LIMBO THE KING(2) (KCx)

著者 : 田中相

• 講談社 (2017年7月7日発売)

作品紹介・あらすじ

8年まえに根絶したはずの眠り病がひそかに復活していた――！
片足を失い退役の危機にあったアダムは、家族を養うため患者救出の危険な任務に就くことに。
バディを組むことになったのは、過去に眠り病を根絶させた『キング』の異名を持つ男・ルネ。
無口な天才肌のルネとともに再発解明に乗り出すアダムだったが、一つの疑念が浮かび上がり…!?

8年まえに根絶したはずの眠り病がひそかに復活していた――！　片足を失い退役の危機にあったアダムは、家族を養うため患者救出の危険な任務に就くことに。バディを組むことになったのは、過去に眠り病を根絶させた『キング』の異名を持つ男・ルネ。無口な天才肌のルネとともに再発解明に乗り出すアダムだったが、一つの疑念が浮かび上がり…!?

感想・レビュー・書評

[hazel8483さんの感想 · 2023年4月25日]

LIMBOって、天国と地獄の間にある
善人の霊魂がいる場所って意味なのね。
刑務所の意味もあるようですが。

はじめての実地訓練…であり
被験者の治療。
なるほど、トラウマが眠り病の病巣。
それ「だけ」を排除できたら
後遺症が少なくてすむ。
それができるのが数少ないダイバーたち。

そして、どうやら天才ルネさんは
今回の再感染拡大の原因を
特定したようです。

[inuinuyamaさんの感想 · 2018年10月19日]

2017-7-12

[banri08さんの感想 · 2017年12月26日]

どんどん面白くなってくる。新型“眠り病"は人が作ったもの… どの人も、どの機関も怪しく見えるわ。そんな中でのアダムとルネのやり取りが楽しい！ だんだんとバディらしくなる2人が良いですよ。ちょっと脳内で✖をつけて楽しんでしまうのは許して欲しいｗ 感謝、感謝のお借り本。

[ざじさんの感想 · 2017年10月16日]

バディものとして物凄く面白く感じる。アニメ『RD洗脳調査室』好きには堪らない設定。

[dearwolfさんの感想 · 2017年7月28日]

これから私たちは神の作ったルールにどんどん抵触していくだろうな。

[yukaさんの感想 · 2017年7月24日]

だんだんとルネの、アダムに対する感情表現がハッキリとしてきて、2人の物語がいよいよ始まったな…と感じさせられます。

トラウマを消すことが治療に繋がるという下りを受けて、何話か使ってトラウマの原因を探って患者と対話してトラウマを良い思い出に変える…みたいな展開なのかなと予想していたら、ルネの力を使って一瞬で解決して少し面食らった。
トラウマの核にアダムが意図して導いていた描写は無かったけれど、どの患者も今回のようにそれっぽいところに進めば核にたどり着けるのだろうか。
次の患者のケースが気になる！

黒幕の存在、新たな見方の登場…などなど役者は揃った！という雰囲気で終わったので次巻が楽しみ。

[chokusunaさんの感想 · 2017年7月16日]

二人で組んでの眠り病患者へのダイブ、そこで得られた仮説、一線を引いた研究者への協力依頼、伏せられていた眠り病の原因、次の発生患者の予測、そして…と。最後のページ、どう切り抜けるのか、切り抜けられるのか。しかし、禁忌に触れた、という指摘には重いものが。

[rushingwolf88さんの感想 · 2017年7月8日]

鉄板SFバディもの。面白い。

著者プロフィール

たなかあい／三重県生まれ。 漫画家。 『千年万年りんごの子』で第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞。 そのほかの作品に、 短編集『地上はポケットの中の庭』、 長編『LIMBO THE KING』『その娘、 武蔵』（すべて講談社）などがある。

「2021年 『怪奇漢方桃印　なかなかやばいの　違反解除湯』 で使われていた紹介文から引用しています。」