズ。紫苑とネズミ、2人のあまりに過酷な青春を描きつくす……!
矯正施設の最上階、そこに沙布(さふ)がいる。イヌカシたちが起こした騒ぎに紛れ、矯正施設に侵入した紫苑とネズミ。命懸けで進んだ先で2人が目にしたのは、脳をえぐり出された死体の山、山、山……。追い詰められ、死を覚悟したネズミを前に、紫苑は武器を手にしてしまい――!? 生と死が交錯する緊迫の第7巻!
感想・レビュー・書評
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ネズミと出会って紫苑は変わりましたがネズミも紫苑と出会って変わりましたね…他人にこんなにも感情を動かされるなんて思ってなかったです「だから泣いたりしないでくれ」―のシーンが堪らなくすきです
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精神の崩壊という逃げ
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ネズミが恐れていたことが起きてしまいました…
紫苑は紫苑のままでいてほしい、それは他人の死を仕方ないと思うことや、他人の死を間近で見ても平然としていられる、そんな風にはならないでほしいという思いが込められているのでしょう。
ネズミは自分とは全く違った考えや感情を持つ紫苑に惹かれ、自分のように死に対して軽く思ってほしくないと思っているんだと思います。
しかしそう思ってはいても、あの状況で紫苑が動いてくれなかったら2人とも殺されてしまっていたのでなんとも言えませんが、普段と違う状況に置かれると人は変わってしまうのかもしれませんね。 -
プレミアムと悩んでこちらを購入。プレミアム版と次かが気になる