死にたがりと雲雀(3) (KCx)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 173
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063807820

作品紹介・あらすじ

朽木、過去にいわくありげな、一人の浪人。雲雀、家に居つかぬ父を待つ長屋の少女。
朽木が荒れ寺に開いた寺子屋に雲雀が通いはじめ、二人は次第に心を通わせるように。
そんな朽木を目の敵にする、同心・細目。彼には慕っていた兄・一之新との哀しい過去があった――。朽木と細目、ふたりの因縁が明らかになる第3巻。

寺子屋の師匠と弟子として、心を通わせながらともに暮らす浪人・朽木と少女・雲雀。親をなくし一人きりの雲雀だったが、朽木の手の温もりを支えに、笑顔と強さを取り戻していく。そんな朽木を目の敵にし追い詰める、同心・細目。非情な彼にも、幼き頃、唯一心をゆるし慕う兄・一之新がいた。しかし、一之新には哀しい定めがあり――。朽木と細目、ふたりの因縁が明らかになる新章。人情などなき運命の幕が上がる……。

感想・レビュー・書評

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  • ふぬぬぬ…(´;ω;`)
    赤い髪くらい、、、ええやんけ、、、
    今回は同心の細目さんとその家族の話でした。
    若かりし朽木先生もでます。
    宗教にハマるババ…仕方ないんだけどさ、、、辛、、

    ていうかさ、赤毛がどう赤いのか分からんけどよ
    茶色系の赤ならババ達も白髪になる手前で経験しとんじゃねんかと思うたんよな
    私は白髪になる前って少しずつ色抜けて黒→茶→オレンジ系茶→金→白ォ^o^になるんだけど違うの?
    髪はよォ!色素が抜けてりゃ赤ェんだよォ!!災いでも何でもねぇんだよ!!と本当に言いたい
    可哀想だよ、一之新…。゚(゚´ω`゚)゚。

    辛いけど読み進めます、、( ´・ω・` )報われるかな、、

  • えぐい話。
    医学も科学も発展していない時代には、こんな事がそこいら中にあったんだろうなぁ。
    何かに原因を求め、救いを求め、すがってしまう。人の心の弱さを痛感する。その弱さに付け入るのもまた人の心の弱さゆえ。
    嫌な話だけど、この時代に比べれば格段に医学も科学も進展した今も偏見や差別はまだまだあるし、あまり変わっていないのかもしれない。

  • 若い細目がなかなか可愛い。もちろんお兄さんの方がかっこいいのだが。
    現在ではなかなか描きにくい話しに挑戦しています。

  • 1~3をイッキ読み!
    やーまいった。
    子どもの表情がほんとにリアルで豊か。
    痛い、悲しい、嬉しい、楽しい。
    すっごく伝わる。

    雲雀のけな気さにどうしたって泣けるわ!
    3巻の重さはきついけど、今年一番好きなマンガだわ~。

  • 1巻とか2巻が人間の無力さが哀しい、だとしたら、
    これは人間の無力さが空しい、かなあ。

  • 雲雀達の話から離れて細目編突入。
    切ない話でどうにかならなかったのかなと苦しくなります。

  • 時代は江戸だが、人間の業の深さは現在もなんら変わりない。朽木と細目の因縁過去話。細目の兄を想う心の痛々しさ、切実さ。山中ヒコさんの「泣き」は来るなぁ…(泣)

  • 2015.8.15

    朽木先生と同心細目様の過去話。
    ぶ厚いけれど次巻に続く…

    雲雀ちゃんたちが出て来ませんっ

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著者プロフィール

10月1日生まれ。切ない片思い、ヒリヒリする痛みなど、丁寧な心理描写で、少女誌、女性誌、ボーイズラブ誌と幅広く活躍中の人気漫画家。
代表作に、『王子様と灰色の日々』『500年の営み』『王子と小鳥』『丸角屋の嫁とり』他多数。

「2017年 『死にたがりと雲雀(5)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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