昭和元禄落語心中(5) (KCx)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1471
レビュー : 85
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063806700

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  • “ 落語を捨てた助六が、暮らす田舎の温泉街。愛想尽かしたみよ吉は、子供を置いて出たっきり。「八雲を継いで 落語をなさい」。言って聞かせる菊比古に、助六、ひねくれ駄々こねる。引っ張り出された場末の高座。それでも演れねぇはずがない。娘・小夏を笑わせて、も一度あの日の夢を見る―。
    八雲と助六篇、完結!そして物語は再び与太郎のもとへ―!”―裏表紙より。

  • ようやく落語の座についた助六に安心する菊比古。一方、菊比古に会うためだけに姿を現したみよ吉。それは不幸な事故であり、緩やかな自殺とも言えなくもない出来事だった。

    遺児となった小夏を引き取り東京へ戻った菊比古は終わらせるために、八雲の名を継いだ。


    時間は戻り、与太郎がいよいよ襲名披露が近付く。与太郎が襲名に選んだ名は師匠のそれではなかった。
    小夏がシングルマザーになってたりなんだかんだですな。

    師匠の墓前に現れた助六にしか本当のこころをぶちまけられない八雲の姿が痛々しい。きっとそう思われることすら八雲師匠には鬱陶しいのだろうけども。

  • 借り物

  • あっと驚いた、助六篇の暗転。
    やりきれない苦しさを、
    八雲への憎しみにして突きつける小夏。
    悲し過ぎます。

  • 八雲と助六編完結。
    助六とみよ吉の衝撃的な最期。

    しばらく見ない間に、与太郎成長してるな~
    「助六」として、どのような道を歩むのか楽しみ。

  • 「落語心中」のタイトルの心が本巻の最後でわかった。
    八雲師匠が、かなり歳を取ってしまったとの印象。

  • 八雲と助六編、完結!
    意外とラストのシーンの衝撃はずどんとは来なかったんだけど(結末は判ってるし)、その代わりじわりじわりとくる。現代編に帰って年老いた八雲師匠、自分の苦しい過去を語った後の八雲師匠が、やけによわよわしくてか弱く見える。そしてなんだか愛しさが倍増している。

    ところで頭をまるめた与太郎が桜木花道にしか見えないんですが……

  • とうとう昔語りが終わりました。助六とみよ吉が、まさかあんな形で死んでしまうとは。。
    現代編、いつの間にか時間が経っていたようです。
    小夏さん、最初は粋な話し方だったのにだんだん現代語っぽくなってきちゃった。それにしても誰の子なの!?

  • みよ吉と助六が亡くなった経緯が想像していたのと全然違い、切ないなあと思いつつ……あの位置から助六がみよ吉と一緒にというのは無理があるのではとツッコむのは野暮でしょうか?
    しかし、八雲師匠は素敵だし、与太は立派になっちゃっても与太郎だし、何より小夏さんにびっくり。
    今後どうなるのか楽しみ。

  • 菊比古と助六、みよ吉の三つ巴の過去編完結。今の八雲が何か深い業を背負っているように見えるのはこれらの因縁があったからか…それにしては辛すぎる。落語心中というタイトルの起因が少し明らかになったような。だからこそ与太郎の能天気な明るさが救い。裏表紙の短髪くんが与太郎だったのか!見かけも中身も逞しくなっててびっくり。今の八雲さんを救えるのは与太郎の天真爛漫さじゃないのかな。今後に期待!

著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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