死にたがりと雲雀(4) (KCx ARIA)

  • 講談社
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本棚登録 : 112
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063808735

作品紹介・あらすじ

朽木、過去にいわくありげな、一人の浪人。雲雀、家に居つかぬ父を待つ長屋の少女。
朽木が荒れ寺に開いた寺子屋に雲雀が通いはじめ、二人は次第に心を通わせるように。
しかし十年前の出来事が同心・細目との因縁を生み、さらに朽木の過去が、雲雀との生活に終止符を打とうとしていた。そして雲雀に襲いかかる事件とは……!?
「教え子を斬り殺したのでござる……。」
朽木が“死にたがり”と呼ばれる所以に迫る新章突入!
追いかけてくる過去、逃れられない罪……。浪人と少女の行く末は――?

寺子屋の師匠・朽木は、身寄りのない少女・雲雀と寄り添いながら暮らしている。しかし十年前の出来事が同心・細目との因縁を生み、さらに朽木の過去が、雲雀との生活に終止符を打とうとしていた。そして雲雀に襲いかかる事件とは……!? 「教え子を斬り殺したのでござる……。」朽木が“死にたがり”と呼ばれる所以に迫る新章突入! 浪人と少女の行く末は――?

感想・レビュー・書評

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  • 前巻からの続き、細目の兄一之新の話が一旦落ち着く。
    細目が勘違いして朽木先生のせいにしとんかと思ったけど、分かってたけど先生と自分とババのせいにしとったんやな。悲しいやな。許せんけど裁けんって分かるわ。
    物足りんなぁと思うたのは尼僧への復讐かな。
    もう少し掘り下げて欲しかった。

    その後はやっと!!!朽木先生の過去がわかります、、が
    これもとても胸が痛みます、、、
    朽木姓を名乗ることになった話もむちゃギューーーーンとなる。先生…。゚(゚´ω`゚)゚。

    あと一巻でどう落ち着くのか、、、全くわかりません

  • 細目とは少し和解できてよかった。
    話は冬吾の過去へ。この作者さんは健気な子供を描くのがうまいなぁ。途中までいい話だったのに、また重い内容に。つらい。
    私の勉強不足もあって、すぐに理解できない箇所がちょいちょいあった。

  • 足軽の次男坊だった冬吾。
    彼が藩校の師である朽木先生より氏と家をいただくこととなるエピソード、すごーくいい!

    そして、朽木が教え子を持ってのち起こる事件が・・・・。
    ふおお!!

    物語もそろそろクライマックスなんでしょうか?

  • ヒコさんは喪失者の絶望を見せ方が上手い(評論家気取りではない)漫画としての見せ方を心得ていると言うか。過剰な演出を施すわけではなく、在るがまま読み手の心の中にするっと入り込んでくる描き方をする作家さんである。

  • エピローグとプロローグ。
    そして「罪」の巻。
    読んだ感じとしては、不思議と箸休めという感じがする。

    あと雲雀ちゃんへ恋の気配がするからか、すらりと大人っぽくなりつつあるような。描き方が。

  • 難儀でござろう。

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著者プロフィール

10月1日生まれ。切ない片思い、ヒリヒリする痛みなど、丁寧な心理描写で、少女誌、女性誌、ボーイズラブ誌と幅広く活躍中の人気漫画家。
代表作に、『王子様と灰色の日々』『500年の営み』『王子と小鳥』『丸角屋の嫁とり』他多数。

「2017年 『死にたがりと雲雀(5)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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