王国の子(5) (KCx)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063807370

作品紹介・あらすじ

傀儡の女王にされた少女・ジェインを
匿い、国外へ脱出させようとする
エリザベスとその影武者・ロバート。
『愛しい人を殺されて 何も知れないまま
私は追放されなきゃいけないの?』
しかし少女は王家への復讐を心に宿す。
二度と会えない恋人への想いと共に…。
一方、新女王・メアリの追っ手となった
王室の監視役・フランシス。ジェインを
捕縛の命を受け、エリザベスそして
ロバートの居城に侵入する――!!

傀儡の女王にされた少女・ジェインを匿い、国外へ脱出させようとするエリザベスとその影武者・ロバート。『愛しい人を殺されて 何も知れないまま 追放されなきゃいけないの?』少女は王家への復讐を心に宿す。二度と会えない恋人への想いと共に…。一方、新女王・メアリの追っ手となった監視役・フランシス。ジェインを捕縛の命を受け、エリザベスそしてロバートの居城に侵入する――!!

感想・レビュー・書評

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  • ジェインの行動がとんでもなく男前!
    …と思うのだけれど、所詮は世間知らずのお嬢さん。
    危険にも真っ先に飛び込んで行きそうで、彼女の行く末が心配。

    新たにワイアットが登場。
    ここでまた素敵なキャラが出てきちゃうんだもんなぁ(笑)
    着々と反乱分子が育ちつつあり、この先波乱の展開になりそう。

    エリザベスとロバートの関係は段々と強固なものに。
    お互い心を許す関係が微笑ましく、ドキドキさせられます。
    次巻が待ち遠しいです!!

  • 傀儡の女王にされた少女・ジェインを匿い、国外へ脱出させようとするエリザベスとその影武者・ロバート。『愛しい人を殺されて 何も知れないまま 追放されなきゃいけないの?』少女は王家への復讐を心に宿す。二度と会えない恋人への想いと共に…。一方、新女王・メアリの追っ手となった監視役・フランシス。ジェインを捕縛の命を受け、エリザベスそしてロバートの居城に侵入する――!!

    メアリ女王が敵意剥き出しで怖い。ジェインを逃がした事で、バレたら完全にヤバい展開に。おまけにそのジェインも、せっかくの厚意を裏切るように逃走しちゃうし…まぁ気持ちは分かるけど、あの場で行動に移すのは軽率すぎる。やっぱり箱入りお嬢様は詰めが甘すぎる。ワイアットが来なかったら完全にあそこで終了してる。
    そういえばフランシスと敵対する形になっちゃって残念だなと思ってたけど、何故かロバートが影武者なの知られてなかった的な展開になってて不思議だった。弟死んだときに思いっきりその話してたはずじゃ?
    あとエリザベスが最近ロバートをちょっと意識してるのが嬉しい。守ってやるのシーンはイケメンでした。でも影武者の末路を考えると、この二人が今後どうなるのかすごく心配になる。

  • 権力争いに巻き込まれたばかりに、どんどん不幸な人が増えていく。純真なジェインまでこんな事になるなんて。でも、エリザベスのことは信頼しているようでまだ良かった。
    エリザベスはロバートを意識しているようで今後が気になる。
    そして、おまけでロバート突然のサービスショット(笑)

  • ジェインが復讐に走るとは。
    国民の反乱や、メアリ王女の影武者、ルナールの策など、気になって続きが楽しみ。

  • *ネタバレあり*
    5巻一気に読みました。エリザベスのキリッとした顔がとても好きです。読んでいて、「今はエリザベス?それともロバート?」と先に種明かしをしていてもらわないと迷ってしまうこともあり、それがまた楽しいです。笑
    史実に基づかれているので、主人公達の行く末は(史実通りなら)決まっているのですが、影武者という役割がそれをどう肉付けしていくのか…。ドキドキです。エリザベスとロバートは、辛いことになりそうですね…でもこの2人なら強く生きていってくれると信じています…。どこまでもお互いに成り切って。ああ〜次巻が待ちきれません。
    ただ若干、話の進みが急に感じられる部分もあり。一気読みしたからだろうか。笑
    展開は早かったですが、ジェインの悲壮な覚悟は胸に迫るものがありました。でも、ジェインの大事なジョンもエリザベスの大事な人を奪ったんですけれどね…そのジョンの父は王宮に…。負の連鎖は断ち切られるのでしょうか。

  • 12/06/2014 読了。

    帯の言葉の通りですね。
    ジェインが真実を知り、変わっていき、
    復讐のために動きだしました。

    女王メアリもエリザベスが気になって、
    王座を揺るがないものにするために、
    他国との婚姻を図るし。

    エリザベスは自身の知らないところで
    持ち上げられ始めているし…。

    また大きな波が来そうだぁ…。

    メアリ様の影武者が賢く動けるのか気になるところだが
    人間臭くて面白いことになりそうですね。

  • ああ、ジェインがとうとう知ってしまった。
    そして、ジェインが・・・。
    穏やかな彼女が変貌する。
    でも、運命は彼女を手引きするように、ある人物に出会わせてしまった。
    それは、エリザベスにとっても他人事ではなく
    否が応でも中心へと引きずり込まれそうな雰囲気です。
    そして、そんな原因であるメアリはどんどんと・・・。

    もうドロドロドロドロ、ズブズブズブズブと
    ロバートはこの先どううごく?

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著者プロフィール

上質感漂う世界観と画風が人気の、注目作家。
代表作は「真空融接」「獏~BAKU~」「あめのちはれ」など。
現在は「ITAN」(講談社)で「王国の子」を、「ウィングス」(新書館)で「極彩の家」を連載中。
「ARIA」では2015年より「ヤギくんとメイさん」を好評連載中。

「2018年 『ヤギくんとメイさん(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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