- Amazon.co.jp ・マンガ (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063808971
作品紹介・あらすじ
舞台は中高一貫の女子高・2年3組。
華やかな高瀬理亜はクラスのリーダーだったが、冴えない取り巻き・小田嶋美優との衝突により、その地位は失墜した。
クラスが文化祭の準備で盛り上がる中、それぞれの思惑が交錯する……。
話題沸騰の学園群像劇、衝撃の完結巻!
舞台は中高一貫の女子高・2年3組。華やかな高瀬理亜はクラスのリーダーだったが、冴えない取り巻き・小田嶋美優との衝突により、その地位は失墜した。クラスが文化祭の準備で盛り上がる中、それぞれの思惑が交錯する……。話題沸騰の学園群像劇、衝撃の完結巻!
感想・レビュー・書評
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※全2巻の感想をまとめてこちらに。
とある女子校の、学級内カースト(=塔)を描いた作品。
私も中高一貫女子校の高校編入組出身なので、こりゃ女子校あるあるだわーと思って読みましたw
よく、女子校にスクールカーストは存在しない~という人もいるけれど、いえいえ決してそんなことはなく。笑
というのは、私が塔の最下層に属していたからなんだろうか?頂点にいる子は塔の存在を感じないものなのかも??
結局のところ、これが私!って言える“自分を持ってる子”が最強なんじゃないかなって思う。美醜や頭の良し悪しよりもさ。
理亜と小田嶋の、思い出に対する考え方の違いがとても印象的だった。私はこのどちらでもないなあと思って。
それはたぶん、私が二人のようには戦ってこなかったからだと思う。だけど過ぎ去ったからって、何年経とうがあの頃の悩みや痛みを笑い話になんて出来ないし…。
だったらわざわざ振り返って傷つきにいく必要はないな!ってことで、今はとくに思い出さないようにしてる。笑
あの時は教室で孤立することが何より恐ろしくて。でもどこかで、この関係はどうせ今だけのもの,今一人にならないためのものでしかない~って冷めた気持ちもあったと思う。
すごく限定的というか、閉鎖的というか…教室での人間関係や空気は、単純に良い/悪いで判断できるものではなかったんだなと改めて思う。
誰もが必ず通う場所,通る道でありながら、やっぱり学校は特殊な所だ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
女子高のスクールカーストの目まぐるしい変遷を生々しく描いたマンガの第2巻。最後は少しだけ救われる形で完結した。とはいえ、女子の世界はやっぱり怖い…。