余命¥20,000,000-(1)

草野佑

• 講談社 (2013年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[うーさんさんの感想 · 2018年6月9日]

主人公の状況が、環境的にも考え的にも、読了時の自分に重なるところがかなりあって、正直嫌なことから目を背けたい人間としては非常にチクチクくるものでした。
でも、その対極を行く草間さんの存在と、そのどちらかの生き方を100％支持してるわけではない（たぶん）微妙な描き方のおかげか、自然と最後まで通して読める不思議な内容でした。

私だったらもっとまっすぐ草間さんに憧れちゃうだろうなぁ…

[こ げ つさんの感想 · 2015年3月15日]

ええなぁ草間さん，私もゆっくり消滅したいわぁ。チキポンジャンボ当選番号93034649＝クサマサンヨロシク。幸せな人生は機嫌の良い日の積み重ねだよ。楽しいことはだいたい無駄なことさ～・草間さんの言葉は含蓄のあるものが多いよね。

[meboxさんの感想 · 2014年7月17日]

引きこもりでニートな、草間さんと、主人公の物語。

草間さんの妖精感がたまらないかわいい。
髪の毛もふもふしてみたい。
自分のペースで丁寧に生きるって大事よね。
って、気付かされる漫画だなぁ。

[lovemusic718さんの感想 · 2014年5月17日]

なんだかリアルに突き刺さる。
草間さんみたいな生活も体験してみたい。
草間さんは何歳なんだろう。

[綿貫たぬきさんの感想 · 2014年4月13日]

草間さんみたいに行きたい。

死のうと思ったら宝くじで20,000,000あたって
使いきるまで寿命が伸びた草間さん。
と、草間さんにお世話になる
新卒で就職し失敗した第二新卒君主人公。

目的もなく適当に生きて、家庭菜園とか内職で少し寿命伸ばしながらほそぼそ生きている仙人のような暮らしには憧れます。

そんな、社会の理から外れたような、生き方僕らには出来ないし。そこから見える景色が漫画内で描かれていて、読んでいて息苦しさがすっと溶ける作品です。

[manganjiiさんの感想 · 2014年1月12日]

うおおおおお。おもしろかった（笑）。おもしろい（笑）。これは気になる！続きが気になる！
生き方とか働き方とかそういうの、最近こういうテンションでかく漫画が増えてるような気がしますね。

[fukuronekoさんの感想 · 2013年12月22日]

年の瀬になって今年のベスト候補が出てきた。なんじゃあそりゃあという妙な設定に引き込まれた。
髪が伸び放題で低身長なもんでほぼ上半身隠れててしまって毛が歩いているみたいな女性がいる。人と関わることも働くことも拒否して引きこもり、自然消滅したいななんて思っている。
一方で失業して途方に暮れている青年が親戚の大家に頼まれて彼女の家に通うことになってなんじゃこりゃと思ってたら、彼女がくじで2000万円を当ててしまう。
が、当たってもやっぱり「とりあえず２千万円なくなるまで生きていようかな」（だから『余命￥20,000,000』）という程度で生活に変化なし。青年はどうにか再就職を果たすのだが新しい職場でも悩みはつきず、彼女の元に通っては脳天気な彼女に愚痴をこぼす日々。
この不思議な関係がなんとも居心地が良い。やがて青年は少しずつ成長していくのだが、さて彼女の方はどうなるんだろう。きっといつまでもこのままじゃいられないんだろうことを予感させる、他者の侵入に世界を乱されるエピソードを持って１巻が終了する。続きが気になるう。

[marrysarryさんの感想 · 2013年12月15日]

「幸せな人生は、機嫌が良い日の積み重ねだよ」っていうセリフがすごく印象的だった。たいせつなのはいま！