昭和元禄落語心中(5) (KCx)

著者 :
  • 講談社
4.15
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  • (5)
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本棚登録 : 1487
レビュー : 85
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063806700

作品紹介・あらすじ

落語を捨てた助六が、暮らす田舎の温泉街。
愛想尽かしたみよ吉は、子供を置いて出たっきり。
「八雲を継いで 落語なさい」。
言って聞かせる菊比古に、
助六、ひねくれ駄々こねる。
引っ張り出された場末の高座。
それでも演れねぇはずがない。
娘・小夏を笑わせて、
も一度あの日の夢を見る――。

八雲と助六篇、完結!
そして物語は再び与太郎のもとへ――!

落語を捨てた助六が、暮らす田舎の温泉街。愛想尽かしたみよ吉は、子供を置いて出たっきり。「八雲を継いで 落語なさい」。言って聞かせる菊比古に、助六、ひねくれ駄々こねる。引っ張り出された場末の高座。それでも演れねぇはずがない。娘・小夏を笑わせて、も一度あの日の夢を見る――。八雲と助六篇、完結!そして物語は再び与太郎のもとへ――!

感想・レビュー・書評

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  • 全10巻読了。八雲と助六の昔話から、ようやく本題の(ハズの)お久しぶり与太郎編。しかもいつの間にやら昇進してるし、小夏は小夏である意味昇進してるしで驚きの展開巻。ここまでぶっ飛ぶと置いていかれた気分になるかと思いきや案外ついていける自分が不思議。

  • 菊さんと助六の回想編は、このコミックに深みを示しました。人生のままならなさや葛藤しながらも一人芸を深めることになった八雲の生き様は孤独ですね。それにひきかえ、与太郎は浅くて軽くないですか?八雲さんの目は大丈夫ですよね。小夏さんも化けて欲しいなぁ。

  • この表紙はだめでしょう(涙)

  • 2019.3.9市立図書館
    八雲と助六篇、完結。
    たしかにテレビドラマとはちょっと違う顛末。
    そして与太郎の助六再び篇へ。
    巻末の番外篇4は「松田さんのらくごのススメ」
    (次の巻は13人待ちだって、うへぇ…)

  • 2014-2-13

  • -

  • “ 落語を捨てた助六が、暮らす田舎の温泉街。愛想尽かしたみよ吉は、子供を置いて出たっきり。「八雲を継いで 落語をなさい」。言って聞かせる菊比古に、助六、ひねくれ駄々こねる。引っ張り出された場末の高座。それでも演れねぇはずがない。娘・小夏を笑わせて、も一度あの日の夢を見る―。
    八雲と助六篇、完結!そして物語は再び与太郎のもとへ―!”―裏表紙より。

  • 【八雲と助六篇】がこの巻で終わり、【助六再び篇】へ。
    菊比古と助六は旅館で落語会を開催し、大成功に終わる。
    しかしその夜、助六のもとを離れていたみよ吉が菊比古の前に現れ、師匠を亡くして「独りになった」と思っていた菊比古の心に入ろうとする。
    「心中しちゃおうか」と窓に菊比古の身体をおしつけるみよ吉。そこへ、助六が現れる。
    落語会を成功させ、再び落語の道に戻るかと思われた助六だが、再会したみよ吉に「おまえと小夏が大事だからもうあの道には戻らない」と告げる。
    落語会で助六が演じたのは「芝浜」。助六は「芝浜を演じられたのはお前のおかげだ」と言う。
    「芝浜」は貞淑で賢い妻が夫を助ける話…と言える。みよ吉は多分自分でも貞淑な妻だとは思ってないはずなので、助六のこの台詞は実に深い。
    しかしみよ吉はその言葉を信じられずに後ずさる。
    窓から転落しそうになったみよ吉を助けようとして、助六が手を伸ばす。二人はそのまま、菊比古の前で転落死した。
    残された娘、小夏を引き取るも、小夏は菊比古のことを親の仇だと思っており、いつか殺すという。
    菊比古は失意のまま東京に帰り、八雲の名を継ぐ。

    【助六再び篇】スタート。
    十年の時が経ち、真打昇進が決まった与太郎。
    そこへ、一旦家を出ていた小夏が八雲の家に戻ってくる。「助六の血を絶やしたくない」という理由で、結婚せずに独りで「子供を産むことにした」という小夏に、与太郎は「自分がその子供の父親になりたい」と言い出す。
    そして師匠の八雲に「助六」の名を継ぎたいと頭を下げる。
    三代目「助六」として真打昇進を果たした与太郎。
    小夏の子供も生まれ、お披露目会が華々しく行われる。
    八雲と助六(与太郎)と小夏は、再びかつてのように一つ屋根の下で暮らすことになる。

    落語が生まれて300年。口伝で継承される落語のこれからについて、与太郎、八雲、そしてまわりの人々の思いが交錯する。


    八雲が助六の墓参りをしているシーン。
    「娘をあんなふうにして」というセリフがさらりと入っているのですが、これがうまいこと伏線になってまして、最終巻で度肝を抜かれることになります。

  • 八雲と助六篇があっさりと終わり、シーンは現代へ。
    みよ吉がいつも誰かに依存して生きている危うさを菊比古は見抜いていたのに、最後は人の脆さが出てしまい悲しい結末に。与太郎の明るさに救われる。

  • 若い師匠かっこいい

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著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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