昭和元禄落語心中(7) (KCx)

著者 :
  • 講談社
4.04
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本棚登録 : 888
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063807523

作品紹介・あらすじ

決別じゃなくて抱えて生きろ――。
師匠がくれた覚悟の教え。
過去の過ち、小夏の秘密……
すべてを背中に背負いこんで、
ついに叶えた親子会。
師匠・八雲と迎えたその日、
三代目助六演ずる「居残り」やいかに!?

八雲でもない。助六でもない。
三代目助六こと与太郎が切り拓く
落語の未来がここにある!!

決別じゃなくて抱えて生きろ――。師匠がくれた覚悟の教え。過去の過ち、小夏の秘密……すべてを背中に背負いこんで、ついに叶えた親子会。師匠・八雲と迎えたその日、三代目助六演ずる「居残り」やいかに!? 八雲でもない。助六でもない。三代目助六こと与太郎が切り拓く落語の未来がここにある!!

感想・レビュー・書評

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  • 全10巻読了。幼稚園ver.の信ちゃんが可愛すぎて意味なく眺めてしまう巻。与太郎渾身の「居残り」に「無我無欲…純然たる落語のための容れものだった 君は自分の想いを落語に託さないんだ」とは樋口先生の言葉…私もこの手の役者や歌手に弱いなと改めて思った…つまり与太郎好きですと言う告白(…ではなく純然たる独り言)。

  • 2018/01/20購入・01/21読了。

    八雲、絶体絶命!与太郎が自分の落語を見つけられてよかったように思う。

  • 2019.9.28市立図書館
    助六再び篇(其の六〜八)
    信之助の園での落語会(小夏の落語デビュー)、作家樋口栄助の助六と八雲への接近、歌舞伎座での親子会、そこでのアクシデント。噺は「寿限無」「反魂香」それに「居残り」。ひさびさに関西から萬月師匠も。古典にこだわり自分とともに落語が滅びてもいいという老八雲に対して三代目助六こと与太郎と樋口栄助がこれからどう未来図をみせていくのか、たのしみになる。

  • 何だろう、ほんとに心が揺さぶられる。
    八雲の表情、行動、生きざまを見ているだけで涙が。
    この巻だけでも何度涙してしまっただろう。
    何か、求めて今だ得られていないものが
    この作品にはあるのだろうと思います。
    それだけに、アニメ化はしてほしくなかったなぁ。
    演じ手陣が豪華なことは認めるんですけど、
    きっと観ないのだろうと思います(´・ω・`)。
    次の巻が待ち遠しいです。

  • “ 決別じゃなくて抱えて生きろ―。師匠がくれた覚悟の教え。過去の過ち、小夏の秘密……すべてを背中に背負いこんで、ついに叶えた親子会。師匠・八雲と迎えたその日、三代目助六演ずる「居残り」やいかに!?
    八雲でもない。助六でもない。三代目助六こと与太郎が切り拓く落語の未来がここにある!!―裏表紙より。―裏表紙より。

  • 八雲との親子会を控えた与太郎。
    自分の落語を探し続けていた与太郎だが、周りは彼の落語がますます冴えてきたと感じている。
    樋口は八雲に「これからの落語」について持論を語り続ける。
    小夏は息子・信之助の幼稚園で、与太郎の強引な計らいで「寿限無」を演じ、落語の楽しさを噛み締める。

    親子会が開催される。
    八雲は「反魂香」を演じている途中にみよ吉の幻を見る。そして終わったあと倒れてしまう。
    医学の心得があった萬月師匠と小夏に付き添われて病院に運ばれるが、与太郎は客席をほっぽっていくわけにいかないと、自分の演目「居残り」をきっちり演じ切る。

    病院に担ぎ込まれた八雲は意識不明の状態。
    与太郎は八雲がきっと目を覚ますと信じ、自分の落語を続ける。
    作家の樋口は、親子会で最後に与太郎が演じた「居残り」が、助六の丸写しでもなく、当然八雲の芸でもなく、全く違うものだったと評した。
    経験と鍛錬に裏打ちされた八雲と、全てを助六色に染め上げる助六。
    それに対し、与太郎の落語は演目の世界観全てになりきるもの。無我・無欲の世界で、これはある種の強みだという。
    そして樋口は、かつて助六が演じた「芝浜」のフィルムが見つかったと告げる。
    時を同じくして、八雲が死の淵から生還する。

    八雲vs助六が姫川亜弓と北島マヤのような…。
    与太郎は不思議な存在だな。
    八雲さんは先代と同じく親子会の時に倒れたのね。

  • 師匠!!!!!

