アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 (12) (講談社ラノベ文庫)

  • 講談社 (2015年2月27日発売)
3.63
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本棚登録 : 111
感想 : 7
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  • 本 ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063814439

作品紹介・あらすじ

謎の『穴』で日本とつながってしまったファンタジー世界の『神聖エルダント帝国』。そこに日本が創設したオタク文化メインの交易会社〈アミュテック〉の総支配人・加納慎一が、今回はエルダント救国の英雄に!? 事の起こりは、同盟国・ツェルベリクの大使・ルーベルト王子の着任。この王子、着任と同時に爆弾発言。王宮は一気に大騒ぎに。エルダントの命運は慎一と〈アミュテック〉の面々にゆだねられた!?


謎の『穴』で日本とつながってしまったファンタジー世界の『神聖エルダント帝国』。そこに日本が創設した文化交流のため、それも主にオタク文化メインの交易会社〈アミュテック〉の総支配人・加納慎一が、今回はエルダント救国の英雄として望まれる、って何事!? 事の起こりは、同盟国・ツェルベリクの新任大使・ルーベルト王子の着任。この王子、超イケメンで、しかも着任と同時に爆弾発言。で、王宮は一気に大騒ぎに。それだけではなく、ルーベルト王子は学生時代にガリウス卿とかなり親しい、一種特別な仲だったらしく、美埜里の煩悩炸裂! で事態の混乱度にますます拍車が掛かる。エルダントの命運は慎一と〈アミュテック〉の面々にゆだねられたって、マジで大丈夫なのか!?

感想・レビュー・書評

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  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    今回の主人公は「ガリウス」となる。
    いつもの切れ味を失っている「ガリウス」が特に印象に残っている。また、「ガリウス」と「ルーベルト王子」の関係を妄想した美埜里さんが逆方向に印象に残る。美埜里さんも慎一と変わらず、オタクだったということだ。
    今回は慎一の周辺で発生した出来事ではなく、神聖エルダント帝国で発生した出来事を中心としているのが印象に残っている。
    様々な事件が発生したが最終的には慎一、ミュセル、ペトラルカの関係を少しだけだが進めることが出来たようだ。

  • 今回も腐女子回。(^^;
    政略結婚ネタにしては、ちょっと内容が薄い感じがしました。
    腐女子視点を抜いたら、そうとう薄い本になるんじゃないかな?
    ちょっと人間関係が進んだので、次作以降の内容の充実を期待します。

  • ロリ皇帝のペトラルカに求婚する同盟国の大使。
    政治的陰謀の臭いがするぞ!
    あとその国にも異世界人の存在が知られていた。
    まぁ隠してた訳じゃないけど。

    シンイチ君の自信のなさは筋金入りですね。
    彼の心に刻まれた傷はどれだけ深いのか。
    まぁわからないでもないけど。
    よっぽどですね。
    そろそろ気付けよ。
    お前は異世界でハーレムを作りつつあると。

  • まあ、次へのステップといったところか。
    ようやく自覚。

    でもトラウマスイッチがあるとあんなもんだよねぇ。と妙に納得。

  • まさかのガリウスメイン。イケメン王子がやってくるが実は王子はガリウスの“元カレ”で…と腐界の住人・美埜里さんが大歓喜の展開。今巻では半分以上の紙幅で使い物になりません。BLってすごいですね(小並感)ある意味彼女の可愛らしいところは存分に発揮されてた…可愛らしいで済ませていいのか?(笑)本編の方では慎一周りの恋愛模様に少し動きがあった感じ。鈍感なのは仕方ないとして、慎一自身もほんの僅かに自覚しだし、ミュセル・ペトラルカとも意を決し、ガリウスは吹っ切れた感じで…ってあれ?行きつくとこは結局BLか?(笑)

  • この手のネタはどうも。。。

  • ミュセルに萌え萌えするのもそろそろ。新しい展開が欲しい。

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著者プロフィール

第9回ファンタジア長編小説大賞準入選作「ドラゴンズ・ウィル」でデビュー。主なシリーズに「スクラップド・プリンセス」「ストレイト・ジャケット」「棺姫のチャイカ」の他、「アウトブレイク・カンパニー」(講談社ラノベ文庫)などがある。

「2019年 『妖精狙撃 エルフ・ウィズ・サイレントアサシン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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