昭和元禄落語心中(7) (KCx)

  • 講談社
4.04
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063807523

作品紹介・あらすじ

決別じゃなくて抱えて生きろ――。
師匠がくれた覚悟の教え。
過去の過ち、小夏の秘密……
すべてを背中に背負いこんで、
ついに叶えた親子会。
師匠・八雲と迎えたその日、
三代目助六演ずる「居残り」やいかに!?

八雲でもない。助六でもない。
三代目助六こと与太郎が切り拓く
落語の未来がここにある!!


決別じゃなくて抱えて生きろ――。師匠がくれた覚悟の教え。過去の過ち、小夏の秘密……すべてを背中に背負いこんで、ついに叶えた親子会。師匠・八雲と迎えたその日、三代目助六演ずる「居残り」やいかに!? 八雲でもない。助六でもない。三代目助六こと与太郎が切り拓く落語の未来がここにある!!

感想・レビュー・書評

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  • 2018/01/20購入・01/21読了。

    八雲、絶体絶命!与太郎が自分の落語を見つけられてよかったように思う。

  • 小夏さん、下座に。
    あれ三味線弾けたっけ?
    かなり練習したんだろうなー。

  • 助六再び編
    小夏の息子信之助は大きくなる
    寄席に出入りする
    時そば

    明烏

    小夏は寄席で三味線を弾く

    幼稚園での落語会で
    小夏、じゅげむをやる

    助六、売れっ子になる

    有楽亭親子会開催
    八雲は助六に居残りをやれという
    我の強い助六に佐平次がぴったりだと考える八雲

    稽古をしてみると、助六に
    「自分の事は
    カラッポにして
    佐平次兄ィになりきりたい」
    と考える

    八雲は
    反魂香をかける
    小夏に香を託して高座に上がる

    が、心筋梗塞を起こし
    倒れて運ばれる


    一命はとりとめるが

  • おお!信之助が大きくなっている!
    自分の通う幼稚園にお父さんが落語をしに来てくれたらうれしいよね。しかもお母さんまで!
    そしてやっぱり子供ウケする落語といえば「寿限無」なんですね。絵本もあるしね。

    昔の「寿限無」は子どもの名前を呼んでいるうちに子供がおぼれて死んでしまうという話だったとは初めて知りました。

    この変貌ぶりはまるでグリム童話。

    八雲師匠の落語の途中にみよ吉さんが見えたのにはぞっとしました。しかも演目は「反魂香」・・・

    この巻でも思いましたが、私は樋口センセイが一番好きなキャラです。

  • 2019.9.28市立図書館
    助六再び篇(其の六〜八)
    信之助の園での落語会(小夏の落語デビュー)、作家樋口栄助の助六と八雲への接近、歌舞伎座での親子会、そこでのアクシデント。噺は「寿限無」「反魂香」それに「居残り」。ひさびさに関西から萬月師匠も。古典にこだわり自分とともに落語が滅びてもいいという老八雲に対して三代目助六こと与太郎と樋口栄助がこれからどう未来図をみせていくのか、たのしみになる。

  • 何だろう、ほんとに心が揺さぶられる。
    八雲の表情、行動、生きざまを見ているだけで涙が。
    この巻だけでも何度涙してしまっただろう。
    何か、求めて今だ得られていないものが
    この作品にはあるのだろうと思います。
    それだけに、アニメ化はしてほしくなかったなぁ。
    演じ手陣が豪華なことは認めるんですけど、
    きっと観ないのだろうと思います(´・ω・`)。
    次の巻が待ち遠しいです。

  • “ 決別じゃなくて抱えて生きろ―。師匠がくれた覚悟の教え。過去の過ち、小夏の秘密……すべてを背中に背負いこんで、ついに叶えた親子会。師匠・八雲と迎えたその日、三代目助六演ずる「居残り」やいかに!?
    八雲でもない。助六でもない。三代目助六こと与太郎が切り拓く落語の未来がここにある!!―裏表紙より。―裏表紙より。

  • 師匠!!!!!

  • すっかり4人の生活も馴染んだ?のか、小夏さんの息子・信之介は習わぬ経ではなく寿限無を唱え、ヨタと小夏への小言の裏側に孫にキチンとしつけをする八雲師匠。

    ヨタの夢でもある親子会が実現し、天にも登る気持ちのヨタ。「品川心中」をかける八雲師匠は高座の途中で懐かしくも寒々しさを感じる相手を目撃することに。

    壮絶な表情のヨタが掴んだ「三代目助六」の芸。

  • 小夏さんの落語。

    親子会で倒れた八雲師匠。
    まだまだ残さないといけないものがたくさんあるよ。

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著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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