  • すっかり4人の生活も馴染んだ?のか、小夏さんの息子・信之介は習わぬ経ではなく寿限無を唱え、ヨタと小夏への小言の裏側に孫にキチンとしつけをする八雲師匠。

    ヨタの夢でもある親子会が実現し、天にも登る気持ちのヨタ。「品川心中」をかける八雲師匠は高座の途中で懐かしくも寒々しさを感じる相手を目撃することに。

    壮絶な表情のヨタが掴んだ「三代目助六」の芸。

  • 小夏さんの落語。

    親子会で倒れた八雲師匠。
    まだまだ残さないといけないものがたくさんあるよ。

  • 7巻でまた5年くらい経ってるー!と思ったら八雲が‥

    みよ吉があそこで見えちゃうっていうのはドキっとした。
    未練なんだよなぁ

  • 花を咲かせてみせましょう。
    この世にない、たぐいまれなる一輪を。

  • 夢の中で先代助六と出会う八雲。
    死の淵で見たのはやっぱり…
    いよいよ「落語心中」という感じになってきた。

  • ずっと助六の落語聞いて育ってきた小夏だもの。落語を嫌いなわけがない。彼女が落語をできる世の中が早く来てくれと願わずにはいられない。

    そして、後半。
    八雲師匠の「反魂香」。そして与太郎の「居残り」。
    “転”だ。どうなる…

  • 落語そのものを究めるというよりもそれを通した人間模様を描くことがメインになってきている。ただ、落語の途中で師匠が倒れる描写は仙台都の堆肥なんだろうけどややすっきりしないなと思った。

  • 信ちゃんが可愛すぎて辛い…八雲師匠もなんだかんだでお祖父ちゃんポジションがしっくりはまってて可愛い…与太郎も…大人になって…(涙)

  • 与太郎と小夏がとても素敵だ。
    互いに必要不可欠のパートナーであり、どちらが欠けても二人の芸は磨かれまい。

  • 助六が八雲になるんだ。

    与太郎の居残りがついに解禁
    先生が動き出してどうなるのか

  • 親子競演が決まって、うわーいいなーと思っていたら…
    八雲は命がけで高座に上がっているのかもね~。
    ラストでちょっとホッとした。次巻まで持ち越しも覚悟していたので安堵。
    ヨタは安定の楽天っぷり。彼に救われる人はきっと多いと思う。自分を器にして、誰にでもなれてしまう、ってすごい強みだなーと思う。助六は「助六の○○」になってしまっていたけど、ヨタは「そこに○○がいる」と思わせてしまう強さがあるわけだから。憑依型なのかしら…

  • 面白かった!
    あと巻末でアニメ版のキャスト見たら急に見てみたくなった。

  • 花泉図書館。

    師匠ももう歳だもんね。。。

  • 前巻から時間の経過が有りすぎて千夏の子供が大きくなっていて面食らいました。
    八雲師匠が倒れても身内よりも芸を取る世界、与太郎が何事も無かったように勤める姿が印象的でした。
    八雲師匠が心配です。

  • 物語中では、過去編も描かれたりして、時間軸も長いものになっているけど、そこは上手に利用されていて、作品に深みを与えることに成功していると思う。落語に興味が沸く作品である以上に、三世代にわたる親子(実のではないけど)事情も味わい深い。祖父に当たる師匠が倒れてしまったけど、これからさてどうなりますか。

  • さんざ練習してきた「居残り」の大舞台。絵もめっぽうノッてて、与太サンがうまいことやったのがよく伝わってきた!

  • 積みに積んでたけど、漸く読んだよ。

    親兄弟、身内に不幸があろうとも、客が待っているなら行かねばならぬ。
    芸に生きる人の業みたいなのがチラッと見えたのが良かったわ。

    落語て題材と助六と八雲の関係性に惹かれて読み始めた作品だけど、やっぱり与太が居ないとつまんねえなーって、前の巻に続いて思ったわい。

  • 八代目八雲の過去の話が終わってから、急に与太郎が真打になるところから元の話に戻っていて、話の流れに付いていけなかった…
    小夏が急に子供を産むと言い出した辺りでだいぶ時間が経過してるんだという事に気付きました。
    その後も小夏の子供が急に大きくなっていて時間の経過が分かるけど、与太郎や小夏の絵が変わってないのでイマイチ話が掴めず。
    八代目はいったいいくつになってるんだよ。

    お話は面白いんですが、キャラクターが年相応の絵になってるとより良いのになぁ〜と思ってしまいました。

  • 前巻から数年後。落語会のスターとして成長した主人公。師匠から与えられた「居残り」を自分の落語として完成させられるか、が今巻の主題。
    7巻の演目は「居残り」「寿限無」「明烏」「時そば」「反魂香」。あと、夢のシーンのモチーフは「死神」か。
    あいかわらずシンプルで色気のある線がいい感じ。

  • 前巻で自分の過去と落語に悩んでいた与太郎が売れっ子芸人に‼︎ 筋彫りだった背中の鯉金に色が付いた‼︎ 親子会で『居残り』に挑戦‼︎ …と与太郎の成長が微笑ましい限りですが、物語を着々とたたんでる感がありますね。
    クライマックスは新作落語でしょうか? 落語の未来が見えるところで終わるのかもしれないですね。

  • 面白いです!!!
    まさかのアニメ化に驚きですが。落語好きにはたまらない気もします。寿限り無しで、寿限無やはり、これははずせませんよね~。

    そして、師匠どうなるんだろう・・・。小夏さんもなんかいいですね~。

  • ここに来て、作者は何処に行こうとしているのかよく分からなくなりました。のめり込むように読んだ頃の“粋"や“情緒”溢れる世界を懐かしく思います。

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著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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